亜洲モバイル人柱隊

ここでは香港在住・日本人3人がもてる技術と知識と資金をフルに投入し少しでも快適なモバイル環境構築を目指して日々奮闘する様を紹介する。

Archive for 6月, 2005

ザウルスSL-C3000でやっていること

Posted by toji on 21st 6月 2005

報告者:TJ
一月ほど前に性懲りもなくザウルスSL-C3000を購入した。
SL-C700,SL-C750に続く3台目のザウルスである。購入した理由はなんといっても4GBのハードディスク。ここに何でも入れて持ち歩けるというのは、モバイラーにとって最高の幸せではないか?
それともう一つ、忘れてならないのは広辞苑の充実ぶりである。

自分の知識のなさを、PDAに詰め込んだ辞書とGoogleでカバーすることが必須となっている私にとって、このマルチメディア辞書はこれまでの広辞苑とは一線を画し、動画と音声でバックアップしてくれる。富士山とやれば、富士山の綺麗な景色が動画で表示され、祇園祭とやれば音声付き動画で祭りの様子を見せてくれる。これはもう、海外在住日本人が外国人に日本を説明するためには必須のアイテムといえましょう。

で現在の私の装備は、
無線LAN Linksys 802.11b・・・全く問題なく動作した。(写真右側)
WiFi.jpg

左側にあるのは、ダメもとで購入したLinksys Wireless-Gカードである。使用不可である。いまも机の奥底にしまっている。いつかザウルスで使えるようになることを夢見ているのだ。

Kingston 4GB CFカード
Hagiwara Sys-com 512MB SDカード
memory.jpg

この2枚のメモリーカードと内蔵HDDで合計8.5GBという広大なメモリースペースを得ることが出来た。
参考までにHP200LXを使い始めたときに清水の舞台から飛び降りるつもりで購入したEPSONのFlashPackerを置いてみた。このカードはいったいいくらしたのだろうか?もう忘れてしまったが、当然200LX本体よりは高かったと思う。10万円くらいだったであろうか?仮に10MB=10万円だったとすると、8.5GB=8500万円である。めまい・・・がした。隔世の感があるなぁ。

TUMI のケース・・・これはPalm IIIcというパーム初のカラー液晶モデル用にTUMIが販売したものである。SL-C750を持ち始めた頃に型落ち品として安価に購入したように思う。持ち運び時に本体を保護するという用途には、ぴったりなのだが、ACアダプターに接続したり、SDカードの抜き差をしようとすると、ケースに入れたままだと不便なため、使用時は裸で使っている。
Caseopen.jpg
Tumiclose.jpg

更にTUMIのセカンドバッグ。このザウルスのケースを入れるのにはやはりTUMIのバッグが似合う。
Caseoutside.jpg

非常によく考えられており、収納部分が多くある。だがそれ故にものを詰め込みすぎて大きく、重くなっていくのが難点だ。

環境としてはかなり充実してきたが、周囲の香港人も私の辞書自慢に飽きているようで、いまいちやることが無くて困っていたところに、口座を開設しているHSBCという銀行から、安モンのキーホルダーみたいなものが送られてきた。これはオンラインバンキングのセキュリティレベルを向上させるためのツールとのこと。これまでのIDとパスワードのログイン時に、このツールで表示される番号を入力するのである。

tool.jpg

そういえばオンラインバンキングをザウルスでやれないものか?と思い立ったので早速試してみた。
ザウルスに標準搭載されたNetFrontでは出来ないので、Googleに聞いてみた。皆さんOperaでやっておられるようである。SL-C3000での使用は報告されていなかったが、SL-C760やSL-C1000では使えているようだった。まあ大差ないはずと思い必要なファイル4個を下記の順番にインストールしてみた。
(1)qshdlg CUIとGUIの間を繋ぐ為の汎用ダイアログ
http://tbox.jpn.org/wiki/linuzau/wiki.cgi?qshdlg

(2)Opera本体 [Opera 7.30 Build 9806]
http://www.zaurususergroup.com/feed/opera_sl-5×00-7.30.9965_arm.ipk

(3)SL-Cシリーズ用ラージアイコン [Opera 7.30 fixes for C-series Zaurus]
http://www.zaurususergroup.com/feed/opera-cseries-fix_7.30_arm.ipk

(4)opera7-jpn-helper Ver 0.0.2a qshdlg版
Opera7を日本語表示可能にするパッケージ
http://www014.upp.so-net.ne.jp/boxer-j/

