報告者：バスター

走行中に時々左チャンネルの音が聞こえなくなるのは、てっきり、スピーカーへの配線と思い込んでいた。配線をきちんとチェックして抵抗を持っているような所が無いか調べた。
オリジナルスピーカーが取り付けられたのはこの車が生産された93年以前であるから、12年が経っている。しかし、テスターの抵抗はゼロを示している。音を流すと左右のスピーカーからちゃんと聞こえるのだ。

問題はアンプにあったのだ。プレーヤーを交換しても、アンプは交換していなかった。このアンプの寿命が尽きたと考え、アンプを外し、直接スピーカーへ出力すると、音が途切れない。アンプをつなげると、レベルが上下する。

アンプを交換するしかない。しかし、オリジナルのアンプなんか注文して、香港に到着するまでにどのくらい時間がかかるか分らない。第一、そんなアンプがまだ製造されているのかも分らないのだ。ここは、アンプを新しい物に交換するしかないのだ。

アルパインにAUXを認識させる事が出来るアダプターを日本からハンドキャリーしてもらい、ダッシュボード下に装着した。前述のアルパイン製のアンプも購入し、これはリアトランクに装着、配線した。

これで、リアの12連装CDマガジン、ラジオチューナー、フロントローディングのCD（MP3）、そして、AUXと4つの音源を車内スピーカーから出力する事が可能になった。

写真は、treo650のMP3プレーヤー接続再生している所。

ご機嫌である。勿論、SONYVAIOTypeUもそのまま使っているので、このケーブルをさすだけで、車内ビデオ鑑賞マシンとしても使える。ちなみに近頃の日本のテレビの音は本当に素晴らしい音で録音出来るのだ。これをしょぼいスピーカーで聞いてはならないのだ。

配線はすべて、ダッシュボードを外し、外から見えないようにした。アームレストには、VAIOのパワーアダプター、GPSの電源、今回、加えたMP3用の電源5Vが取れるようにした。仕上げにこだわった。しかし、バスターがMP3を聞ける状態にしている間に、YKKから格安で東芝ジェニオを手に入れたTJは、「読み上げクン」で走行中にも本を読んでいるのだ。うらやましぃー。誰か、中古のジェニオを売ってくれ！

バスター