真昼の決闘inシンセン(予告編)

投稿日:

報告者:TJ
最近よく中国移動通信のセールスレディーとお話しする。やはり中国で活躍する日本人ビジネスマンが増えるにしたがって、データ通信をどうするか?といった質問や悩みを頂くので、その質問を直接ぶつけてみたのだ。
バスターのやっている工場は人が多いので中国移動通信への支払い総額はすごいのである。そこで私はそこの社員の顔をして中国移動通信レディーに質問をぶつけるのである。虎の威をかるなんとやら・・である。そんなこんなでセールスレディーは必死で相手をしてくれるのだ。そのセールスレディーからもらったパンフレットに2.75世代!EDGEという文字を見つけた。むむ!これは見過ごせないということで早速申し込んでみた。

サービス内容は、GPRSより高速データ通信(パケット通信)が可能。月額150元で500MBまで含んでいる。ただし18か月分前払いが必要である。ということで150 X 18 = 2700元 となる。ここからがすごいのであるが、月額料金をたくさん払っているダイアモンド・メンバーはソニーエリクソン社製EDGE対応PCMCIAカードをたった1元でもらえるのである。これが一般会員だと800元ほど支払わなければならない。さすがは中国。経済においては資本主義精神が充分にいきわたっている。

EDGE PCMCIA.JPG

裏面
EDGE back.JPG

スタッフにお願いすると即日ゲットしてきてくれた。持つべきものは優秀なスタッフである。
インストールマニュアルは英語と中国語の併記であり非常に簡単であった。何も考えずにOKを押し続ける。インストール後に自分用のパスワードなどを入れてプロファイルを作成すると接続可能。所要時間5分である。

さて接続画面である。
EDGE manager.jpg

Connectボタンを押すと接続する。ネゴシエーションは数秒である。
EDGE connect.jpg

接続すると214.4kbpsと表示される。
EDGE connection.jpg

ウェブは少し遅いブロードバンドといったところであろうか。隣で見ていた日本人は「うちの自宅より速い!」と泣き崩れた。
まだまだユーザが少ないのであろうか、いたって快適である。周りにはWiFiの電波が飛んでいるのだが、構わずEDGEでつなげて遊んでいた。午後ずっと使って約15MBほど使っただけである。割り当てられた500MB消費の道のりは長い。オフィスでもこれで使おうかな??と思うほどであった。

SMSも日本語で送受信が可能である。
EDGE sms.jpg

調子に乗ってAsukal同志にメッセージを送った。「中国内では、やっぱEDGEですよ。Asukalさんもダイアモンド・メンバーですよね。ソッコーで申し込みましょう!」
ところが男Asukal同志は逆切れしながら「果たし状」を送ってきたのである。Asukal同志は中国ではCDMA!という信念の持ち主だったのだ。EDGEに浮気なんて出来ないのである。で近々!CDMA vs. EDGE in! シンセンを挙行することになったのである。
中国で高速データ通信を検討している皆さん!次回「真昼の決闘inシンセン(本編)」を待て!!

コメント

  1. 途夢郷 より:

    EDGE、良さそうですね。私も東莞の2工場を行き来する時間が多いのですが、その移動時間にもネットにアクセスするためにPowerBookG4でGPRS経由でアクセスできても、その速度の遅さから、POPメールチェックくらいにしか使えず、弊社のWEBメールはその都度画面が切り替わり、やはり遅くて実用には耐えません。。。ソニエリのカード、Macでも使えれば、、、と思いましたが、このPowerBookG4、PCMCIAのスロットが無かった。。。(汗)

  2. TJ より:

    実はネタばらしになりますが、今私のお気に入りhw6515にこのEDGE対応SIMを挿入し、Bluetooth経由でマックからつなぐという方法があります。次にはこの方法をレビューしようと思っています。当然、hw6515でなくてもEDGE対応のBluetooth携帯があれば出来るわけです。
    ただし大きな問題は、EDGE対応SIMは音声通話できない(データ専用)という問題です。中国移動通信に問い合わせ中です。これが出来ると使用方法にもバリエーションが出来るのですが。

ただいまコメントは受け付けていません。