報告者：TJ

なんと矢継ぎ早なんだろう。こんどは名前も知らない会社からVirtualPCもどきのParallels Workstation というアプリが発表された。

インストールの手順そのものは簡単だが、一度インストール途中に突如としてOSXが落ちてしまい、その後もエラーが出てインストール終了後には起動できない状態になってしまった。まあ二度目のトライで完全にインストールができた訳だが、やはりまだベータということかもしれない。

上の画面キャプチャーをよ～くみていただくとわかるかもしれないが、これは英語版のWindowsXP　SP2である。

もっとも知りたかったこととして速度はどの程度かということであるが、正直これまでに使ったVirtualPCとは比較にならないほど速いと感じた。やはりCPUのエミュレーションがいらないということだと思う。しかしBoot Camp よりは遅いと感じる。まああくまで感覚である。

また興味本位で次期Windows Vistaのインストールにもチャレンジしてみたが見事玉砕されてしまった。

もう一点、私は海外に住んでいるため、日本語Windowsよりも英語Windowsを常用しているのであるが、今回は試しに日本語版WindowsXPにインストールにチャレンジした。

これは一度しかトライしなかったため起こったことかもしれないが、直接、日本語版WindowsXPのCDからインストールできなかった。その代わりに、ISOのイメージを作成してた上でハードディスクにおいておき、それを仮想的にCDとして認識させることで日本語版のインストールが可能になった。

このISOイメージの作成に関しては非常に便利なツールを見つけたので備忘録として最後にメモしておく。

さてParalleles Workstation（以下PW）のインストールは簡単なので割愛する。設定からステップを紹介する。

インストールしたフォルダからアイコンをダブルクリック。

まずは新しいVirtual Machine(VM) を作成する。

Nextを押して次に進む。

OSのタイプとバージョンを選択する。

なんとDOSまでサポートしている。

OSはWindows3.11からサポート！！驚きである。

VMに好きな名前を付ける。

ディレクトリーがないので作成するぞ！と聞いてくるのでYESとしよう。

これでOSを入れるためのVM・・・そう仮想マシンができた。

細かい設定は文字をクリックすることで設定スクリーに入れる。

ここでPWをダウンロードする時にゲットしてActivation Keyを入れる。

トライアルバージョンであるがちゃんと動く。

ここでブートディスクを入れているにもかかわらず、ブートディスクを要求されて先に進めなくなった。

この理由は上のVM設定のスクリーンにあるCD/DVD-ROM1の設定が誤っていることによる。ここは、CDドライブを示すべきである。しかし物理的なCDドライブが私の場合は選択できなかった。そこで、上に書いたようにISOイメージを作って読み込ませるという手順を踏んだ。（ISOイメージの作り方は別エントリーにしたい）

VMの設定スクリーンにあるCD／DVDのところでISOイメージを選択する。

選択した結果がこれ。/Volumes/NO NAME/winxp.ISO というのが表示されているのがわかる。

ここでNO NAMEとはBoot Camp で作成したWindowsXPの入ってるパーティションの名前。またwinxp.isoはオリジナル日本語版WindowsXPから作成したISOイメージにつけた名前である。

これでOKと押せばWindowsのインストールが始まる。

こんな感じで始まるのであった。

とりあえずこのままいけばWindowsの導入はスムーズである。

細かいことは今晩もう一度。いまから飯にいきま～す。