上述の順番でインストールしただけで、Operaは問題なく動作し、オンラインバンキングもしっかりと動作した。(あくまで自己責任でお願いします。)
小さい画面で巨額の資金を動かすというシュールな世界を楽しみたい方にお勧めである。
Gamen1.jpg
ここでIDとパスワードを入力すると、下の画面になり
Gamen2.jpg
例のツールの、左側にあるボタンを押した際に表示される数字を打ち込むとログイン完了する。この間まではこのステップがなかったのである。

#もちろん私はApple Cinema Display 23″ という巨大画面で少額を動かしております。

【参考にさせて頂いたサイト】ありがとうございました。
◎ tro @ boxer-jさん
http://www014.upp.so-net.ne.jp/boxer-j/
http://www014.upp.so-net.ne.jp/boxer-j/opera7.html

◎ Soon Hot, Soon Cold.さん
http://blogs.yahoo.co.jp/prudentialscatterbrain/3121715.html

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読み上げ君

Posted by ykk on 13th 6月 2005

報告者: YKK

さてと、最近TJが報告しているGenioのGenioSpeechという読み上げソフトの件だが。隊員の場合、香港では3年前に自分の車は売り払い以後香港では運転してないので思いもしなかったが、TJが車の中で渋滞時のストレス解消に役立てていると聞き、なるほどと感心している次第。

隊員は過去に何台PocketPCを購入したか記憶に無いが、その内3台は日本でGenioを購入している。この香港にはすぐ手の届く場所にAsukal神社というPocketPCを多国語化してくれるというありがたーい神社があるのに、わざわざ日本まで行きGenioをそれも日本語版を購入し続けているという裏切り行為は多額のお賽銭を収めて目をつぶってもらうしかない。

このお目こぼしをしてもらってるのが何を隠そう日本語版Genioを買わないと入手出来ないGenioSpeechという読み上げ君なのだった。

そもそも2001年12月に発売が開始されたe550XにはSDIOスロットがありSDカードタイプのBluetoothアダプターも発売されBluetooth搭載の香港のGSM携帯電話でインターネットにアクセス出来メールの送受信が出来るとBluetoothSDカードと一緒に購入してしまった。

e550x.jpg

結果は大成功だったが、e550Xの上部から1cm以上BluetoothのSDカードが出っ張る様はどう見ても危険だしかっこが良く無い。それでバスターからCFタイプのSocketのBluetoothカードを取り上げたくだりは以前この人柱隊に何度か登場した。その後ほとんど手を触れることなくガラクタ箱にしまわれたのだった。

ところが半年後2002年6月に e550G というモデルが発売され、それにGenioSpeechという読み上げソフトがバンドルされた。友人から見せられ(聞かされたという方が正確)、これだと思い東芝に電話して「単体販売はしないのか」と聞くと「しません」。「e550Xを持ってるのですがこれにインストールできます?」と聞くと「出来ません」とすげない返事。

そこで約半年悶々とした後、e550GXというメモリーを128MBに増強したモデルが発売になったのを機会に購入してしまった。

e550gx.jpg

このモデルは128MBのメモリーもだが画面サイズが当時PocketPCとしては最大の4型でかなりのインパクトがあった。

さてこの読み上げ君だが早速インストールした。Book形式のファイルの専用ビューアーである TTimeと連動してBook形式の本を読み上げてくれるし、その他のテキストファイル、更にはメールまでも読み上げてくれる。。隊員の場合は出張時と言うか外出時は一寸でも時間があると所かまわず読書をするかTV録画ファイルを見るかしている。

ところが時には目をあけるのもつらいという時がある。そのような時に最適なのがこの読み上げ君なのだ。隊員に取ってはMP3よりよほど良い子守唄となる。同時に3年前ほどからフィットネスクラブに持って行き現在に至るまでTreadMillをやってる時の退屈さの解消に本を聞いている。

その後隊員もXDA、Qtek、Clie、Treo、iPAQなど等Asukal神社のお世話になり新しいGeioともご無沙汰だったのだが、、、

PocketPCのバージョンもアップされTV録画ファイルをよりよく快適に見る為にCPUパワーも物足りなくなり、VGAもええ、WiFiもBluetoothも内蔵が良いなど等、勝手に理由を付け最新のGenioのe830Wというモデルをつい数ヶ月前に購入してしまった。

e830w.jpg

e830Wにした理由は読み上げ君の他に何点かある。まずはメモリーが標準で128MBある。それと細かいところだがCFスロットに取り出し用のボタンがある事だ。これは非常に重要な事でマイクロドライブを挿入した際に威力を発揮する。取り出しボタンが無いと爪で引っかいて取り出す以外無く、特に最近購入した6GBのマイクロドライブはその爪を引っ掛ける突起が一切なく取り出しにこまってしまう。最後にUSBホスト機能、専用のケーブルを使用することでUSBメモリーが使用できPCとのデータの共有が簡単となる。この専用USBケーブルだがe830W用はどこにも無く同じGenioだがe400gという旧モデル用が使用出来た。

