T-Mobile G1 アンロック

TJがG1を仕入れてきた。最初は iPhoneに比較すると面白味に欠けるなと思い大して興味を持たなかった。ところが前回日本での iPhone顛末(3)でOmniaを読書専用デバイスにしようと考えていたのは報告した。その後即購入に走った。残念ながら香港には正規版としては中文版しかないのだ!英語版のROMも探しまくったが近辺に無い!シンガポールへ買いに飛ぶかとも考えた。

そこへ降ってわいたのがG1だったのだ。確かにOmniaはディスプレイの縦方向の長さから読書には最適だ(これは山根博士のOmniaで検証済み)。しかし所詮はWindows Mobileデバイスだ。何台も所有しており新鮮みに欠ける。あくまで私個人にとっては購入しても読書にしか使い道が無い。

iPhoneはメインデバイスとしては外せない。ただ毎日 iPhoneで何をやってるか考えてみた。まずは電話の送受信、SMS、メールのチェック(mobileMeとGMail)、Google ReaderでWEBの巡回。これでほぼ8割だ。と言うことはほぼ全面的にGoogleに首までどっぷりと言うことだ。

G1はともかくGoogleの提供するサービスのビューアーと言っても過言じゃないほどGoogleを使うには便利だ。

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上記Home画面のGMailのアイコンをタッチすればGMailが、ReaderのアイコンをタッチすればReaderが即表示されるので iPhoneより速いのだ。その後もトラックボールで片手操作が可能なのも良い。スライドキーボードはそもそも入力をほとんどしないのでどうでも良いがあればあったで便利だろう。

このG1だが、Androidデバイスの1号機という事でT-Mobileからの発売となっておりSIMロックがかかっている。その状態で他のキャリアのSIMを使うとなると iPhoneの登場で一躍有名となったTurboSIMの使用が必要となる。

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上記のように左上のチップの部分だけSIMカードをカットして貼り合わせて使用する。これでT-MobileのSIMにロックされている状態でも他のキャリアのSIMカードの使用が可能となる。ところが一部キャリのSIM(テストした中ではPCCW)が不可であったり、転送した際に問題がでたりで完全ではない。

そこにWEB上の記事が目に付いて早速ここにオーダーを出した。その際に下記のIMEIナンバーを送る事になる。ちょこっと不安はあったが最悪SIMカードを捨てれば良いのでままよとマウスボタンをポチした。価格はUS$23.99だった。

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すると翌日メールが来てアンロックコードを送ってきた。そこでTurboSIMを外し通常のSIMの状態でG1に挿入した。すると当然SIMロックがあるのでアンロックコードを入力せいとのメッセージが出る。そこに送られて来たアンロックコードを入力してやればそれだけでOKなのだ。それで終わり、以後は手持ちのSIMを全部挿してもそのまま使用可能となった。完全にアンロックされたのだ。

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こんな簡単なサービスが存在したのだ。G1だけではなくかなり各種のデバイスも取り扱っているようだ。日本でも将来はこのスタイルになると考えられるが、通常SIMロックされているデバイスはこのようにアンロックコードを入力してやる事により解除できるようになっている。これで次回日本に行った際にドコモなりのSIMも挿してみよう。かなり注目度は高いのではないか。

来年にはASUSからもAndroidデバイスが登場するようだし、今後目白押しに出てくる可能性もあるので日本語FEPの登場も期待出来るのではないか。ともかく第一号機としては今後を十分期待させる出来映えのG1だ。特にYouTubeもTuneされてるのか再生のクオリティーの高さは特筆すべきだ。

興味のある方は買い物隊でも扱っているようだ。

コメント

  1. 金の亡者 より:

    おお、G1もアンロックできるのですね。

    記事内のアンロックコード発行サービスは多分本物のT-Mobileのアンロックコードのアリゴリズムを解析してるのかな?
    ちなみに、私が聞いたところではIMEIはSIMカードには関係なく携帯電話自体の識別コードだったと思うのですが。
    一台一台違うIMEIコードが割り振られているので、有事にはキャリアはその「個体」をネットワークに入れる事自体を拒否できるようになってるみたいですね。
    まぁ、普通そんな事はないと思いますけど。笑
    ですから、最悪、G1自体を捨てる事になりますが…(^_^;)

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