報告者:TJ
香港@山根さんには怒られるかもしれないが、携帯関連ネタです。
最近中国に出入りすることが多く、中国内で使う「中国移動通信」のSIMカードと香港内で使う「CSL」のSIMカードの2枚をTreo600に抜き差しすることを面倒に感じていた。
そこで写真のUniversal Twin Card なるモノを入手したのでそのご報告。
これまでのこの手のモノは今回報告するモノとは手法がことなる。これまでのモノは、各キャリアのSIMカードをウインドウズベースのソフトで解析・解読し、白SIM(こんな名前があるのかどうかは分からないが、とにかく何も書いてないSIMのこと)に複数のキャリアのデータを1枚のSIMに書き込む。こうやって作ったSIMを携帯のSIMスロットに差し込むと、携帯に新しいメニューが表示され、複数のキャリアリストから接続したいキャリアを選択することが出来るというモノであった。
問題点は、キャリアによっては解析が出来ないということだった。(そればかりか、解析途中でSIMが壊れてしまうのが通常のパターン)ちなみにこの間まで香港のキャリアで唯一GPRS の無制限使用が可能だったSundayは、この読み込めないSIMだった。
さて今回のモノはもう少し分かりやすい。
写真を見て頂ければ分かると思うが、SIMカードの金属部分を含む余分なところをカットしてしまい、2枚のSIMカードを一枚の大きさに収納するというモノである。
フツーのSIM
Twin Card (中央にある6個の長方形がSIMの金属部に相当するのであろう)
中国移動通信とCSLのSIMの必要部分だけをカットしTwin Card に挿入した
(この写真は、上の写真の裏側部分である)
付属のステンレスカバーを装着
Treo600のSIMホルダーとTwin Card
Treo600のSIMホルダーに装着したところ
Treo600本体に装着
カットしたSIMを元に戻すためのResume case
カットしてしまったSIMをこのケースに入れれば元通りのSIMとしても使える
パッケージ
最近はSIMカードを無くしたといえば、キャリアはSIMを無償で再発行してくれるので、あまり躊躇することなく工作に挑んだ。
結果は見事成功!電話をオン・オフするたびに選択するキャリアが変わる。
Treo600を使うということで、若干心配したが、取り越し苦労だったようである。ちなみにお値段はHKD90(約1300円)である。
いいネタですね。怒りませんよー(笑)。私の知り合いでもこれを利用している人いますよ。
ただし国によってはSIMカードの再発行が面倒だったりお金かかるので、使うSIMカードは選ぶ必要があるでしょう。香港も「3」は一度もサービスしてくれたことありません(HK$100)。
注意点としてはSIMカードをカットするとき、SIMの基盤を傷つけちゃう場合があります。慎重にやったほうがいいですね。深水歩あたりだと、これ売ってる店でその場でSIMのカットしてくれたりします(カットするというよりパンチ機のようなもので、SIMを挿入して「パチン」とレバーを押すと、きれいに基盤部分だけが切り抜かれます)。
また、SIMカードがプラスチックではなく金属版になっちゃうので、SIMカードの弾力性を使ってSIMを挿入するような端末には入れられません(入れちゃうと、出てこなくなる)。T68iとかは危険かも。あと端末のSIMスロットがプラスチック素材の場合は、これを何度も抜き差しすると、少し削れちゃってゆるくなっちゃうみたいです。Treo600のようなSIMホルダーなら安心ですけどね。
私ですが、SIMカードに愛着あるので、カットなんてできなくって...(笑)。便利なのはわかっているんですけどねぇ...
こんにちは。
いやはや、すごいですね、コレ。無性に欲しいです。私の場合、3枚のSIMを使いわけなくてはならないので、これがあると便利です。なんとか香港方面へ出張が作れないか画策してみます。
フェデックスなどの送料がかかるとかなり割高ですが、もしご入り用でしたらお申し付け下さい。お送りしますよ。
TJ
こちら初めて拝見させていただきます。
これ、すごくいいかもしれません。リスクは覚悟の上でしょうが携帯もう一台買うよりかは。これってどこで売ってますでしょうか??よろしければお教え願えたらありがたいのですが・・・
phentermiinae