亜洲モバイル人柱隊

ここでは香港在住・日本人3人がもてる技術と知識と資金をフルに投入し少しでも快適なモバイル環境構築を目指して日々奮闘する様を紹介する。

Archive for 9月, 2005

「Stay hungry, stay foolish.(ハングリーであれ。馬鹿であれ。)」

Posted by toji on 30th 9月 2005

報告者:TJ

アップルコンピュータの創設者の一人で、現CEOのスティーブ・ジョブズが米国スタンフォードの卒業生に贈った言葉が最近話題になっている。
最初に知ったのは中村正三郎さんのブログ Hot Corner だった。
その後、面識は無いものの中学の大先輩ということがご縁でマイミクに加えていただいたドリアンさんのブログ 天網快快でも取り上げておられ、非常に興味深く読ませていただいた。

かなり長いが、非常に示唆に富むいい話なので、読んでない方は是非とも読んでほしい。


アップルコンピュータ創立
CEOのスティーブ・ジョブス氏のスタンフォード大学卒業祝賀スピーチ

私が香港に来た1993年、日本の一部マニアは、IBM DOS/Vという黒船の出現に興奮していた。
コンピュータ雑誌は こぞって香港でのコンピュータ購入体験記やHow to buy、ショップの紹介などをやっていた。
そんな中、28歳の世間知らずの男が単身香港に乗り込みIBM互換機(当時はこういっていた)を購入した。これはきっと面白いことになる!
と信じ、なんとかこれで金儲けできないものか?と妄想を膨らませた。そのころ最も濃い記事を掲載していたDOS/Vマガジンと技術評論社の
「ざべ・The Basic」をバイブルにしていた男は果敢にも、ざべ誌に連載を持っていた香港在住のライターを尋ねた。
お会いしたライターの本業はPCを愛するビジネスマン。28歳の世間知らずは、ビジネスマンの巧みな話術とスケールに圧倒され、
彼の元で働かせてもらうことにした。その当時の香港には多くのPCマニアがいた。
なんといっても世界で最速のPCが最安値で購入できる街なのである。そして香港に住みだした直後、
そんな多くのマニアを束ねていた米国大企業の香港支社長にも出会い多くの刺激をもらった。
それからはや12年。そのビジネスマンはアクセスバスター、香港支社長はYKK、
世間知らずの男はTJと名乗って本業そっちのけで人柱隊をやっている。

そんな人柱隊とお付き合いいただいているAsukalさんreveilさん、まだお目にかかったことはないが、Muni62さんじぃさん、など多くの方々が分業し、協力し、
取り組んでいる
PocketPC初の3GマシンであるUniversal
の日本語化。
BlueAngelなどの英語マシンを日本語化、中国語化する技術では第一人者であり、かつそれを誰にでも(マニアでなくても)
使えるようにした偉大なるAsukalさんをもってしてもUniversalの日本語化は難しそうである。彼らは睡眠時間を削り、
本業に影響が出ないように時間を調整し、日本語化にまい進している。ヌルズが書き換えられないというなら、
その横たわるヌルズという岩を回避する手段を考え、なんとか日本語が使えるマシンにしようとする努力と忍耐力そして工夫。
その強い精神をキープし続ける原動力はこのUniversalを日本語で思う存分使いたいというハングリー精神と、出来ないのでは?
とか出来なかったら?という迷いを、ちょっと横において突き進むモバイル馬鹿精神だろう。
ジョブズのいうStay hungry stay foolishってきっとこういうことだと思うのだ。