落胆した事もあった、実はバスターがiPAQ4700でやっていたようにStawawayのBluetoothキーボードとマウスを使いたかったのだ。ところがだ、何とこのe830WのBluetoothには購入後判明したのだがHIDのプロファイルが無い!無いものはしかたがない。ところがSerial用のProfileはサポートされているのでSerial接続のキーボードが無いかと探したらここにあった。即購入し試してみたらちゃんと動いた。Stowawayの方がルックスも使い勝手も良いのだがとりあえずBluetooth経由でのワイアレスキーボードが使える事になった、でも動作確認後数ヶ月、一度も使ってないが、、、、

寄り道をしたが「読み上げ君」に話を戻そう。

TJが車でやってみたいというのでe830Wを購入したついでにフィットネスクラブで使ってるe550GXを譲ることにした。実はこのときその前に買ったe550Xの事をすっかり忘れていた。何の気なしに自宅のガラクタ箱を見ていたら何とe550Xがころがっていたのを発見!

「そうだ、代わりにこれを売ろう」「うん、待てよでもこれって読み上げ君はインストール出来なかったのでは?」「でも、ダメもとでやってみよう」

と新しいGenioのCDからGenioSpeechをe550Xにインストールしてみた。すると、、、、なんとちゃんとインストール出来て動作もちゃんとするではないか、東芝さーん!

何か非常に得した気になってTJには黙ってほとんど廃品と化していたが新品同様のe550Xを買ってもらったのだった。

その恩恵を受けて未だ手元にあるフィットネスクラブ専用となったe550GXは安泰となり週に2,3度はフィットネスクラブでTreadMillやStepperをやる時に重宝している。そうなのだTJの渋滞イライラ解消と同じように隊員のフィットネスクラブでの必需品、これ無しではフィットネスクラブには行かないと言うほどにこの「読み上げ君」は日常生活に無くてはならない物だ。何と言ってもこのソフトの優秀さは3年来使い続けているって事が如実に物語っている。

後日談だが、この新品同様廃品e550Xだが、やはり数年間一度も電気を入れてなかったのでバッテリーがへたっていいたとの事、でもしかたないよねー。

PS:これも後日談だが、e550XにはGenioSpeechのバージョン1.11しかインストールできない事が分かった。

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3G Data Card

Posted by ykk on 11th 6月 2005

報告者: YKK

約半年ぶりに上海へ行って昨夜の最終便で帰ってきた。3日間の滞在だったが行く度にその変貌ぶりには驚かせられる、このバブルはいったい何時まで続くのだろう。

北朝鮮戦があったのでロケーションフリーTVを持って行き見るつもりだったがホテルの日本食レストランに行ったら大画面TVの前に数十人の日本人がたむろして見ていたので一緒になって見てしまった。ちなみに上海のホテルのブロードバンドでもロケーションフリーTVは問題無く視聴出来た。

上海に行く前から気になっている物があり戻ったら即購入しようと思っていたので昨夜戻り今朝即CSLショップに行き購入してしまった。

何を買ったかって?3Gのデータカードである。やはりその帯域の広さが魅力、下り384K、 上り128K確保出来るとの事。隊員の場合外出時のメールはほとんどClieでBluetooth経由のGPRS接続で読んでおり別段不自由はないがだ、、、、、、

たまに有線であり無線でありネットに繋がっているLANに接続可能な状況であればPCを取り出すが、それも主な目的はオフィスのPCなり日本の録画サーバーにVNC経由でアクセスして録画の予約をしたり、録画済みファイルのダウンロードをするだ。通常日中ほとんど外出している隊員にとってリモートでオフィスのPCなり日本の録画サーバーに接続出来ないと録画の予約も出来ないし録画ファイルも溜まりに溜まってしまいどうにもならなくなり死活問題なのだ。

