報告者:YKK
先週から日本に行っていた。今回は例の地震と台風、2大災害が一度に来た感じだった。
何時も日本に行く度に一番不思議に感じるのが日本の携帯電話だ。ともかく各交通機関での「携帯電話は周りのお客様のご迷惑になりますので、ご遠慮下さい」としつこいまでのアナウンス。香港には20年だが、日本は東京オリンピックの年に出たっきりの隊員は全ての感覚が日本人と違ってしまっているのか分からないが、香港の地下鉄でもバスでも乗ってみると分かるが携帯電話はまわりの人の迷惑なんぞおかまいなしの、かけ放題、話し放題。そもそもまわりの人が迷惑と思っていない。
日本のビジネスマンも日本と違い何処でも何時でも使えるという携帯電話本来のあるべき姿を香港では活用している。特に中国行きのフェリー等に乗ると時にはフェリー内で携帯電話での会話はほとんど日本語だったりする。そういう人達が日本に帰ると不便に感じないのだろうか?
その喧騒というか騒々しいというかの香港の地下鉄から日本の電車に乗ってみると、まずその静けさに驚かされる。あの静けさの中では携帯電話で話すのも気が引けるとある程度納得がゆく。それにしても座ってる人のほとんどは居眠りしているか携帯電話を開いてメールを読むか打つかしている。この光景も非常に異常。
しかし時には子供がむずがしがったり、おばさん同士のおしゃべり、酔っ払いの独り言など等その静けさが破られる場合がある。そのうるささと携帯電話でのおしゃべりと何処が違うのか?隊員には「携帯電話うんぬん」のアナウンスは電車の中でしゃべるなと聞こえる。
でも中にはこそこそ、ひそひそと携帯で話している人がいる。ほとんどの場合いかにも気まずい感じで話している。それをにらみつけているまわりの人達。隊員には「俺だって携帯かけたいのに何であいつだけが、、、」と言ってるように見える。
以前、電車の中でおばさん同士がかなりハイな感じで話しこんでいた。そこへ車掌が回ってきたので、隊員は別にそのおばさん同士の会話は迷惑でも何でもなかったが、日頃の疑問を車掌にぶつけてみた。
隊員「すみません、何時も車内では携帯電話はまわりの人の迷惑になるから使うなとのアナウンスがあるが、携帯でしゃべるのとあそこのおばさんたちの会話とどう違うの?」
たぶんそう聞かれたらこう答えろ的なFAQが用意してあったのだろう
車掌「携帯電話での会話は相手の声が聞こえないので気になるのですよ」
これで納得する人がこの世にいるのだろうかと思いつつ、、、、
隊員「へー、そうですか、それじゃ会社でまわりの人がみーんな電話で話してるのは全く気にならず電車の中じゃ気になるんだ」
さすがにこの問いに対するFAQはなかったのか
車掌「、、、、、、」
それに追い討ちをかけるかのように
隊員「隣に座ってる友人同士携帯で話してたらそれは迷惑にならないんだ」
たぶんこの人おかしいんじゃない、今日は厄日かと
車掌「、、、、、、」
この手の話題には事欠かないが、もう一つ。
隊員の日本の実家は湘南にある。ある日東京駅から東海道線で藤沢までグリーン車に乗った。発車してまもなく隊員の席のすぐ後ろで台湾人が携帯電話で話しだした(台湾語でしゃべりだしたからすぐ分かった)。すると隊員のすぐ前の席の隊員とたぶん同年輩のおじさんが数秒おきに後ろを振り向いて何やら言いたそうな、、、、明らかに日本語じゃ無いので言わないのか不明だが数秒おきに振り向く。間に隊員が座ってるわけで、
隊員「すみません、あんた何なの?後ろの携帯が気になるの?あんたの方がよっぽど迷惑なんだけど」
おじさん「、、、、、」
その後一度も振り向かなくなった。後ろの台湾人も引き続き携帯で話し込んでいる。そこへ車掌がグリーン券の検閲にやってきた。どうするかと興味津々でいたら、やはり日本人じゃないと分かったのかグリーン券だけ見て黙って行ってしまった。
実は先週の地震が起こった際隊員は運悪く電車に乗っていてその電車が止まってしまった。結局30分くらいドアも開かず閉じ込められてしまった。次の駅の直前だったので手動でドアを開けて線路を駅員に先導されて次の駅まで歩かされた。
その30分間で何が起こったでしょう?ほとんどの人が一斉に携帯を取り出してどこかに電話をかけ始めたではないか!
ここで教訓、
1.日本ではまわりの人がやってない事を自分だけしてはいけない
2.日本では日本語以外をしゃべる人はなるべく避けて通る
3.日本ではみーんなでやれば普段迷惑な事もそうではなくなる
4.日本では相手の声が聞こえない会話は人迷惑
5.日本では交通機関は睡眠の場で極力じゃましてはいけない
こんな事を感じる隊員の方がおかしいのでしょうか?
最近でこそさすがに無くなったが、極め付きを最後に、、、、
成田空港へのリムジンバスの中のアナウンス。
「携帯電話はまわりの人の迷惑になるので使用をご遠慮下さい」
「なお、このバスには公衆電話が備え付けてあります、ご利用の際には小銭をご用意下さい」
このアナウンスを聞いておもわず噴出してしまい、まわりの人のひんしゅくをかってしまった。
ともかく世にも不思議な国、日本である。
羅湖のボーダーを毎週2回確実に通過しますが、イミグレに並んでいるときに電話している日本人がいますね。誰も日本語分からないと思っているのか、結構大きな声で喋っています。
尚、弊社は香港企業ですが、meetingでCEOが喋っていようとも、気にせず携帯で喋っている香港人が多いです。しかもそれを誰も注意しようとしないので、きっと全く気にしないのでしょうか???
途夢郷 さん、
何時も人柱隊ご愛読ありがとうございます。
そうそう羅湖のボーダーでイミグレ待ってる間いますいます大きな声で納期ががどうのと話してる日本人が。そういう人が日本に帰って携帯電話使えなくなっってしまうのにおかしいと感じるのでしょうか?