みんなを眺めながら、俺は?と自問する。93年の俺は間違いなくハングリーで馬鹿野郎だった。
当時勤務していた電機メーカの人事担当者に退職の挨拶をしたときに 「いまさらコンピュータか?」といわれたことが今でも忘れられない。
それは馬鹿にされたことが忘れられないということではなく、
その頃は世の中の大半の人が日本のコンピュータ業界はNECと富士通など大手が独占し、既に成熟期に差し掛かった産業だと思っていたのだ。
(蛇足だが、私が勤めていた会社もその頃にPC製造販売から撤退した。)DOS/V機、
IBM互換機が日本のコンピュータ業界に影響を与えるなんて思っていたのはほんの一部の人だけだった。
世の中がよくわかっていない28歳は、わかっていないからこそ退職できたのだ。
もちろん今でも何かが成し遂げられたなんて思い上がっているわけではない。でもなんとか飯が食えるようになった今、
空腹感をもっていない自分を感じている。

「今の知識と経験を持ったまま昔に戻れたら」 と人はいう。 もし本当にそうなったら私は香港にいないのではないか?
いまの私は28歳の私に「そんな無謀なことは止めなさい、いまの安定した人生を送ったほうがいいに決まっている」
 といってしまうのではないか?大人になる、分別をもつ、そうなってしまったから出来なくなってしまうことってたくさんあるんだと思う。

ジョブズが卒業生に贈った言葉とUniversalを日本語化する男たちをみて、もう一度自分を考え直すチャンスをもらったTJである。

最後にAsukal語録を一つ。
あまり寝ていないというAsukalさんに、もう少しのんびりやったら良いのでは?と声をかけたら、「Himalaya改–さるまーた号でWM5のヌルズ書き換えが成功したという私の記事を読んでUniversalを購入した人がいると思うんですよね。
その人たちへの責任を感じているんです。」といった後、「でも好きだから楽しいんですけどね・・」
とサラリといってのけるAsukalさんに心の底からモバイル馬鹿野郎魂を感じた。

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ザウルスSL-C3000 と hw6515 をSocket製Bluetoothで接続しダイアルアップ

Posted by toji on 22nd 9月 2005

報告者:TJ

実は前に報告した最強環境というのは今回のことが報告したくて書いた前振りである。

ノートブックからPocket PC  iPAQ hw6515 を外付けモデムとして使用し、GPRS・
EDGEでダイアルアップするというのは、hw6515 が本来持っている機能であり必ずできるものである。しかし
ZaurusからBluetooth 経由でhw6515 にアクセスしダイアルアップするというのは、これはもう想定範囲外であり、
超えなければならない壁があるのである。なんといってもZaurus はBluetooth
をサポートしていないわけだからBluetooth のドライバーから苦労するわけである。

しかも日本では電話として使用できないhw6515 と海外では販売されていない Zaurus
というありえない組み合わせでダイアルアップさせるというのも人柱度が高いといえる。つまり今回は自分への覚書かなぁ orz ・・・

 

さて Zaurus で Bluetooth を動作させるというのも時間の経過とともにかなり成熟し安定してきているようだ。
参考にさせていただいたのが TAKETYONさんのページ。TAKETYONさん ありがとうございます。

TAKETYONの作業記録 at
りなざうテクノウ

この中の「完全初期化」ー「
ターミナル
環境の導入」ー「
インストール
」 までこの通りに実行する。

#もちろん完全初期化に関してはZaurusがまったく初期出荷状態になるわけであるから注意すべき。
何度やってもどうしてもうまくいかないときなどに仕方なくやるというのが正しい考えかもしれない。

次に 「設定 その1 Bluetooth 機器設定」 であるが hw6515
に合わせて若干異なる設定する必要がある。

以下 /etc/bluetooth/rfcomm.conf 
を修正する。

#
# RFCOMM configuration file.
#
# $Id: rfcomm.conf,v 1.1 2002/10/07 05:58:18 maxk Exp $
#
rfcomm0 {
      # Automatically bind the device at startup
      bind yes;
      # Bluetooth address of the device
      device 00:11:22:33:44:55;            <—— 注1
      # RFCOMM channel for the connection
      channel 6;                           <—— 注2
      # Description of the connection
      comment “hw6515″;
}