LAN経由ならあまりストレス無くVNCでリモートコントロール出来るが、その環境に無い場合はGPRS接続でやるしかなく、これが何とも遅くストレスが溜まる。

そこで3Gなのだ、384K(実際は多分その半分程度でも)の帯域が確保出来ればこのストレスも少しは解消しようってもんだ。

Huawei_e600_1010a.jpg

これが Huawei E600 という 3G/GPRS 兼用のPCMCIAカードだ。名前からして中国製だ。

まずドライバーとアプリケーションをPCにインストールしカードを挿すだけ。勿論本体にはSIMカードを挿入する必要があるが、CSLの場合は別段3G契約をする必要もない。

接続アプリケーションを起動してネットワークをサーチすると、

Network.jpg

アクセス可能なネットワークが表示される。自動選択も選べるがまず最初は自分で選ぶほうがおもしろい。そこで CSL 3G を選択しログインすると、

Huawei.jpg

選択したネットワークにログインされて状態が表示される。そこで Connect ボタンを押すとあっという間に接続される。

Huawei1.jpg

PCの画面右下に接続状態が表示され384Kと表示される様はいかにも心強いし、おもわずにやっとしてしまった。

そこで早速インターネットにアクセスしてみた。メールのダウンロードは明らかに速い。WEBのブラウジングもGPRSより圧倒的とまではいかないが表示が速いのは体感出来る。最大の目的である日本の録画サーバーへVNCでアクセスしてみた。やはりブロードバンド経由のようにはいかないが、それでもGPRS接続経由よりは速いという事が体感出来た。

下り384Kというふれこみだが、やはり当初推測したとおり体感的には半分程度の帯域。これで外出時場所を選ばず日本の録画サーバーにアクセスしようという気に少しはなった。

このカード、WCDMAとGSM両用なので日本でも使用可能かもしれない、次回やってみよう。

面白い事にこのカード、VoiceとSMSもサポートしている。ヘッドセットを付ければ電話も掛けられる。まあ本当かなと一度は試すがその後多分永久にVoiceもSMSも使わないかもしれないが。

しかし、本体がHK$4388とはいい値段だ。2年契約でHK$3188になったがそれでもね、、、リモートアクセス時のストレス解消コストと考えることにしている。

更にCSLの場合無制限アクセスという契約が無い、隊員の場合は月6Mという契約だがWEBを見たりVNCでリモートコントロールなんてしてるとあっという間だ。ネットワークサーチをかけるとSundayも3Gの接続が可能なようだ。Sundayでは無制限のGPRSの接続契約があるので、SundayのSIMを挿してログインしようとしたがダメだった。来週Sundayに行って3G契約が出来るか聞いてみる事にする。

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バスターvs C2店員 エピソードII

Posted by buster on 9th 6月 2005

報告者:バスター

6月4日雨の尖沙咀、その日、先週戦いに敗れたバスターは、雪辱戦に挑んだのだ。
実況中継は、人柱フリークの某B氏、解説は人柱隊のTJが担当。今ゴングが鳴った!

某 「今日のバスター気合が入っていますね。」
T  「やばいですよ。何が起こるかわかりません。」
某 「バスター昨夜からあまり寝ていないのではないでしょうか?」
T  「台湾ではHK$200で売っているという情報これが切り札でしょう。」
某 「バスターいきなり切り札だ!C2店員は、これを飲んだ模様です。」
T  「バスター雪辱を晴らしましたね。良かったですよ、先週は機嫌が悪くって大変でした。」
某 「そんな、買い物くらいで機嫌が悪くなるものなのでしょうか?」
T  「本当に機嫌悪くって、中国工場の従業員は皆震え上がっていました。中国工場では、バスターに二人も美人秘書をつけて、なんとか先週を乗り切ったのです。」

って!あのなぁ。某B氏とTJの話を聞いていると、バスターは「やまたのおろち」「超わがままオヤジ」に聞こえるじゃないか!

尖沙咀の電脳関連のショップは軒並み300ドル程度の価格で売っているのであるが、TJが二週間前に値切り倒した店員さんが快く200ドルまで下げてくれたのだ。早速Skype Mate 2.0.0.54.exeをダウンロードして、インストールは簡単に終了した。

先週も書いたが、「あたかも、電話をかけているような気持ちになれる」のが、この商品の一番良い所なのだ。ヘッドフォーンとマイクだと、会話を打ち切るタイミングがなかなかつかめないものなのだ。

