hw6515 を使ってビジネス・モバイラー最強環境構築のススメ!
Posted by toji on 12th 9月 2005
報告者:
TJ
Universalが発売され、華南
(中国南部)、香港はこの話題で持ちきりである。そんな今 Pocket PC
hw6515 の話をするのは気が引ける。しかしそれでもなお語らせていただこう。何故なら、今のわたしの環境こそが、香港・
中国を飛び回るビジネス・モバイラーにとって最高の環境であると自信を持ってオススメできるからである。(あくまで本日現時点での話であり、
数日後にまったく異なる環境を提案することも往々にしてあるが、それはそれ 笑って許してほしい。)
以前紹介したとおり、hw6515 は小粒でもピリリと辛い山椒のようなマシンなのである。小ぶりでありながらフルキーボードを備え、
WiFiはないが、Bluetooth を装備することで、拡張性も確保している。更に通信手段としてEDGE対応していることから、
高速通信も可能である。
このあたりは既に紹介済みである。今回はhw6515 をモデムとして、いくつかの
シチュエーションに合わせて端末を組み合わせる方法をご紹介したい。
まず大前提として、hw6515
で使用するSIMカードはEDGE対応のパケット無制限をオススメしたい。香港であればPeople、
というキャリアで月額2000円程度で契約できる。別のキャリア Sunday はEDGEにこそ対応していないが、無制限プランがある。
中国には無制限はないが、中国移動通信(China Mobile)から一ヶ月 500MBまで使用できるパッケージが150元
(2000円程度)で販売されており、これがオススメである。ただしこの hw6515 は通信専用端末と割り切る。
会話は別の携帯を持つことをオススメする。ちなみにわたしは 通話専用マシンとしてTreo650 を使用している。
そろえるものは、ノートブック、Zaurus、そして hw6515 である。
ちょっとしたケースを想定してこれらの使い分けを紹介しよう。

ケース 1. 短時間、立ったまま使う 【hw6515】
国境のイミグレーションで通関に時間がかかりそうなとき、ポケットからhw6515 を抜き出し、メールチェックをする。
EDGE対応しているので実効値で30kbps以上の速度が出る。たまっていたメールに ざっと目を通すことが可能。
更に時間がある場合にはウェブを見ながらヒマつぶしも出来てしまう。長い列にイライラすることなく、
自分の時間が持てるのは生産性だけでなく精神衛生上も良いのである。
ケース 2. 待ち合わせの喫茶店で 【hw6515 + ザウルスSL-C3000】
イミグレを超えたところで、迎えの車が20分ほど遅れるという連絡をもらった。羅湖(ローウー)
イミグレの隣にある駐車場ビルの八階にある茶餐店(ちゃーちゃんてん・香港中国では一般的な軽食のある喫茶店である)
がわたしのお気に入りである。ここなら待ち合わせぎりぎりまで涼める。車は同じビルの6階で待ってくれる。
さて恐ろしいほど大量の輪切りレモンが入ったアイスレモンティーを注文する。12元。おっとここで Tips を一つ。
注文の品がきたらすぐに埋単(マイタン)(*1)と叫ぼう。中国では往々にして埋単に時間がかかる。
いよいよ店を出ようというときに埋単を始めると平気で5分ほどかかってしまう。埋単は先に済ませゆっくり通信。これぞビジネスモバイラー
「明日のために その1」である。
ここで残り15分。おもむろにザウルスを取り出す。ザウルスにはSocket 社製 Bluetooth カードが入っており、
Bluetooth 経由で hw6515 を外付けモデムとしてインターネット接続に使用出来る。
さっきイミグレで気になったメールをじっくりと読み直す。いくつかのメールには返信もしておこう。やはり VGA
の広い画面はメールの読み書きも快適である。
ケース 3. 中国内を車で移動中 【hw6515 + ThinkPad X41】
さて無事に迎えの車とも合流できた。中国は兎に角でかい。香港では40分ほど走れば香港の端から端までいけるのだが、
中国では工場訪問に2時間移動はざらである。迷ったりすると3時間なんて事もある。そんなとき時間を無駄にしないためにも、
ノートブックは必須である。たまっていたDVDを鑑賞するもよし。しかしビジネスモバイラーは ここでもインターネットにつながるのである。
ここでビジネスモバイラー「明日のために その2」 可能であれば Bluetooth 搭載モデルである。電話にしても、
ノートPCにしてもとにかくオプションでBluetooth が選べるならば、Bluetooth 搭載モデルにしよう。
すでにノートを持っているが、Bluetooth が搭載されていない場合には外付けのUSBドングルのタイプか、CFタイプでもいい。
車のシートに座りノートブックを開く。インターネット接続はやはりhw6515 を使う。
高速道路を時速100キロで走っても通信が途絶えることはまずない。Skypeにつながり続け、同時に3人とチャットしながら、
メールの読み書きもこなす。余談であるがキーボードの入力速度は必死で磨かなければならない。
例え同時に3人とチャットしても相手にそれを悟らせない。これぞビジネスモバイラーである。いまのところ Skypeはザウルスで出来ない。
やはり最後はノートPCなのである。
ということで、hw6515 が如何にマルチに活躍できるかを紹介した。実は中国移動通信(China Mobile)で、上述した
EDGE契約 (月額150元で500MB のパケット含む)をしたときにソニーエリクソンのPCMCIA通信カードをもらったのだが、
わたしは使っていない。(*2) それはSIMカードの抜き差しが面倒だからだ。このSIMカード を常にhw6515
に入れておくことで、上記の1,2,3が場面に応じてシームレスに使い分けられるのである。
場所によってSIMカードを抜き出してPCMCIAカードに入れなおすなんてやっていては、時間ももったいないし、トラブルの元である。
そしてこれこそが hw6515 の真骨頂なのである。
中国移動通信からもらったEDGEカード
次回はザウルスに入れたSocket社Bluetoothカードを使って hw6515 経由でインターネットに接続するという、
上記ケース2.の設定方法を紹介する。
注記
(*1)埋単(マイターン) 日本では「オアイソ」とか「お勘定」といっているアレである。香港では埋単(マイターン)
と大声で叫べば従業員が金額を書いた紙を持ってやってくる。そのままテーブルで会計を済ませることが出来る。
最近では中国大陸でも埋単が一般的になってきていると訊く。香港の習慣がかっこいいから伝播したのか?注意しなければならないのは、
この習慣が身についてしまうと日本に行っても思わず「マイターン」と大声で叫び、顔から火を噴くほど恥ずかしい思いをしてしまうことである。
(*2)このカードは バスターが使っている。何故か?それは ソニエリ製 PCMCIAタイプで使ったほうが、
通信速度がアップするからある。バスターは常に最高のスピードを求める過激な男。愛車はV8 、5リッターの黒い2ドア ベンツ。
時速170キロで走行中にデジカメムービーでスピードメータを録画しそれを見せびらかす。そう!自他共に認めるスピード狂なのである。
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