注1 )PocketPC(iPAQ hw6515)の場合には、Setting ー Systemタブ ー HP Asset
Viewer ー BluetoothタブのMAC Address を記述する。

注2 )これが一番頭の痛いところである。hw6515 は Dial Up Network
(以下DUN)を標準でサポートしている。

ここでこのDUN が一体Channel何番であるかということである。hw6515 のBluetooth をONにした状態で
Zaurus のターミナルから

sdptool browse

とコマンドを打ち込む。するとhw6515 が持っているプロファイルがざっと表示されるのであるが、これが Channel 6
の時と Channnel 4 のとき2通りあるということである。

コレは何かの間違いなのであろうか?ご存知の方がおられれば是非教えて頂きたい。設定は当然であるが、Channel
6と表示されれば、この注2部分には”6″と入力する。またどういうきっかけでChannel が変わるのかもよくわからない。


この後、PINの設定はここでの記述どおりに行う。

次に「設定 その2 Bluetooth
ネットワーク
設定」であるが、hw6515 とZaurus
SL-C3000 の場合はこのAnton
Maslovsky さんの
パッケージではうまく作動しなかった。

コレが動けば本当にZaurusとBluetoothの設定が楽になると思うのであるが、私の環境では接続はするのであるが、
メールにしてもNetFrontにしても、パケットが流れ出して数秒するとZaurusがハングアップしてしまうという症状が出てしまい、
イロイロとやってみたが克服できなかった。そこで仕方なく、コレまでどおりの”PPPダイアルアップ接続[赤外線]”を使った。

まずはネットワーク設定からダイアルアップ接続を追加する。ここではもちろん PPPダイアルアップ接続[赤外線] を選択する。

各タブ設定は下記の通り


 
接続先
 名前: Peoples
 ユーザー名:Peoples —–空白以外なんでもよい
 パスワード:Peoples —–空白以外なんでもよい
 機器認証を使用する はチェックしない
 電話番号:*99#

ネットワーク
 ネームサーバーの自動検出 はチェック
 IPアドレスを自動的に取得 はチェック

モデム
 初期化コマンド:AT+CGDCONT=1,/”IP/”,/”peoples.net/”  ・・・ここには peoples.net などAPNを入れる。
 ダイアル方式:トーン

プロキシ
 プロキシを使用しない

上記の設定により /etc/ppp/peers に IRDAXXXXXX が生成される。これを
ZEditorなどを使って編集する。このファイルをZeditorで開くと次のようになっている。

noipdefault
115200
connect '/usr/ ・・・・・・初期化コマンドが続く

二行目の 115200の前に/dev/rfcomm0 を追記し下のように変更し保存する。

noipdefault
/dev/rfcomm0 115200
connect ‘/usr/ ・・・・・・初期化コマンドが続く

変更はこの部分のみである。

上で作成した設定を使って接続すれば、EDGEまたはGPRSの高速通信が可能になる。hw6515はEDGE
に対応していることもあり、ワイアレスモデムとしてこれを使う場合には最高のデバイスといえるのではないだろうか!?


				

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近頃VAIO Uが楽しい!

Posted by buster on 14th 9月 2005

報告者:バスター

バスターの日曜日の午後、
カミさんと息子を連れて買い物の帰りに
中環(セントラル)
で嫁さんの友人をピックアップする事になったのだ。駐車している時には、 PeoplesのGPRS無制限シムカード
(TJがいつも自慢しているヤツだ。)をCFカードの名機RTM8000に装着し、これをバイオUのCFスロットに挿入するのだ。

 

これで、なんと20K程度でのストリーミング視聴が可能となる。
日本においてあるTVサーバーからのストリーミングを車の中で見る必要があるかないかの議論は辞めたい。
バスターも車を運転している時、テレビは見ないのだ。ただし音は聞いている。ラジオ感覚で楽しむ分には運転に問題ないし、
これが結構楽しめるのだ。同乗者はもうご機嫌なのである。
香港を走っている車の中で日本のテレビを視聴できる環境にある人間はそう多くは無い筈だ。この馬鹿げた優越感こそが、
人柱隊の勲章なのである。 

バスター@Cetral

 

 

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hw6515 を使ってビジネス・モバイラー最強環境構築のススメ!