うーん、やはり会社によるのでは、一般的にはCEOとかが話してる最中は遠慮するとか?まあ話しを聞いてる人数とか場所とかにもよりますよね。
他人の行動が気になってしゃあない
!亜洲モバイル人柱隊で不思議な日本の携帯電話という記事を読みました。電車内でなぜ携帯電話を使うと迷惑がられるのかを考察されてますが、まったく同感です。日本に住んでる人は他人がしている事が大変気になるようで、携帯電話の相手がどのように話をしているのかをは…
拝見は3ヶ月ぐらい前から伺ってます。モバイル情報などを読ませて頂いております。
電車の公衆電話ですが、アレはもう乗務員の手に負えないというのが正直なところです。
私も業界でこの問題には業を煮やしましたが、仕事としてかまってると本来の業務が出来ないんですよ。
電話の注意をするために乗務してる訳じゃないですから。どうしてもと言うなら専属のスタッフが欲しいです。
なお、ケータイは本当に迷惑です。
・本来の電磁波の危惧
・突如とした鳴動音
・電話を突き出し周囲の邪魔にしか動かない立ち居振る舞い
(座席で足を組むのも含まれる)
・相手も居ないのにため口や呼び止め声
とまぁ・・・・・
しまいにはケータイ使用者=道徳不心得見本者
と見られて仕方ない状況です。
私は人前でケータイを使うことを憚ってます。
いつも楽しく拝読させていただいています。
私も不思議なんですが、今の異常な携帯電話狩りが当たり前の社会になってしまった理由を、自分なりに考えてまとめたことがあります。
あくまで東京での話しです。
言いだしっぺはJRでした。「車内で携帯電話を使用するとペースメーカーが誤作動する可能性があるのでご使用は遠慮してください。」8年から10年前のことだったと思います。
それからまもなく、私鉄各社も一斉に心臓ペースメーカーが誤作動するからという理由で車内では遠慮するように言い出しました。
確かに当時の心臓ペースメーカーの中には30センチ以内に携帯を近づけて発信、受信をしたときに誤作動を起こすものもあったようです。テレビ番組で実験していました。
しかし、実際に車内で誤作動を起こしたという例を私は知りません。本当にペースメーカーをつけた人のことを心配してJRは率先して言い出したのでしょうか?
当時は携帯の他にPHSが全盛でした。しかし、電車などで移動中は使用できないというのが大きな欠点として広まっていました。今でも残っている旧DDIは移動中もなんとか使用可能だったようですが、アステル、ドコモはダメでした。
当時アステルの大株主は、、、なんと、、JRだったのです。
つまり、きっかけはJRの経営陣が携帯に嫉妬して始めた陰謀だったと深く疑っています。。
今ではペースメーカー云々という話しはどこかへ消えて、周囲のお客に迷惑というのが主流ですね。私なんか車内で一番喧しく思うのはその車内放送なんですが。
どこでも使えるのが携帯の良さなのに日本ではどこで使えばいいのやら?地下鉄走行中も携帯が使える香港が羨ましいです。
病院内での携帯電話はどうでしょう。今年都内の某公立病院に入院しました。
各病棟に携帯電話ルームがあり、そこで入院患者、見舞いの方などが自由に使用できるようになっていました。
しかし、実際はかなり臨機応変に運用されているようでした。
手術後、ICUにて一泊したのですが、ここでは当然携帯電話は使用できませんし、そもそも患者本人が使える状態ではありません。
翌日は個室に移動。看護師が特別と言いながら携帯電話の使用を許可してくれました。
大部屋ではどうでしょう。通話はダメですが、データ通信ならば医師、看護師とも黙認でした。
かなり重症でベッドに寝たきりの人は何度か通話していました。もちろん小さな声で。想像ですが、こういう患者には看護師も特別にいいよと言っているのではないかと。寝たきりの人が大部屋で携帯を使用しても私はいいと思います。
海外の事情はどうでしょうか。
私の知っているのはバンコクのバムルンラート病院ですが、ここは待合室や廊下はもちろん、病室も携帯電話が自由に使えます。
香港の病院はどうですか?
御調はん さん、
コメントありがとうございます。
文面から推測するにご職業は車掌さん?毎日この場面に直面されてるのですね、ご苦労さまです。
そうですか携帯電話は迷惑ですか!まあ別に携帯電話に限らず要は程度の問題かと思います。車内で大声で携帯電話で長々と話すような人は日本で良く言われる携帯マナーうんぬんでは無く最初から社会の常識が欠如しているのでしょう。
ただ私が感じるのは何でもかんでも一部の悪い例を意識した百羽一絡げ的な規制です。思想も言論も自由な民主国家、法治国家なのですから、車内での居眠りも携帯電話での会話も社会の秩序の範囲内では自由のはずです。
日本におられると感じないかもしれませんが、海外から見ると日本は世界で唯一成功した社会主義国家です。レー○○も毛○○も目指した所は現在の日本ではないかと思います。全員の価値観の統一、富の共有、など等まさにそれですね。彼らが失敗したのは富の共有ではなく貧困の共有、価値観の統一が恐怖政治へとなってしまったからでは。
でもまあこれも日本の文化なのでしょう。私も日本に行ったら不思議とおもいつつ携帯マナーなる物を厳守するようにいたします。
イライラの毎日でしょうが、お仕事がんばってください。
高円寺さん、
コメントありがとうございます。
そうですね、日本では携帯に電話しても「ただいま電話にでられません、、、、」が多くなかなか繋がりませんね。これでは昔のポケベルにメール機能を追加して会話できない端末だけにすればよい。
ペースメーカーですが、私も不思議だなーと思っております。不幸にしてペースメーカーを装着されてる方があの殺人的な満員電車の中でお亡くなりになったらそれは絶対に携帯電話のせいじゃないですね。
病院ですが、去年叔母が入居していた老人ホームで携帯電話を使ったらヘルパーの人に目くじらたてておこられました「ここにも医療機器があるのですよ!」。あまりの剣幕におもわず「すみません、、、」
海外の病院ですが、幸いに香港でしかお世話になった事がありません。待合室とかでは全く普通にみーんな使ってます。誰も文句を言う人もいないし文句を言うという考えがそもそも無い。携帯電話は生活の一部で誰でも何時でも何処でも使うのは当然でしょう。
ただ電波ですからPCのそばに置くとスピーカーからそれと分かる音が出るように医療機器によっては影響が出るわけです。香港の病院はその様な場所に行くと携帯は使えないように電波を遮断してます。本来ならこのように悪影響が出る、使ってはいけない場所等では電波を遮断するなどして使えなくすべきです。
女性専用車両をもうけるなら、携帯通話迷惑車両をつくり迷惑な人はその車両に乗る。さもなければ全車両で電波を遮断すべきでしょう。
それをそういう事をせずにユーザーにそれがマナーだと不思議な価値観を押し付けて規制する。変な例かもしれませんが、これって自分の国の国防を人任せにして必要なコストをかけずに経済発展してきたのと同じことでは?
