ThinkPad T61pとVistaとGR-HD1の関係 救世主nero出現!

報告者:アクセスバスター

T60pはある意味最後のThinkPadだったのではないだろうか?誇らしげにIBM ThinkPadの文字がリッドに刻まれている。ところでlenovoのT61pにはIBMの文字が無くなっている。すでにThinkPadはLenovoのものになってしまったのだ。なんか、寂しいのだが、IBMでは無いThinkPadも進化を続けている。という事で、T61p を購入してしまった。 

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ビスタを使ってみなければならないというよな状況ではないのだが、使わない限り、それがどれくらいの物なのかわからないのだ。なんといっても、1920X1200という解像度が魅力的だ。 15.4”というのは結構迫力ある。

「そんな高性能なPCをいったい何に使うんですか?」「メールだったら、X30でも十分なんじゃないでしょうか?」 という奴らには、オッパッピーではないのだが、「そんなの関係ない。」と例の流行言葉でやり返すに限るのだ。 バスターはこれを持ち歩いて、「筋肉トレーニングにもなる」と自慢しているが、軽量PCが出たらすぐ買うのは目に見えている。今は、T61pを持ち歩いている。年をとるとこのずっしりと重いのを持ち運ぶのは結構厳しい。

解像度が大きいノートPCこそが私が求めるものなのだ。わずかながら、「ビデオ編集のために購入した」というきちんとした理由もあるのだ。バスターの愛するビデオカメラは、JVC GR-HD1だ。そうだあのビクターが世に問うた、1280×720という規格で録画できるビデオカメラだ。 バスターは、先陣を切って2003年4月に購入した。今は、その720pという規格そのものがまったく語られなく無くなってしまっているのだ。

 

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バスターの愛する編集ソフトは、Ulead Media Studio Pro 8.0である。しかし、CaptureはUlead DVD Movie Writer 5で行う事にしている。なぜか、Ulead Media Studio Pro 8.0のCaptureソフトを用いるよりも、Movie Writer 5の方がすっきりとCaptureできるからだ。今年になって、Ulead DVD Movie Writer 6が発表された。当然、新し物の好きなバスターは、アセアセしながら、DL。いきなりアップグレード!だけど、途端にJVC GR-HD1の画像がCapture出来なくなった。

ここら辺の事情詳しい方がいらっしゃったらぜひ解説して頂きたい。GR-HD1のドライバーの問題と考えて、しばらくは、Movie Writer 5で作業していたのだが、なんか悔しいのだ、せっかくMovie Writer 6買ったのに使えないからだ。以前はそれでも、HDで、編集ができた所で、所詮DVDに書くのだから、Movie Writer 5でも良かったのだ。しかし、今年になって、BlueLayが発売されているから、せっかくのHD映像をやっぱりHDで見れていないのは、世界のYazawaも「モッタイナイ」と言っているのだ。

だから、Movie Writer 6を使える環境になれば、昔、撮影したハイビジョンが家庭でも見れるという事になる。T61pを買ってしまえば、きっと、Movie Writer 6が動くに決まっている。と思いこみの激しいバスターは、クリックしたのだ。

購入したばかりのT61pにGR-HD1を接続して、ちゃんと認識して、ドライバーをインストールしている時、「うんうん、ビスタもかわいいじゃないか」と思っていた。ドライバーインストールして認識しても、Movie Writer 6は立ち上るには立ち上がる、GR-HD1を接続して、Captureボタンを押した途端に、MovieWriter6はお亡くなりになるのだ。

こういう状況になってからでないと、説明書を読まないというのは良くない。わかってはいるんだが、人柱度の高い買い物を良くするのはこの性格によるものなのだ。

説明書を読むと、ソニーのハイビジョンカメラを重点的にサポートしているように感じる。ビクターGR-HD1は過去の遺産であり、もうサポートしないのかも知れない。だったら、ソニーのハイビジョンカメラを購入して、以前720pで撮影したテープを、再生すれば良いのだ。

行き着けのショップで、HDR-HC3のNTSC仕様に以前、撮影したテープを入れる。ちゃんと再生してくれたのだ。なんだそういう事か。HDR-HC3を用いてCaputureすれば良いのだ。 という事で、HDR-HC3というカメラを購入した。

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ところがである、以前の720pで撮影したものはCaptureできなかった。HDR-HC3では、画像の再生は出来るのだが、iEEEへの出力は出来ないという事が判明したのだ。もちろん言うまでも無く、「購入」して「説明書」を読んでからだ。あとの祭りだったのだ。

「なんなんだ、このビスタちゅうのは」と理不尽にもすべての罪をビスタのせいにしてしまって心を静めるのであった。編集作業はT60pにて行い、T61pはほったらかし状態であったのだ。よく考えないで買い物すると、銭失いになると言う事を身をもって経験したのだ。

それから数日が過ぎた。まったく脈絡の無い展開なのだが、ネロがバージョンアップした。いや、今となっては、救世主ネロ様と言わねばならない。この救世主ネロ様のバージョンは8.1.4.1で、ビスタに対応している。今まで、あまりに単純に買い物をし、その度に裏切られていたバスターは、お試し版ダウンロードを利用した。半信半疑でインストールして、ネロを立ち上げる。JVC GR-HD1を接続し、Captureボタンを押す。GR-HD1をきちんと認識しストレス無く、1280X720のCaptureが出来た。これはやっぱり嬉しかった。Capture後は不本意ながら、UleadのVideoStudio11を使って編集した。Media Studio ProがまだVistaに対応していないからだ。

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反対に、今までとても好きだった、「Ulead」にはがっかりさせられた。少なくとも、VCD、DVDという時代を私はUleadブランドを使ってそれなりにハッピーな編集作業を体験してきた。Uleadの言うままにアップデート、新製品を必ず買ってきた。今までは、それなりに満足させてくれたUlead。過去に於いては先手先手と小気味良い新製品をタイミング良くリリースされていた。今回はごてごてである。フラッグシップの編集ソフトである、Media Studio Proにしても、Vistaに対応していない。過去においては、HDプラグインをかなり早い時期に出して、HD編集をサクサク出来るようにした、あの「Ulead」とは思えない。

ご無沙汰のバスターでした!