Posted by toji on 12th 9月 2005

報告者:
TJ                                                                                                                                                                                                                                                                           

Universalが発売され、華南
(中国南部)、香港はこの話題で持ちきりである
。そんな今 Pocket PC
hw6515
の話をするのは気が引ける。しかしそれでもなお語らせていただこう。何故なら、今のわたしの環境こそが、香港・
中国を飛び回るビジネス・モバイラーにとって最高の環境であると自信を持ってオススメできるからである。(あくまで本日現時点での話であり、
数日後にまったく異なる環境を提案することも往々にしてあるが、それはそれ 笑って許してほしい。)

以前紹介したとおり、hw6515 は小粒でもピリリと辛い山椒のようなマシンなのである。小ぶりでありながらフルキーボードを備え、
WiFiはないが、Bluetooth を装備することで、拡張性も確保している。更に通信手段としてEDGE対応していることから、
高速通信も可能である。

このあたりは既に紹介済みである。今回はhw6515 をモデムとして、いくつかの
シチュエーションに合わせて端末を組み合わせる方法をご紹介したい。

まず大前提として、hw6515
で使用するSIMカードはEDGE対応のパケット無制限をオススメしたい
。香港であればPeople、
というキャリアで月額2000円程度で契約できる。別のキャリア Sunday はEDGEにこそ対応していないが、無制限プランがある。
中国には無制限はないが、中国移動通信(China Mobile)から一ヶ月 500MBまで使用できるパッケージが150元
(2000円程度)で販売されており、これがオススメである。ただしこの hw6515 は通信専用端末と割り切る。
会話は別の携帯を持つことをオススメする。ちなみにわたしは 通話専用マシンとしてTreo650 を使用している。

そろえるものは、ノートブック、Zaurus、そして hw6515 である。
ちょっとしたケースを想定してこれらの使い分けを紹介しよう。

ケース 1. 短時間、立ったまま使う 【hw6515】

国境のイミグレーションで通関に時間がかかりそうなとき、ポケットからhw6515 を抜き出し、メールチェックをする。
EDGE対応しているので実効値で30kbps以上の速度が出る。たまっていたメールに ざっと目を通すことが可能。
更に時間がある場合にはウェブを見ながらヒマつぶしも出来てしまう。長い列にイライラすることなく、
自分の時間が持てるのは生産性だけでなく精神衛生上も良いのである。

ケース 2. 待ち合わせの喫茶店で 【hw6515 + ザウルスSL-C3000】

イミグレを超えたところで、迎えの車が20分ほど遅れるという連絡をもらった。羅湖(ローウー)
イミグレの隣にある駐車場ビルの八階にある茶餐店(ちゃーちゃんてん・香港中国では一般的な軽食のある喫茶店である)
がわたしのお気に入りである。ここなら待ち合わせぎりぎりまで涼める。車は同じビルの6階で待ってくれる。
さて恐ろしいほど大量の輪切りレモンが入ったアイスレモンティーを注文する。12元。おっとここで Tips を一つ。
注文の品がきたらすぐに埋単(マイタン)(*1)と叫ぼう。中国では往々にして埋単に時間がかかる。
いよいよ店を出ようというときに埋単を始めると平気で5分ほどかかってしまう。埋単は先に済ませゆっくり通信。これぞビジネスモバイラー
「明日のために その1」である。