やはり非常に不思議な国です、日本!
はじめて書き込みします。英国はロンドン在住のMatsと申します。私は英国の病院にて勤務しておりますが、病院内は一応携帯電話使用禁止という規則になっており、その注意書きが病棟の壁に貼ってあります。しかし、現実的には、患者も、見舞いに来た人たちも病棟内では結構お構いなしに通話しまくってます。さらには、医者達も平気で携帯電話で通話しています。(多くは病院内の医者同士の仕事に関わる内容なので、別に友達と勤務中におしゃべりしているのではありません。)一番きちっと病棟内の規則を守るのは看護士・看護婦の人たちです。
英国は香港とほぼ同じ状況です。バスや電車でも通話し放題。さすがに「お前、そこまでうるさいと周りの迷惑だろうが!」といいたくなる場面も多々あります。しかし、それが当たり前の社会なので、こっちもまけずに電車内で思い切り喋り捲ってやります。現在地下鉄内は圏外なので通話どころかメールも出来ませんが、将来的に地下鉄圏内化計画が実現されるかもしれません。
私は一年に数回しか日本に行きませんが、そのたびに、電車内で通話が出来ない日本の窮屈さには閉口しています。駅のプラットフォームでは通話して良くて、電車内ではいけないなんて、意味不明です。さらには、ペースメーカーを心配するならそもそも携帯の電源を切らなければ意味がありません。メールしていいんだったら、通話だってしていいはずです。
そこで、提案です。こういうのはどうでしょう。電車の車両は10両近くあるわけですから、そのうちの2両ほどを「携帯電話通話許可車両」、さらにもう2両は「携帯電話使用一切禁止車両(メールもだめ)」、残りをを今までどおりの「メールはOK車両」にするのです。その車両に乗っている客全員が通話していいわけですから、「周りの迷惑」には絶対になりません。お互いさまです。「赤信号皆で渡れば恐くない」のメンタリティーです。現在のように「シルバーシートの近くでは携帯の電源を切れ」、などと中途半端なことをやっても全く無意味じゃないですか。
すこしは鉄道会社の中に、そういう柔軟は発想をもった人たちがいてもよさそうなものなのに・・・
Matsさん、
英国からのコメントありがとうございます。
やはり日本はおかしいですよね!日本にいると皆さん洗脳されちゃうのか不思議に感じないのでしょう。
同級生が某王手私鉄の経営者なので一度大議論をした事があるのですが、携帯使用OK車両、携帯使用禁止車両というのを実施した私鉄があったようですよ。今は何故かなくなってしまったようです。
話が飛躍してしまうのですが、他のコメントにも書きましたが、日本人ほど洗脳されやすい民族は無いのかと。携帯電話しかり、夏冷房を28度に設定しましょう、など。日本以外でこんな事しても誰も言う事聞きませんよね。特に香港、夏冬関係なくクーラーは常に最強!寒ければコートをはおる!人間という生き物は一度手に入れた文明は手放せないのです。原子力しかり、上手に平和利用の目的で共存しなくてはなりません。
それを「はい、そうですか」と右へ習え式にほとんどの人がその通りになっちゃうのは多分世界広しといえど日本人だけではないかと思います。非常にマインドコントロールしやすい国民なのですね。
国民性をあらわすジョークが
http://yellow.ribbon.to/~joke/tobikome.html
ここにございます。
ある船に火災が発生した。船長は、乗客をスムーズに海へ飛び込ませるために、
イギリス人には 「紳士はこういうときに飛び込むものです」
ドイツ人には 「規則では海に飛び込むことになっています」
イタリア人には 「さっき美女が飛び込みました」
アメリカ人には 「海に飛び込んだらヒーローになれますよ」
ロシア人には 「ウオッカのビンが流されてしまいました、今追えば間に合います」
フランス人には 「海に飛び込まないで下さい」
北朝鮮人には「将軍様が飛び込めと仰っています」
ポリネシア人…は、黙ってても飛び込む。「ヒャッホーーッ!」
日本人には 「みんなもう飛び込みましたよ」
所で、やっぱり、大阪の方には
「阪神が優勝しましたよ」というのが一番なんでしょうな。ホナ
バスター
4ゲーム差!
最近の強さには大阪の方にもジョークにはなりまへんな。
いつも楽しく拝読させていただいてます。
英国在住&日本と行ったり来たりの生活11年目の自分の
経験からですが、携帯マナーに関しては明らかに中国人の
方は異常です!
