マイクロソフトのアンチウィルス?

報告者:YKK

隊員はマイクロソフトのパートナーである。別に大したことではないのだが、時折セミナーとか、OSアプリ等もベータ以前の段階より配布されるとか、ギフトとか、アプリケーションの開発のサポートも受けられるなどなど特典が色々とある。ついこのあいだMSよりアンチウィルスのサービスを開始したとの案内があった。

隊員は15年も前からずーっとノートン(現在はシマンテック)を使い続けてきた。ところが最近のシマンテックの製品はユーザーをウィルスより守るよりも自社の権益を守る方に懸命な感じがする。ともかくライセンス関連のチェックが複雑過ぎて正常に機能しない事が多くなり嫌気がさしてきていたのでとりあえず試してみようとサイトに行ってみた。

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価格はUS$49.95で3台までのPCにインストールできるので

シマンテックに比較するとPC1台あたりのコストは安いということになる。まずは90日間の無償トライアルがあるのでそれをインストールしてみることにした。隊員のOSは英語版のWindowsXPProなので問題無いはずだったがインストールの中途に英語版しかサポートされていないのでインストールを続行できないとおこられてしまった。

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英語版のWindowsXPなのにどうして?これはロケール及びノンユニコードの表示設定が日本語にしているからだ。コントロールパネルの Regional and Language Option からこれらを全て English に変更しなおして再起動後再度サイトに行きインストールすると見事にインストール出来る。

インストールしてしまえばこっちのもの。再度コントロールパネルか
らロケール及びノンユニコードの表示の設定を日本語に戻してやればよい。 インストール後実行画面は下記のようだ。

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シマンテック、マカフィー、トレンドマイクロの3大アンチウィルスソフトもそうだが、既にウィルスからの防御だけではなくなってきている。スパイウェア、ファイアウォール、等の機能が一体化している。 マイクロソフト製は更に進んでデフラグ、ファイルのバックアップも一体化している。スパイウェアはこれも既にベータ版が提供されているが Windows Defenderが使われている。

まだ使用開始一日だが、すくなくともシマンテックよりライセンス関連の複雑さがなく隊員は気に入っている。マイクロソフト自体がアメリカの会社だからしかたがないが、やはりこのように英語版が先行して提供される。日本語版も随時提供されるのだろうがやはり日本語ユーザーは損をしている。

日本語のWindowsXPを使用されている方はしかたがないが、海外で英語版のWindowsXPをロケール等のみ日本語にして使用されているユーザーもおられると思う。そのような方には上記のような方法でこのマイクロソフト製のアンチウィルスを使用してみたらどうだろうか?この分野では後発組なので今後もガンバリが期待できるかも?

コメント

  1. TJ より:

    AOさま
    文字化けの件、申し訳ありませんでした。
    以前のMovableTypeからWordPressにシステムを変更するときに過去ログを引き継ぐために文字エンコーディングをEUC-JPにしていました。これが原因でコメントが文字化けしてしまうことがあったようです。
    本日ようやくそれをUTF-8に変更できました。
    これからは問題なくコメントいただけると思います。

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