ここで残り15分。おもむろにザウルスを取り出す。ザウルスにはSocket 社製 Bluetooth カードが入っており、
Bluetooth 経由で hw6515 を外付けモデムとしてインターネット接続に使用出来る。
さっきイミグレで気になったメールをじっくりと読み直す。いくつかのメールには返信もしておこう。やはり VGA
の広い画面はメールの読み書きも快適である。

ケース 3. 中国内を車で移動中 【hw6515 + ThinkPad X41】

さて無事に迎えの車とも合流できた。中国は兎に角でかい。香港では40分ほど走れば香港の端から端までいけるのだが、
中国では工場訪問に2時間移動はざらである。迷ったりすると3時間なんて事もある。そんなとき時間を無駄にしないためにも、
ノートブックは必須である。たまっていたDVDを鑑賞するもよし。しかしビジネスモバイラーは ここでもインターネットにつながるのである。
ここでビジネスモバイラー「明日のために その2」 可能であれば Bluetooth 搭載モデルである。電話にしても、
ノートPCにしてもとにかくオプションでBluetooth が選べるならば、Bluetooth 搭載モデルにしよう。
すでにノートを持っているが、Bluetooth が搭載されていない場合には外付けのUSBドングルのタイプか、CFタイプでもいい。

車のシートに座りノートブックを開く。インターネット接続はやはりhw6515 を使う。
高速道路を時速100キロで走っても通信が途絶えることはまずない。Skypeにつながり続け、同時に3人とチャットしながら、
メールの読み書きもこなす。余談であるがキーボードの入力速度は必死で磨かなければならない。
例え同時に3人とチャットしても相手にそれを悟らせない。これぞビジネスモバイラーである。いまのところ Skypeはザウルスで出来ない。
やはり最後はノートPCなのである。

 

ということで、hw6515 が如何にマルチに活躍できるかを紹介した。実は中国移動通信(China Mobile)で、上述した
EDGE契約 (月額150元で500MB のパケット含む)をしたときにソニーエリクソンのPCMCIA通信カードをもらったのだが、
わたしは使っていない。(*2) それはSIMカードの抜き差しが面倒だからだ。このSIMカード を常にhw6515
に入れておくことで、上記の1,2,3が場面に応じてシームレスに使い分けられるのである。
場所によってSIMカードを抜き出してPCMCIAカードに入れなおすなんてやっていては、時間ももったいないし、トラブルの元である。
そしてこれこそが hw6515 の真骨頂なのである。

EDGE PCMCIA.JPG

中国移動通信からもらったEDGEカード

 

次回はザウルスに入れたSocket社Bluetoothカードを使って hw6515 経由でインターネットに接続するという、
上記ケース2.の設定方法を紹介する。

 

注記

(*1)埋単(マイターン) 日本では「オアイソ」とか「お勘定」といっているアレである。香港では埋単(マイターン)
と大声で叫べば従業員が金額を書いた紙を持ってやってくる。そのままテーブルで会計を済ませることが出来る。
最近では中国大陸でも埋単が一般的になってきていると訊く。香港の習慣がかっこいいから伝播したのか?注意しなければならないのは、
この習慣が身についてしまうと日本に行っても思わず「マイターン」と大声で叫び、顔から火を噴くほど恥ずかしい思いをしてしまうことである。

(*2)このカードは バスターが使っている。何故か?それは ソニエリ製 PCMCIAタイプで使ったほうが、
通信速度がアップするからある。バスターは常に最高のスピードを求める過激な男。愛車はV8 、5リッターの黒い2ドア ベンツ。
時速170キロで走行中にデジカメムービーでスピードメータを録画しそれを見せびらかす。そう!自他共に認めるスピード狂なのである。

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もう一度Zaurusで、Kismetを設定してみる

Posted by toji on 7th 9月 2005

報告者:TJ

過去ログを見ていると何故かザウルス・ネタに心持アクセスが多いように思う。

一年ほど前に Kismetについて書いた記事にいまだにアクセスがあったりする。
うまく動かない方が多いのであろう。

実はつい先日も、ある方からコメントや直メールまでいただいたので、久しぶりにKismet を入れてみることにした。
当時とは機器に変更があり、Zaurus はSL-C3000 となり、WiFi カードはLinksys WCF12
という802.11bの無線カードである。