早速、SkypeOutをしてみた。こういう時に電話をかける相手がいないのである。それで、東京に住む母親にSkypeOutしてみた。普段電話などかけてこない息子からの電話で、「この電話よく聞こえる?」って聞いたら「ものすごく良く聞こえるけど、ベンツの新車は自分のお金で買いなさいよ、いい年こいて、母親にねだるのはいい加減にしなさいよ!」と怒られてしまった。母親にはこれが、SkypeOutとは気が付かなかったようだ。

続いて、東莞に住むM川ちゃんにもSkypeOutしてみた。ぜんぜん問題なく会話が成立した。フィリッピンとか、中国とかはなかなか接続状態が悪かった。SkypeMateとSkypeのV3では状況が変わり、かなり使えるのではないかと期待してしまう。

バスター

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イヤなことを楽しむために

Posted by toji on 6th 6月 2005

報告者:TJ
嫌いなことだけど、やらなくちゃいけないことが、世の中にはたくさんある。
大げさに言えば、こういったことと、どう付き合うかで、人生という有限な時間の質が変わる。

学生時代の英語の授業は嫌いで仕方がなかったが、きれいな外人の先生と会話の勉強するのは楽しくてはかどる。反対に今でも中国語の先生が男だから、一向にうまくなれないし、宿題もできないのだ。

あんまり気が進まない会合に出るときに、気の会う仲間に無理やりでも付き合ってもらう。

苦手だと思っていた人と、実は趣味が一緒で意気投合でき、いい友人になれた。

なんてことはいっぱいあると思う。
こういった環境改善の努力をするのが、わたしは好きだ。

さて息子の学校に近いという理由で、市街地からはなれたタイポーに住むようになって早二年。30分のクルマ通勤もほとんどが高速道路ということで気持ちイイのだが、いったん渋滞に巻き込まれるとツライ。運が悪いと1時間くらい動かないこともあるのだ。

そこで環境改善である。まずはフツーに音楽環境を充実させようとiPodを装着した。でも、なんか違う。走行中にお気に入りが流れるのはとっても気持ちがいい。だが渋滞の不快感を克服するにはちょっと無理がある。ただでさえ込んでいるのに、マナーが悪いドライバーが無理矢理、割り込んできたりするとイライラが頂点に達し、お気に入りの音楽も聞こえなくなるのだ。

そんなときすばやくiPodを操作しOrenge Rangeから青田赤道の「嗚呼花の応援団」に変えて、ヤンキーモードですごむのも、ひとつの手ではあるが、香港人がそれを理解してくれるはずもない。

で最終的には、小説を読むことにした。いや正確には「聞く」ことにした。
YKK師匠がずっと愛用していたGenioを格安で譲ってもらったのである。Genioには代々音声読み上げソフトが付属しており、師匠は、このソフトのためだけに購入し続けているのだ。今回VGA版Genioが発売されたことで、旧モデルを処分すると聞いたので、早速手を上げた。

内蔵されているT-Timeという電子書籍を読むビュアーに、音声読み上げ機能がついているのである。これは東芝だけの独自改良なのであろうか?わたしが知る限りでは、他社製にはこの機能がない。
ビジネス書やノウハウ本なども試してみたが、やはり聞くのは小説に限る。で、クルマ以外では聞かないと決める。これはつらい。オフィスに到着したときにイイところだったりすると、クルマの中で聞き続けてしまう。逆に家に到着したときにイイところだったりすると、思わず家に持ち帰って続けて聞きたくなる。だがしかし、そこをぐっと堪えてクルマを降りるのである。

Genio.jpg

実際の音声デモ (当初のファイルはうまく再生できませんでしたので修正版をおいておきます。—-
Download file
#エラーがでてもかまわずOKすると表示できると思います。
東芝のGenioで再生している電子ブックの画面と音声を、三洋のXactiで撮影し、QuickTime7Proで出力した。ダウンjロード後適当なプレイヤーで見てください。読み上げの精度や品質を確認してみてください。
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こうすることでまずクルマ通勤でしか聞けないという特別なモノに仕立て上げるのである。これで間違いなくクルマに乗るのが待ち遠しくなる。渋滞すると”うれしい”、”おっラッキー”とさえ感じるようになるのである。先週も朝の通勤時に10台ほど前で事故を起こしたようでなんと1時間まったく動かなかったのである。周りのドライバーは、おりてウロウロしたり、文句言ったり、あせっている同乗者は高速を歩いている人さえ出てきたのだが、わたしはいつもよりゆったりと小説に集中できてハッピーだった。

これは本当にお勧め。でもこれって環境改善というより自虐ネタでしょうか?

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