英国及び周辺EU諸国においても、レストランで、ラウンジで、
路上で、電車で、病院で、美容室で、たまに図書館でも、
まるで親の敵と対峙するかのごとく携帯に向かってがなりたて
ている様子(in北京語&広東語)をしばしば目にします。
そしてその時向けられるのが、例の「迷惑なんだからやめてくれない
かな」と言う非難の視線です(外国人の方ははっきり注意する方も
珍しくありません)が、それでもめげない、或いは逆切れするのが
中国からこられた方ですよね。
これは各国の事情により異なる受け取り方なんでしょうが、
中国の方の携帯マナーの悪さ(携帯に限ってませんが。。。)は
周囲の反感を買うに十分であると思わざる得ないところです。
日本の携帯マナーに対しての厳しさはEU諸国の上流階級
並(必要以上に他人の目を気にする?)レベルだと感じてます。
確かに息苦しくはありますが、まるで傍若無人にがなりたてる
よりは節度あるものだなあと感じてます。
YKKさん。コタキナバルのJ郎です。いま家族サービスでバンコクに来ています。電脳ビルのパンティープ・プラザにも昨日ちょっと寄ってきました。バンコクの電脳街も侮りがたし。家族をほっぽって一日でも遊んでいたい場所です。SIMを入手して今はTreoからGPRSでつないでいます。
公共の場での携帯電話使用への社会的制約が強いこと。確かに日本独特のことかと思います。でもJ郎は、そのことをYKKさんほどネガティブには捉えません。
ちょっと古い本ですが浅羽通明著「モバイル人間とは何か」(別冊宝島ex、たぶん)に、なぜ日本人は電車内の携帯電話を不快に感じるのかについて、明快な答えがありました。要するに、公共の空間において、携帯電話をかけることで私的な空間を作り出すのが許せないのです。ここに俺たちがいるのに、いないことにして電話ごしの相手と対話空間をつくっていやがる、というのが許せない。つまり、携帯電話をかけている人のそういった意識のあり方が気に入らないのです。物理的に音がうるさいかどうかは二の次。
外国にだって公共の空間はある、と思われるでしょうが、日本の公共空間は特別です。そこには「世間」がありますから。一般に「世間に顔向けができない」といったり、阿部謹也という学者が「日本に『社会』はない。『世間』がある。」といっりした意味での「世間」です。
そして、「世間」て煩わしいものです。でも、キリスト教やイスラム教のように絶対的な価値(神)を持たずとも、日本人がこれだけモラリスティックでいられたのは、やはり日本にゃ「世間」があったからでしょう。
電車内で携帯電話する台湾人を見た人達は、電車に乗っている台湾人という「世間」の境界付近にいる人に対してどう反応すべきか判断しかねて、振り向きオジサンになってしまった。腹をたてずに彼らの微笑ましい反応を楽しむのがいいかも。
良かれ悪しかれそれが日本の社会です。それが居心地悪ければ、YKKさんやJ郎のように日本の「世間」からはちょっと距離をおいて暮らすというのも一つの選択でしょう。
倭僑とガジェットのかずです。
ご無沙汰しております。
一番最初から最後までの意見を読ませていただいて感じたのは、やっぱり日本は鎖国だなというものです。
確かに現在、携帯電話を無意味な使い方をする輩(?)も多いのも事実ですが、現在の情報化社会ではリアルタイムインフォメーションエクスチェンジ(常時情報交換)ということは大変に重要なことだと思います。そしてこのリアルタイムインフォメーションエクスチェンジいが実現できるのも携帯電話があるからこそではないでしょうか。
携帯電話のキャリアの縛りから始まって一個人の携帯電話使用自由度を奪うということを考えると、じゃあ、日本では携帯電話を全て廃止にして公衆電話を使えばいいんじゃないのと言いたくなってしまいます。
J朗さん、
毎度どうも、、
なるほど「世間」ですか。
「世間」の意味、、、
1.人々が互いにかかわりあって生活している場
2.社会での、交際や活動の範囲
3.変化してやまない迷いの世界
英語では society でしょうか。
何となく分かるような気もしてきました。次回行ったらもう少しそういう観点からわが民族を観察して見ましょう。ちなみに私にとっての「世間」とは3です。
かずさん、
コメントありがとうございます。
携帯電話の普及で公衆電話の数が激減したのも事実なのでやはりその便利さは認識されてるのでしょう。
J朗さんのコメントにありました「世間」がこの件に対する答えかもしれません。公共の空間(ほとんどの場合乗り物の中)で「世間」を作り出し同じ価値観を共有しそれを乱すやからに拒否反応を示す。
やはり私は日本では生活出来ませんな。
英一郎さん、
コメントありがとうございます。
確かにおっしゃるとおり目立ちますね。別に彼らを弁護する訳じゃないですが、人それぞれ価値観が違い、ましてや国も違えば文化も違う。そういう人たちが一緒にたむろするのが公共の場ですから。
映画館とかレストランとか一種のクラブとか公共の場であって公共の場ではない場所では今後は携帯が繋がらなくするとかの措置がどうしても不可欠になってくると思います。
この世に携帯電話が生まれたという事実。それをほとんど外を歩いている人全てが持っているという事実(中には我々のように数個も持っている)。使用する側も昔と同じ意識ではもういけないのではとも思います。
以前香港から廣州へ向かうバスの中でのはなしです。ヨーロッパ(たぶん)のご婦人方が数名めちゃめちゃ盛り上がって大声で大笑いしながら話をしていました。みなあちこちはなれて座っているので声も大きくなります。あまりうるさいのでわざと中国の友人に北京語で大声で電話を始めました。彼女らは一斉に振り向いて人差し指を唇に当てて「しー」と言うしぐさをしました。英語と中国語で叫びました「私一人の電話の声より彼女ら数人の声とどっちがでかい?あれは許されて俺は許されない?」と叫んだのです。拍手をもらいました・・
Asukalさん、
毎度です。
ですからね、日本の車掌さん用(たぶん)FAQにあるように、相手の声が聞こえないおしゃべりは不快なのです。
うん?スピーカーフォンにする手もあったか!
私も耳栓を次回から持って行く事にしましょう。
外国人だろうとなんだろうと私はうるさいのが嫌いなんで,携帯電話だろうとおばさんだろうとうるさかったら注意します。もちろん,状況にもよりますし,あきらかに緊急性があるとかって場合は当然別の場合です。もちろん,注意する場合は刺されてもしょうがないって覚悟でやっています。国によってマナーなんて違って当たり前なんで,逆に日本でだったら日本のマナーに従ってほしいなと思います。
YKKさん>スピーカーフォンフォンボリューム上げて車掌さんに聞いてみてください!ぜひ!