さてまずはGoogle で最新情報をチェックする。

もろドンピシャなページを発見。ただし英語記事なのでそれを参考に日本語にしてみた。

http://www.users.on.net/~hluc/myZaurus/custom.html

まずは必要なファイル。時間がたつにつれてリンク切れなんてことになるので敢えてファイル名のみ記しておく。

(探しきれない方は直メールください。何とかします。)

1. libstdc++-3-libc6.1-2-2.10.0.so

2. libpcap0_0.7.2_arm.ipk

3. kismet_3.0.1c-20031228_arm.ipk

4. kismet-qt_2.0.0_arm.ipk

 

まずは上記1を使ってターミナルを使って

# su
# cd /usr/lib
# cp
/home/zaurus/Documents/custom/libstdc++-3-libc6.1-2-2.10.0.so
.
# ln -s libstdc++-3-libc6.1-2-2.10.0.so
libstdc++-lib6.1-2.so.3

これが終われば残り3個のファイルをインストール。インストールはルールどおりに一つずつ、
Zaurusに表示されるメニューに従って、ちゃんと終わらせること。面倒だからといって、連続3個同時インストールとかしないように。

インストールが終われば、次に kismet.conf  を編集。

/usr/local/etc/kismet.conf

これをZeditorで開き
source=prism2,wlan0,prism2source の行を見つけたら行の頭にある #
を消す。で保存する。

*注記* (’05. Sep. 8) ho さま からコメントを頂きました。もしも source=orinoco,eth0,orinocosource の行頭に#がない場合には#をつけてコメントアウトしてください。

 

最後に「ネットワーク設定」を開き、無線LAN に下記設定を追加で作成する。

本来タブ毎の設定だが、まとめて記述。

 


 

  接続先
        名前: kismet 
  基本設定
       
ESS-IDを指定しない部分の チェックをはずす  
        ESS-ID の枠内に ANY
と記述
        通信方式 1対1で通信(アドホック)
 
  暗号化 使用しない
  PPoE 
        PPoE
を使用するのチェックをはずす
  WEB認証
        WEB
認証を使用するのチェックをはずす
  TCP/IP
        IPアドレスを自動的に取得のチェックをはずす
        IP Address:
10.1.0.2
        Subnet Mask:
255.0.0.0
        Gateway:
10.1.0.1
  DNS
        ネームサーバの自動検出のチェックをはずす
        Primary DNS:
10.1.0.1
        Secondary DNS: 
空白のまま
        ドメイン名 
空白のまま 
  プロキシ
        プロキシを使用しない

 


 

これで設定は完了。

次に、作成した kismet を使って接続する。数秒で《初期化中》から《接続》に変わる。

その後、Kismet を起動。(Kismet はルート権限で実行するにチェックしておく)これで問題なく周囲のWiFi
を検出してくれる。

Linux Zaurus Technical Know-how さんのBBS内で5分ほど経過すると接続が自動で切れるという報告があるが、
当方ではそういったことは無かった。これはアドホックモードにしているか否かが影響するのではないだろうか?(不明)

設定は上図の通り。Schemeは OpenZaurus-prism2 とした。またDisable Logging
にチェックを入れておくべきか!?(チェックしないとログをとり続けると思う。そのうちメモリーオーバーフローするかも。多分。)

 

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フェラーリが来た!

