Gmailを使い始めた

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報告者:TJ

中国に行くことが多く、香港に帰っても細々とした野暮用が多く、なかなかBlogに集中できなくなっていたのだが、昨夜は林家木久蔵師匠の寄席が香港で開催され大笑いしたら、また気合いを入れて更新する気になった。実は私どもの会社もこの寄席の協賛をしているのであった。

さて本題。
先日、うちのスタッフが「Gmailアカウントいります?」と聞いてきたので、「なに!?俺より先にGmailユーザだとぉ!」と蹴りをいれ、「すぐに俺をinvite しろ!」と恫喝してようやく話題のGmailユーザになることが出来た。マックのデフォルトブラウザであるSafari をサポートするようになったと聞いていたので使いたいと思っていたところだったのだ。

皆様ご存知だと思うが、Gmailは検索サイトで有名なグーグルが提供する、メールボックスサイズがなんと1GBというウェブメールサービスである。今のところ未だベータということで、誰でもがアカウントを持つことは出来ず、既にアカウントを持っている人が、Gmailを使っているうちに、誰かを参加させる権利(invite)をゲットし、その人に紹介してもらって初めて使うことが出来るという仕組みである。

早速使い始めたが、SPAMフィルターの機能が今ひとつという印象。私が使っているSpamAssassinの方がはるかに精度が高い。SpamAssasinはSPAMに関する各種データベースをリアルタイムで更新することで、精度を高めている。当然Gmailも似たようなことをしているのだろうが、SpamAssassinと比較して20%程度はフィルター漏れするように感じる。後はどの程度学習機能の効果があるかということだろうか。

もうひとつ、とても面白い機能がサードパーティからリリースされていたので、ご紹介したい。
Gmail Drive というソフトを落としてウインドウズマシンに設定すると、この1GBという広大なスペースが、外部ドライブとして使えるというモノである。
例えばデスクトップにこの1GBディスクのショートカットを作っておけばドラッグアンドドロップでファイルを保存できるわけだ。

もちろんグーグルが提供しているわけでも公認しているわけでもないので、そのうち使えなくなるかもしれないが、本日、現時点ではしっかりと機能する。
仕組みは、ドラッグしたファイルは Me という私自身から自分に送ったメールの添付ファイルとして認識されるというものである。サイズは10MBが最大となり、かつ添付ファイルの拡張子がxxx.binになってしまうという制限がある。このbinを後でリネームしてやれば普通に使える。

私はアップルが提供する.Mac というサービスを年1万円程度(だったと思う)で使用しているが、使えるディスクスペースは250MBである。それも先日になってようやくサイズが拡張されたばかりだ。

しかしこうなってくると、マックでGmail Drive が使えないのが、.Macを使っている唯一の理由になってしまうかもしれない。グーグル恐るべし。