山田さん>何が正しいか正しくないか・・国によって尺度が違うのですね。
独り言>私はどこでも自分を尺度にします。人の尺度には納得しない限り従えません。なのでたぶん今でも貧乏・・
山田さん、
勿論何事も限度、程度っていうのがあります。
日本だって友人同士、家族同士での旅行なんておじゃべりが大きな楽しみの一つでしょう。それをうるさく感じる人もおられるだろうし、そうじゃない人も当然いる。それが自由ってもんでは。
Asukalさん>スピーカーフォン、試してみたくなった。
面白く読ませてもらっています。
で、車内の携帯電話ですが、よっぽどの(それこそラッシュ時の山手線とか)混雑でもない限り、通話もメールも問題ないと思います。日本の携帯の規制は理由が二転三転してますんで、疑ってかかった方が良いです。否定される度に、新しい理由作って、収拾つかなくなっているのが現状ですから。
ちなみにペースメーカーの件は、防電磁対策済みの製品が国外では常識です。何の対策もされていない国内製品の方こそ異常だと思います。(たまたま、基地局の側を歩いただけで、誤動作では怖すぎですよね)
そもそも、携帯に限らず、車内でPDA出すだけで、見つめられることもあって、何か異物があるのが気になるんでしょう。HP200LX以前から、車内でPDA使ってますから慣れましたけど、あの視線はやめて欲しいですね。
NAT33 さん、
コメントありがとうございます。
そうですか、車内の視線が、、、
私は日本で外出する時は携帯電話が2個(1個は日本用、もう1個は香港からのローミング用)更にPDAは3個(メールチェック用にZaurus、録画TV番組鑑賞用にGenio、読書用にClie)バッグに入れております。電車の中では全て取り出す機会が多いですが、たぶん私の場合は年に何回かしか乗らないからかもしれませんが、人の視線を感じた事がありません。もしかしたら既に人の視線等全く無視というか感じない香港人になってるのかもしれません。
確かにハード的に対応すべきところユーザーに「マナー」というおかしな形で規制するというのは携帯に限らず日本で良くあるケースですね。
それよりあれだけうるさく「車内での携帯電話のご使用は、、、」のメッセージが流れると、別に何とも感じてない人まで「そういうものか」と思ってしまうという事では。一種のマインドコントロールです。
【外国人も日本では日本のマナーに従ってほしい】と山田さんが書いておられますが、これは難しい問題ですね。
わかりやすいように逆の立場を考えてみましょう。我々日本人が海外旅行する場合、いったいどれほどの人が海外のマナーを事前に勉強していくでしょうか?食事に対するマナー、公共の場所でのマナー、高級レストランや、高級ブランドショップで買い物をするときの服装や言葉遣いといったマナー。もっといえば海外には戒律を持った宗教があり、我々他宗教の人たちがそれを犯しても問題になってしまうことがよくあります。にもかかわらず多くの日本人はそこまでの勉強をして外国旅行はしないでしょう。それは無数に存在するモノだからキリがないのです。(もちろん大きなモノ・有名なモノは勉強するでしょうが。)
ただそれでも大きな問題なく日本人が海外旅行できるのは、そこに「異なる立場の人がお互いに対して寛容になる」という世界共通の普遍的マナーが存在している/するべき/だからだと思います。
私は携帯電話でうるさく話しているのを許容しろといっているわけではありません。皆さんが言っているように程度問題なのです。何でもかんでも絶対ダメではなく、ある程度は許容する。話している側も他人の目を意識する。そういう風になるべきですよね。
我々日本人は外国人慣れしていないこともあり、価値観や常識はみんな共通だと思いがちです。しかし外国に住む日本人たちは常識の違いに日々驚き、それにならされていくということの連続です。そこで住むにはそれを許容するしかないからです。日本に住む日本人も多様な価値観や常識の違いの存在を認識すべきときなのかもしれませんね。
もしかすると山田さんが注意した、大声で話していた外国人は、国のお母さんが危篤だという連絡で気が動転していたのかもしれませんよ。
日本の文化といえば「赤信号、みんなで渡れば怖くない」ですね。日本には、あまり車が来ない狭い道に信号機が着いていたりします。そういう信号機は、私は車の有無を確認して、自己判断で、赤信号でも渡る事にしてます。すると、こっち側からも向こう側からも急に人が渡り始めます。
これはつまり、「日本人のマナーうんぬん」と言っても、みんな守りたくて守っている訳じゃないんだという事です。みんな臆病だから自分からルールを破る事ができないだけなんです。
では、何でお上や世間のルールに従順に従うのか?それは、ルールが出来た意味を自分で考えず、政府や世間の作った理由を丸呑みしているからでしょう。
お上のルールは別として、携帯電話やエスカレーターなどの世間のルールは誰が作るか?それは、先にコメント書かれた「山田」さんのように、忍耐の限度の許容値が特に低く、しかも大きな声で発言される方です。
忍耐の許容レベルが最低にセットされた日本。ある意味、怖い国です。
みなさん討論というより、アラ探し大会みたいな議論ですね。
不謹慎ですが「ああ言えば上裕」を思い出してました。
「郷に入れば郷に従え」でいいような気がしますが、それを言うと携帯擁護派はヒートアップしちゃいますね。
こんな所でグチグチ言わなければいいのに...。
TJサンの意見に>
日本人はみなと同じならそれが間違っていても「安心」と言ったところが非常に強いと思います。不思議なくらいそれが強いです。
日本人と中国人、欧米人の法や規制に対する考え方大きな違いを私の勝手な解釈で言いますと
日本人;法(みんなに)に従っていれば保護される。
中国人;法は個人の自由や行動を束縛するもの
欧米人;いいかっこするための物。
最近その中国人の考えがうらやましくなってきました。
色々なコメントご意見ありがとうございました。
やはり日本の「携帯マナー」なるものはどう考えてもおかしいと言うことでしょう。
ここで車内アナウンスの訂正を、、、
「携帯電話の使用はまわりの人の迷惑になりますのでご遠慮下さい」を
「携帯電話の使用はまわりの人の迷惑にならないようにお願いします」
とすれば何の問題も無いのですが。いかがでしょうか?
それとどういう訳か日本の交通機関は「寝る人」が正義のように取られていると思えてしかたがない。寝たいから、居眠りしたいから、黙って考えたいから迷惑だ的発想?
確かにあの通勤地獄、皆さんお疲れでしょうが、それが基準となるのもどうかと?