Posted by ykk on 6th 9月 2005

報告者: YKK

前回もったいぶって予告した物がデリバリーされて来た!っと言ってもバレバレだったが。

system1.jpg

そうなのだ、64Bit版のWindowsをインストールそれもノートPCにしたかったのだ。最近デスクトップそれも自作を止めてしまったので選択肢は隊員の知る限り現在のところこのAcerブランドのFerrariモデルしかない。

以前もFerrariのロゴを付けているという事で気にはなっていたのだが、なんせボディー自体がまっかっか!さすがの隊員も気が引けると言うか自分の年を考え恥ずかしく購入しなかった。ところが最新のモデルは黒、それもF1と同じのカーボンファイバーを使っているではないか。即購入を決めた!ところが隊員の希望するスペックのモデルがなかなか入手できず現在に至ってしまった。

そこに連絡が入り「手に入るけどどうする?」、勿論即決で発注した!だいたいのスペックは下記のとおり、

AMD Mobile Turion 64 ML37
1GB DDR RAM
100GB 5400RPM
15.4″ WSXGA (1680 x 1050)
ATI X700 128MB Video Memory
DVD Combo Drive
802.11 b/g
Bluetooth
Card Reader
DVI Output
PCI Express

っとまあ全部付きで付いてない物が無い。ところがOSだがWindowsX64プリインストール版がほしかったがOEM版が無いという事で自分で勝手にやってくれと言う事で普通のXPProSP2がインストールされて来た。

32Bit版Windowsはもういいので、HDDをもう一つ購入、100GBがほしかったがこれが何とHK$1,500以上もする80GBはHK$840で買えるのに。どうせ後数ヶ月もすれば100GBもかなり安くなるはずだしとりあえずX64をインストールしたいので80GBを購入。

インストール自体はいたって簡単すぐ終わってしまった。ところが馬鹿な話で当然64Bit版のドライバー類が必要なのをすっかり忘れていた。Acerのサイトを見てみたが無い!うん、まてよ確かUKではX64プリインストールモデルが販売されていたはず!そこでAcerのUKサイトを見たらあったぁー!即全てダウンロードして目出度くX64のインストール完了となった。

インストール後無線LANに接続したところ
PICT0014.JPG

全てのデバイスがインストールできた
PICT0011.JPG

X64はSP1
PICT0012.JPG

日本語の表示入力は全く問題無い。ちょっと気になったのは32Bit版ではNonUnicodeをどの言語で表示させるというオプションがX64で無くなった事だ。後で何か日本語しか考えなかった出来の悪いアプリをインストールしてみよう。

そもそもこの時期に64Bit入れて何の意味があるのか?特にノートPCの場合2GB以上の搭載はほとんど不可(このモデルもスロットが2個で最大2GB程度しか増やせない)。64Bitアプリも全くといって存在しない。そもそも64Bit版Windowsの最大のメリットは直接アクセス出来るメモリー空間、32Bit版はそのまんまで4GB(システムが1GB使うのでアプリは3GB)なのが64Bitになると、、、、32Bitアプリに対し複数の独立なメモリーを割り当てられるという事だろう、例えばAdobePhotoshopのような大量のメモリーが必要なアプリを複数動作させるというような、、、別に64Bitにしたからと言ってスピードが体感的に速くなるわけじゃない、、、

では何故?それはそこにあるからです。

とりあえずX64をインストールしただけで未だ何もアプリをインストールしていない。ぼちぼち色々やってみようと思っている。次の報告でこのあたりをもう少し詳しく報告しよう。

これでXPPro、Vista、X64と3台のノートPCが並んだ。MotoQが出るまではPDA類には興味が無いのでしばらくはこのあたりのネタがメインになるかと、、、、

一つ気に入らない事が、、、、
PICT0022.JPG

台湾・香港用キーボードが来てしまった、、、、でもまあ日本語版と違いレイアウトもキーの数も英語版キーボードと同じなのでガマンする事とする。

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Offermannのカバン

Posted by toji on 4th 9月 2005

報告者:TJ

久しぶりにOffermannのカバンを買った。

初めてOffermanのカバンを買ったのはもう9年も前のことだ。そのころDigitalのHigh Note Ultra II という最高にかっこいいノートブックを持ち運ぶために、最高のカバンを探した。そう思わせるほどこのUltra II というのはかっこいいマシンだった。今ある薄型ノートはどこかしら、このUltra IIのアイデアを受け継いでいるといっても言い過ぎではない。数ある工夫の中でも電池をチルトスタンドとして使うというのは最高のアイデアだった。たしかシチズンの技術陣が実装を担当していたとどこかで読んだことがあったが、日本の実装技術に改めて感心したものである。

ただ問題はその価格であった。なんと一台70万円ほどしたのである!!

