ついにマック

報告者:YKK

ずいぶんとご無沙汰してしまったが、その間隊員がせっせと買いあさっていた物はと言うと、あまり買ってはないが

E61 / Everun / TyTNII / iPhone / ThinkPad X61s 15周年モデル

この程度だろうか。 X61sに付いては後日報告するとして先週10年ぶりにアメリカへ行って来た。昨年高校の40周年Reunionがあったが丁度仕事がかち合って行けなかったしで思い切って行ってきた次第。CathayのSan Franciso直行便で往復したのだがマイルを使いBusinessClassにアップグレードしての行程。香港で搭乗時に搭乗券が読み取りマシンに吸い込まれ一瞬の間をおいて戻って出てきてしまった。その瞬間おもわず「やったぁ」と叫びそうになった。そうなのだこれでFirstClassへのアップグレードと分かった瞬間だった。FirstClassは数時間のフライトなら何度も乗っているし、サラリーマン時代にも何度かFirstClassでアメリカを往復しているが今のような完全フラットのベッドになるようになってからは乗った事が無い。12時間半にも及ぶフライトでこの差は大きい。おかげで夕食後すぐ横になり布団をかぶり大きな枕で寝返り自由の別世界でぐっすり。何時も悩まされる時差ぼけもなかったほどだ。しかしこれを一度経験してしまうとLongFlightは今後どうしたら良いのだろう。

SanFranciscoの空港にはBMW M6で出迎えてくれた同級生の友人の車でSanFrancisco市街を抜けBayBridgeを渡り1年間通ったUCBerkeleyのCampusの近くにあるApple Storeへ直行!そこで実はアメリカへ行く前から決めていた MacBook Airを購入した。それも香港ではまだ無いSSDモデル!そこのApple Storeでも前日2台入荷しただけという幸運にも恵まれた。早速TJに電話したらiPhone の 16GBモデルを2台買って来てくれとの事。その時は既にAppleStoreを離れていたので翌日どうせならCupertinoの本家へ行こうとその日は友人宅に泊まった。10年前にも一度泊まったが眼下にBay Bridge、Golden Gate Bridge、San Rafael Bridgeを全て見渡せる丘の上の豪邸は素晴らしい。Google Mapの真ん中の家でその大きさの片鱗が分かるでしょうか?

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Living Room から眺める夕方の風景、ちょっと見えづらいが正面の遠くに Golden Gate Bridge左遠方にSan Franciscoの市街が見える。

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翌日朝からCupertinoへ向かった。Apple本社のコンプレックスの中にあるCompany Storeが目的地。早速 iPhone 16GB を2台にノベルティーグッヅを何個か購入した。レジで最初に聞かれたのが「Are you an Apple employee?」だった。「Unfortunately no」 と答えたがたぶん社員ならなにがしらのディスカウントがあるのだろう。その2台はTJとバスターの所有となった。

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さて香港へのリターンフライトはBusinessClassでも空席が目立つ程度だったので当然アップグレードはしてくれずそのままBusinessClassでの13時間だった。勿論今のBusinessClassでもカプセル型のシートの背は160度くらいは倒れるし足も完全に伸ばせるがFirstClassには及ぶべくもない。そのおかげかいつもの逆で香港に戻ってから時差ぼけが数日続いた。

さて持ち帰ったSSD付きのMacBook Airだが、まずはTJのMacBook Airとのツーショット、左が隊員のSSDモデルで右がTJのHDDモデル。勿論外観での区別は出来ない。

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一番の興味の対象はHDDモデルとの相違だ。早速裏蓋を開けて見た。

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左がTJのHDD、右が隊員のSSD、当然大きさは同じなので見た目はあまり変わらない。

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左がTJの80GB HDD、右が隊員の64GB SSD、ご覧のようにSamsung製のSSDが付いていた。みたところ単純に同じIFのSSDを持ってくれば換装が可能のようだ。さてと使用感だが隊員の日頃使用しているThinkPad X60及びX31はともに以前にも報告した通りSSDに換装してある。重複するがSSDに換装する意味は、

1.アクセスが早くなる

2.軽くなる

3.消費電流が減りバッテリーの持続時間が増す

4.静か

5.あまり発熱しない

6.稼働部が無いので衝撃に強い

このくらいかと思うが、まずアクセススピードは以前にも報告したが体感的にはほとんど感じない。重量はSSDによってはケースが頑丈な物もありかえって重くなるケースがある。消費電流は確かに減るのでバッテリーは多少長持ちする。音に関してはもともとあまり回転音など聞こえないのでそれほど静かにならない。発熱は確かに減る、それにともない内部のファンの稼働が減るので相乗効果で静かになる。それじゃどうして容量の小さいSSDにあえてするのかと言うと、ずばり最後の衝撃に強いという一言につきる。

隊員はよくノートPCの蓋をパタンと閉じて即小脇にかかえて歩き出す人を見る。実はその度に鳥肌が立つのだ。私のような年寄りは地震でHDDが壊れたなどと今の人には信じられないような経験をしているもの。いくら現代のHDDがモーションセンサー、重力センサーまで付いているし安全だと分かっていてもやはり毎分数千もの高速で回転し続けている物に信用がおけないのだ。隊員に取ってSSDはノートPCでの必需品でありこれなしでは日頃安心して持ち歩けない。同じような感じ方をされている人であれば是非SSDモデルの購入をおすすめする。US$1,400のコスト増も納得である。

実は1年以上前から隊員はMac Miniを使っている。Parallel Desktopを使ってWindowsも動作させコンパイラーも使ったみたがどうも速度的に満足できず単純作業しか使用していなかったが、MacBook Air では同じ環境でまったくもっさり感が無い。驚く事にThinkPad X61s15周年モデルに4GBのメモリーを搭載しVista上でVirtualPCでWindowsXPを動作させるより軽快に動く。それで既にParallel Desktop上で全ての開発環境も移行して本日からMacBook Airだけを持って歩く事にする。このBlogもTJに教えてもらったectoを使っているほどである。

これで実は人柱隊3人全て動機は違っても結果的にTJの影響を受けMacユーザーとなった次第である。

コメント

  1. YKK師匠、昨日のお昼ごはんを終えて、プラダ携帯のスイッチの確認後、アップルショップに行きました。「AirのSSDはまだ入荷していない」という事を確認に行きました。しかし、現実は、「SSDモデルが一台在庫しているぜぃ!」で、私も行ってしまいました。これで、人柱隊は三人ともAirとなりました。

    バスター

  2. YKK より:

    おっ、やはりAirですか。しょうがないよね。このかっこの良さ!

  3. 僕のAIR平らな所において、LCDを開けたら、足ゴムの一つに隙間が出来てしまうのです。
    TJのも若干あったのですが、YKK師匠のAIR如何でしょうか?

    バスター

  4. YKK より:

    ありませーん、完全フラットです。

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