マナーなんて国によっても時代によっても異なります。絶対的なものなんてまずありません。今,日本国内においてさえも列車内で喫煙はできなくなっています。ですが,つい10数年前はほとんどで可能でした。国によっては可能な国もありますが,ダメな国も増えています。でも絶対的なものではありません。
他者への迷惑なんて人によるし文化によっても異なります。ただ,日本では人前ではうるさくしないという文化を是とする人も多いのだと思います。なにごとも程度問題ですが,うるさかったらうるさいと言えばいいだけだと思います。まあ,言い方ってのも大事だと思いますが。
私は携帯電話は一般的にうるさいしやめてほしいですね。海外でまで注意する気はないですが,日本ではやっと確立したマナーを守っていきたいと思っています。携帯電話を禁止する理由は簡単です。それによってトラブルになるからです。携帯電話がはやりだした初期の頃はそういったトラブルが日常的にありました。禁止するか認めるかで禁止の選択をしただけだと思います。
大体,どうしても移動中も電話に出ないと困ることなんてほとんどないと思います。どうしても必要だったら降りてかければいい,人に迷惑をかけずに,と私は思います。
それでは完全にどこでも携帯電話で電話をかけられるべきなんでしょうか。そういった国だってありますよね。映画館の中でも劇場でもどこでも電話をかけるのが自由な国もあります。ですが,ほとんどの人にとって映画館や劇場での携帯電話は迷惑なだけですよね。禁止している国の方が合理的な気がします。
同じように移動中に閉じこめられた車内にいる男女にとっては,携帯電話やうるさい人たちってのは迷惑以外のなにものでもありません。私は,携帯電話で通話できない不便さよりも,そういった騒音を聞かなくてすむことをメリットに思います。そして,そういった人が日本においては多いんだと思います。そのことに合理的な理由はあると思います。もちろん,不満に感じられる方もいらっしゃるだろうし,普遍的かと問われれば,しょせんは文化なんで普遍的だとまでは思いません。でも,十分合理的で多くの人が幸せになれる解決方法だと思います。勝手気ままに携帯電話をかける人だらけの電車内よりも,はるかに幸せな空間だと私は思います。
山田さん、貴方の携帯嫌いは、http://www.mobilenews.ne.jp/を読むと充分に分かりますが、どういった理由で迷惑なんでしょうか?
申し訳ないのですが、理由が二転三転するものは疑わずにはいられません。そもそも、サイトを読ませていただく限り、マナーとは別の部分でも携帯を嫌っておられる様子ですし、その意味で、山田さんの意見にはやや不公平なものを感じてしまいますね。
本当にマナーだけの問題で語られていますか?
うーん、色々と議論が噴出してますが、、、
山田さんの「大体,どうしても移動中も電話に出ないと困ることなんてほとんどないと思います。」というご意見にはちょっと、、、そういう必要が無いならどうして外を歩いている人で携帯電話を持ってない人を探すほうが難しいほど携帯電話が普及したのでしょう?何処にいても電話が受けられ、必要ならかけられたら便利やなとの発想から世に携帯電話なる物が出現し、なるほど便利やと皆さん思ったから恐らく億という単位、日本だって数千万という単位で売れたのでしょ。
映画館の中で携帯電話の呼び出し音が鳴ったり会話をしてる人がいたらこれは万国共通で迷惑行為です。何故なら映画館という場所が人種文化を超越し共通な認識として静粛さを要求されるからです。電車の車内が静粛さを要求される場とはどうしても思えません。そもそも電車自体が騒音を撒き散らして走行してるじゃないですか。
皆さんがおっしゃてるように何事も常識限度節度というのがあります。その範囲を逸脱しない限りもしくは法律で規制されない限り人の思考、行動は自由なはずです。携帯電話を一方的に迷惑だと思うのは自由ですが、決め付けてそれをマナーだと呼ぶのはおかしいと思ってます。
でもやはり日本では車内で眠りをむさぼる、誰にもじゃまされたくない崇高な孤独の世界に身をおきたいと思っておられる人が多いという事も事実だと私は実感しておりますし、私個人としては携帯電話でそういう方々の迷惑になるような行為はするつもりはさらさらありません。
NAT33さん
私は結構,携帯電話好きでもあります。まあ,最近は本質的には初期の頃と違いがないんであきてきていますけれどね。もっとも,歩きながらとか立って使う場合には,携帯電話以外だとかなりきびしいと思います。用途にあわせて向いた物は違うとは思いますが。単純にマナーの問題です。携帯電話の問題というよりは,携帯電話を使う人の問題だと主増す。
ykkさん
日本では携帯電話がはやった理由には音声通話が可能なことももちろん大きいですが,メールやWebブラウズも大きいように思います。それから映画館での携帯電話の禁止ですが,まだ法的に禁止されている国の方が少なかったと思います。まあ,去年くらいに読んだ記事なんで今はもっと違っているかもしれませんが。それほど文化は多様でもあります。誰もが静粛を求めるといったところで,本当に必要があるんだったら2時間も電話なしで過ごせるはずがないはずなのにそういった場では携帯電話は使っちゃいけないわけですね。
どういった行為が迷惑かは人によるし,逆にいえばどれだけの人が我慢できるかってことだと思います。普遍的なものじゃないのかもしれません。電車内だって私は静かな方が好みです。背景音としての雑音(これは慣れることができる場合がほとんど)と人の話し声では,うるさく感じる要素ってのはかなり違うと思います。人は人の声を聞くことが可能なように発達してきたようですからね。音の大きさ異常に人の話し声ってのは気になるものです。
まあ,幸い日本の場合は鉄道やバスでの利用はできないので,ありがたいことだと思います。そのマナーが今後も続くことを願っています。
終わりの無いエンドレスの様相になってきてますが、
山田さん>
映画館に行く人はこの先2時間なり外部と連絡が取れなくても支障無いという前提で行く人がほとんだと思います。さもなければ意図的に外部との連絡を絶つ(営業マンのさぼり)。何時外部から連絡が入るか分からない人は映画館に行かないでしょう。そういう人と電車バスに乗ってる人とは状況が違います。
電車の背景音には慣れて気にならないとの事ですが、それはそれで自由です。ただ線路わきに住んでる人にとってその騒音は慣れっこになってるかもしれないが出来たら聞きたくない、しかし公共の交通機関だからとがまんしてるのでは。
人の話し声は気になる、それも多分車内でだけ?ごもっともそれは自由です。でも気にならない人だって大勢いると思います。それを気になる人を基準にそれがマナー呼ばわりがおかしいと思ってます。
それに「日本の場合は鉄道やバスでの利用はできない」のではなく利用しにくい状況になっているというのが正解でしょう。出来ないというのは法律で利用してはいけないとなって始めて言える事です。
山田さんの「大体,どうしても移動中も電話に出ないと困ることなんてほとんどないと思います。」というご意見にはちょっとどころか大いなる意義ありですが、われわれ商売をしていますと電話をしなければならないときはほとんど緊急時です。後でもよいことはメールな落ちついいたときにかけます。しかし電話をしなければならないときというのはその場で処理をしないと大きな損失やお客さんに迷惑がかかる時なのです。我々にとって「ほとんどその場で大大至急電話しなければならない」のです。山田さんのご職業は知りませんがご自身の職業しか考えずの発言ではありませんか?もしその行為が法律で禁止されていて罰金などとなっていても、商売をしていれば罰金を払ってでも電話しますよ。
ykkさんのコメント、
>ここで車内アナウンスの訂正を、、、
>「携帯電話の使用はまわりの人の迷惑になりますので>ご遠慮下さい」を
>「携帯電話の使用はまわりの人の迷惑にならないよう>にお願いします」
>とすれば何の問題も無いのですが。いかがでしょうか?