しかし飯もカラオケもすべて削ってでも購入したくなるそんなマシンだったし、購入後も肌身離さず使っていた。いまだに忘れられないマシンといってもいいだろう。

 Docs Article 960819 Dec

さてそんなマシンを収めるカバンであるから妥協は出来ない。そう考えて選んだのがOffermannであった。

 Sakura1 Img1003726363-1

とってもかっこいいカバンだった。かなり高価で、ちょっと重いのが玉に瑕だが、それでもこのカバンにUltraIIを入れて歩けばいっぱしのビジネスマンにでもなったような気がしたモノである。

それからOffermannが気に入って財布や名刺入れなどかなりのモノをOffermannでそろえたのだが、ある日とんでもない問題が起こった。

クレジットカードを入れる部分が緩くなり、カバンから財布を出すと、6~7枚入れていたカードが、みんな飛び出していたのである。店に苦情も言ったのだがどうしようもなく、結局Offermannはそれ以降購入することはなかった。

ところがいつものように土曜日の昼に香港ホテルの西村で食事の後、付近をうろついていてOffermann専門店を発見したのである。今年の誕生日に嫁さんがTumiをプレゼントしてくれてから、カバンはTumi以外買わないと決めていたのだが「まあちょっと見るだけだから」と自分に言い訳しながら店に入った。実はThinkPad X41を入れるリュックが欲しいなぁと思っていたところだったのだ。一緒にいたバスターはトロリータイプ(ゴロゴロ引っ張るタイプ)を探していた。

ビジネスマンでリュックなんてと思っていたのだが、普通のカバンはやはり片側に負担がかかる。人間工学からいっていいわけないのである。腰の悪いYKK師匠もリュックである。厄年の私も用心するに越したことはないのである。転ばぬ先の杖と先人もいっている。

と色々と思いを巡らせながら店に入って驚いた。商品が昔ほど高くないのである。9年ほど前に購入していた頃は「高けぇ!!」と思ったのだが、この店のモノは安い!お目当てのリュックもオールレザーであるがHK$2000ほどであった。高いというイメージがあったので、なんだか拍子抜けした。でもよ~く見ると安いなりの作りとも思える。どうやらラインアップを伝統の高級品ラインと廉価版の二種類に大きく分けているようだ。更に廉価版の方はTumi同様のバリスティックナイロンを使ったライン、初期のプラダのような全体はナイロンで一部に革の縁取りが入ったタイプなど、かなり流行を取り入れてラインアップを構成しているようだ。(以前からそうだったのかもしれないが、香港では購入できなかった。)

このリュックも革質が最高といえないのはわかる。Tumiの革とは全く異なる。Tumiの革製バッグは使い込むことによって味わいの出る美しさがある、更に手荒に扱っても大丈夫といった安心感がある。これに対してOffermannはどこかにぶつけたり、何かが引っかかると破れるのではないかという心配をしてしまう。これはアメリカ生まれの質実剛健Tumiとヨーロッパの気品を持ったOffermannの違いと考えるべきなのかもしれないが。

SANY0011SANY0012SANY0014_1

それでももう一度Offermannを試してみたいという欲求に駆られ購入してしまった。

使っていいと思えば、また購入するだろう。ダメだと思えばもう購入することはないだろう。

これが失敗か成功か!? 自分自身でも楽しみである。

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