Huawei E220 HSDPA USB Modemは夫婦の危機を救う?

報告者:バスター

バスターは別に信心深い訳ではない。しかし、基本的に日本人というのは、物心がついたら、もう仏教徒だったりする。

それなのに、通っていた学校は、クリスチャンスクールだったりするのだ。家では、仏壇に遺影とか位牌を並べて、これにお線香を差し上げ、教会では、何も違和感を覚えないで、賛美歌を歌ったりする。

バスターの(猫大好き女房)は、カソリック教徒なのである。彼女は、日曜日の朝、旦那の車で教会へ送ってもらうのが、何よりのステータスでと考えている。バスターはこの作業が本当は嫌でしょうがないのだ。それは、日曜日の朝は結構、面白いTV番組があるからなのだ。せっかく「関口宏のサンデーモーニング」をストリーミングで見ている所で、「行くわよ!」の一言でテレビを見るのをやめなければならない。香港と日本の時差は一時間である。つまり女房の行く教会の始まる時間と、バスターの大好きな「大沢親分、張本殿」の「あっぱれ!」「活!」とかぶってしまうのだ。

そこで、バスタービークルにカーナビ、ビデオプレーヤーとして君臨しているVAIO Type UXを利用して女房を教会に送る間でも、テレビを聞きながら移動するする事を考えた。

HSDPAまでは不要だが、少なくとも3G接続で384kbps程度の速度が確保出来れば目的は達成できる。ここで問題発生。VAIO Type UXには、「PCMCIAスロット」が無いなのだ。日本では、通信カードと言えば、コンパクトフラッシュなんだろうが、香港では、PCMCIAなのである。色々と試したが、3G携帯電話をBluetooth接続して視聴してみたりした。煩雑な操作感覚がどうしても、納得できない。

そんな時にHuawei E220 HSDPA USB Modemの存在を知ったのだ。最初に断っておくが、HSDPAで接続していないので本当の実力は不明だ。

現在使っている電話は、PeopleのGPRS無制限プランなのだ。バスターの愛用しているTreo 750vはせっかく3Gなのに、Peopleは3Gのサービスをしていないのだ。それで番号ポータビリティサービスを利用して、”People”から”3″へキャリアーの変更を行った。

12月18日にHSDPAが開通するまでは、”3″の3G無制限SIMカードを装着しての使用となる。HSDPAはその速度の上限が3.6Mbpsといわれている。3Gが384kbpsなので、いきなりその十倍の速度とはなんとも恐ろしいのだ。YKK師匠によると、3G(384kbps)とHSDPA(3.6Mbps)の差は、「あんましわかんない」程度、「ストリーミング視聴すると若干スムーズだ」と聞いている。

Huawei E220を調達して、VAIO Type UXに装着した。USBに接続すると勝手にソフトウエアがインストールされる。英語なので表示の問題なかった。ロックもかかっておらず、そのまま、「3の3G無制限SIM」、「中国移動のEdge無制限SIM」、「香港PeopleのEdge無制限SIM」の三種類で作動確認出来た。

早速、香港の3G接続で、スリングボックスで日本の地上波をストリーミング視聴してみると、最初の数分間、「最適化」を行う。この間、若干途切れるが、その後はスムーズ。走行していると、時々、途切れる時もあるが、おおむね良好である。停止している車では結構ご機嫌だ。

中国移動のEDGEでは、限定された利用なら、視聴は可能だ。少なくとも停止している場合の視聴は実用レベルである。中国でも3Gサービスが始まったら、厚街鎮のアパートから、沙田鎮の工場までの30分間も、「はなまるマーケット」を聞きながら移動できるのだ。

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話を元に戻そう。Huawei E220 HSDPA USB Modemは、「仏教徒旦那」と「カソリック女房」の双方どちらも譲れない「日曜日の朝」の微妙なすれ違いを見事に解決してくれたのだ。素直に両手を合わせて感謝するバスター夫婦の口からは、「南無阿弥陀仏」、「アーメン」という異教徒同士の違う祈りの言葉が同時にでたのである!明日はクリスマスイブだ!

バスター

コメント

  1. reveil より:

    夫婦円満のキーワードは「たまたま」なわけですね!

  2. よしさま(*●。●*) より:

    Revailさん

    巧い! 座布団一枚。

  3. バスター より:

    そちらの話題については、次のブログで書くからな。待ってろよ!

    バスター

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