大賛成です。ホントにこのように変更できたら、日本も大きく変わる。
J郎です。バンコクから戻りました。
ちょっと話は変わりますが、コタキナバルの映画館での携帯電話の話。もちろん、マレーシアの映画館でも携帯の通話は禁止で、映画がはじまる前に「ケータイの電源を切りましょう」という注意をする映像が出ます。でも、まず映画上映中にケータイの画面を光らせてメールをやりとりしている観客がかなりいるし、電話の呼び出し音も頻繁に聞こえる。実際ケータイで話している観客もいる。さすがに隣の席の男が携帯で話し出したときには、「きみ映画館の中で電話をかけなるな」と注意しました。ケータイに限らず、大泣きする幼児を連れて映画を見ている夫婦、映画の始めから終わりまで唇を吸い合っている若い男女とか、コタキナバルの映画館はけっこう無法地帯です。はじめは「おまえらマジメに映画見なさいよっ」と腹も立ちました。
しかし、何度もコタキナバルの映画館に何度も通ううちに、私自身がその状況に適応してしまったのでしょう。先日日本に帰ったときに奥さんと一緒に映画館に行き、いつもしているように映画を見ながらぺちゃくちゃおしゃべりしていた。しばらくしたら前に座っていたおばちゃんが、すごい勢いでこちらに振り向き、指を口にあてて「シーッッ」とだけ言って、またすごい勢いで席に戻りました。ずーっと我慢していて、勇気を出して注意した、という感じ。日本の映画館マナーのスタンダードを忘れていた自分が、ちょっと恥ずかしかったです。ごめんなさい、おばちゃん。
それで何が言いたいのかというと、外国から戻ると、やはり日本のマナーの基準は厳しいと感じます。それはなぜかというと、日本人は文化的に均質である(と自らが信じている)ためか、なんか相手の事情のけっこう細かいところまで推測してしまう。誰かが、多くの情報・コンテキストが成員に共有されている「high context」な社会とか言っていたかと思います。「あなたホントはそんなことする必要ないでしょう。」とまで推測(それが幻想だとしても)しあえる社会。その情報共有をもとに、厳しいマナーが成り立っている、というところでしょうか。そして、しつこいようですが、そういう日本社会の性質はこんごも変わらないであろうし、私はそれが悪いことだとも言い切れません。
ykkさんも反論されておりますが、高い金払って映画見に来ている場所で、雰囲気ぶち壊しの「携帯電話」と、交通機関の中での携帯電話を一緒にする山田さんの常識に疑問を感じます。
asukalさんが言われるように、仕事で携帯持ってる人は、客先の電話に出ない事は死活問題です。それなら電車降りろと言いますが、電車に乗っている理由も、次の客先に向かう為ですから、死活問題ともいえます。中高生が遊びで携帯持っているのと一緒にされたのではたまりません.
横から失礼します。
ひとつお聞きしたいんですが、以前日本に一時帰国したとき、バスに乗っていて、途中で事故か何かで渋滞したことがあって、電話で連絡したかったんですが、「電車は禁止と聞いたことがあるがバスはどうなんだ?」と言うのが分からず、結局「こんなことでもし刺されたりしたらつまらないな」と思って使うのを我慢しました(ちなみにメールはできません)。
電車なら「途中で降りて」と言うのも分からなくも無いですが、バスもお金払ってその都度降りることになっているんでしょうか?
日本の携帯事情に詳しい方、教えてください。
離島民さん、
日本では別に電車、バス内での携帯電話の使用が法律で禁止されてるのではありません。しつこいまでの「まわりの迷惑うんうん、、、」のアナウンスに皆使っちゃいけないのかなーと思ってるのです。
この大議論のきっかけとなったBlogにも書きましたが前回の関東地方の地震の際、止まってしまった電車内でほとんどの人が携帯電話で外部と連絡を取りましたよ。
そもそも携帯電話ってそういうものですよね。私が言いたいのは一部の確かに迷惑行為を基準に、そしてともかく何でもうるさいのはいやだと言う人の為にそれが「迷惑行為だ」、「それがマナーだ」なんて言ってるのがおかしいという事です。
携帯電話の出現で全ての世界が変わってしまったのです。皆さんの日常の生活、ビジネスだって携帯電話無しではなりたたなくなってしまってるはずです。昔は外部にいて連絡が取れなくて済んだものが今はそれが電車の中にいたとしても許されなくなってきている。それだけ物事が処理されるスピードが上がってきてるはずです。好むと好まざるに関係無くにです。日本にいる日本人もその恩恵をたぶんに受けてきてもいますよね。
J朗さん>私も日本に行けば周りの人に合わせます。やはり日本って不思議な国だ、おかしい変な人たちだとは思うが悪いとは思いません。
おはようございます。
昨日、羽田空港の管制塔が停電のために1時間ほど空港が閉鎖されました。
そのニュース映像をさきほど見ていたら、沖止めされたJAS機にタラップが横付されて、乗客が大勢機外に出てきて携帯を使用していました。
えっと、扉が閉まるまでは携帯やPCの使用ができると思っていたのですが、日本の航空会社では許されないみたいですね。
ちなみに私は日本の航空会社を利用する機会がまったくありませんので、機内に乗り込んだら携帯は使用禁止だと知りませんでした。
高円寺さん、
おはようございます。
日本では「飛行機内迷惑なんとか条例」というのが確かあったと思います。機内での迷惑行為(携帯も含めてだと思います)に対しては刑事罰が処せられるようです。
ちゃかす訳じゃないですが、以前日本のどこかでハイジャックがあった時に当然ドアは閉まってたのですが乗客が携帯で刻々変化する状況を外部に知らせてたという事があったと記憶してます。
以前一度私も電源を切り忘れ離陸の際その携帯が鳴り出してしまい、最初は「おれじゃないよ」と、、、ところが全然鳴り止まない。しかたないので「ごめんなさい」と即電源を切った事がありました。
ある時は確か台北だったかと思いますが、Taxing直前まである日本人のビジネスマンが携帯で会話を続け(何かの納期の問題で緊迫した内容だった)乗務員から何度も注意されていた事もありました。
中国の国内線はあまり乗らないので今は分かりませんが、以前乗った時は離陸直後も着陸直前も携帯で話してる人を何人も見かけました。
私の友人が航空機関連の仕事をしてるのですが、彼曰く携帯電話の飛行計器類への影響はほとんど皆無なのだそうです。本当かなとも思いますが。確かにその程度で影響が出るなら大問題になってると思うので案外影響が無いのかもしれませんね。ただやはり地上を走ってる乗り物と違うのである程度のルールを設けなくてはならないのでしょう。
でもそれは日本の電車内での「周りの人、、、、」マナーとは違うと思います。
いつも使うキャセイ航空の飛行機では、乗客が搭乗中と、到着して機体が完全に静止した後は、機内の座席からでも携帯電話を使えますよ。
合理的に割り切ってますね。
>でもそれは日本の電車内での「周りの人、、、、」マナーとは違うと思います。
ですね。マナーというより、航空機であるが故、安全性を優先しているだけなのだと思います。おそらく、設計段階で禁止することが決まっているのでしょうし、マナーとは別物ですね。
事実、機体の種別によっては、機内で無線LANのサービスを提供している航空会社すらあるほどで(たしかルフトハンザのFlyNet)、十分な対策をとって設計した機体であれば、危険性は無いです。元々、携帯以上の出力である電波灯台なんかを頼りに飛ぶ航空機が、その程度のノイズで誤動作するとも思えませんしね。
そういえば、国内での携帯規制って着メロが煩いと言い始めたのが発端だった気がする。いつのまにか、ペースメーカーうんぬんに変わって、それが否定されたら、腰砕けになってしまって、今に続くわけですが………
NAT33さん、
日本の航空会社の飛行機ってもう何年も乗ってないのでわかりませんが、日本以外の航空会社のメッセージはほとんど「飛行機の計器に悪影響をあたえる可能性があるので携帯電話の電源をお切りください」だったと思います。「周りの人の迷惑になるから、、、」ではありませんね。ところでJAL、ANA、JASなんてに乗るとあのあ「周りの人の迷惑、、、」が流れるんですか?
私は移動にはほとんど電車ですので、航空機にはもう何年も乗ってないんですが、国内線でも、「飛行機の計器に悪影響をあたえる可能性があるので携帯電話の電源をお切りください」といった趣旨の案内だったと思います。理由がちゃんと根拠のあるものなので、マナーの問題ではないのでしょう。(ただ、単純に離陸時には御遠慮下さいと流れるだけで終わってしまった場合も経験あるので、今でもそういうアナウンスしているかどうかは疑問ですけどね)
日本で、電車車内での、「周りの人の迷惑、、、」が流れるようになったのは、ここ2年程度の、本当に最近のアナウンスだと思います。最初は、ペースメーカーうんぬんだったものが、それほど影響が無いことが判明して、腰砕けになってしまい、今は「周りの人の迷惑、、、」と流しているだけの代物にすぎません。ペースメーカー以前には、一部の乗車客には着メロがうるさかった様子ですが、バイブレーションを使うマナーモード以降、もはや嫌がる根拠すら無くなっていると思います。
航空機内での携帯使用に関して、米系の航空会社では明確になっているようです。
UAでは、離陸時には「扉が閉まったので携帯の使用はダメ」と機内放送されるときがあります。
さらにNWでは乗客が搭乗したあとに部品の交換とかで遅れが出たとき、機長が「まだ扉が開いているので携帯電話を使用できます」とわざわざ放送してくれました。そこで有難く機内から携帯を使ったときがあります。
しかし、通常は搭乗する前に電源を切ってしまいますから、機内で携帯を使ったのはそれ一度だけです。
フィリピンエアーは機内では一切使えませんでした。日本は後進国なみという事ですね。
読ませていただきました。それぞれお国柄等によっていろいろ感じ方が違うので、なるほど香港は違うのだろうなという印象を持ちました。ただしイコール日本は特殊という意見になるのはきわめて疑問です。香港では、電車内で使っても誰も気にしないのでしょうね。一方で日本では明らかに迷惑に感じる人が多いでしょうね。周りの人に迷惑をかけないというが公共の場では大前提になると思います。郷に入れば郷に従え、日本と香港どちらが正しいというわけではないと思います。少なくとも自分は国内で混雑した電車の中、我がもの顔で携帯で通話をしている人がいるとかなり不愉快に感じます。もちろん外国旅行中はこの限りではありません、ところ変われば何とやらですからね。。