亜洲モバイル人柱隊

ここでは香港在住・日本人3人がもてる技術と知識と資金をフルに投入し少しでも快適なモバイル環境構築を目指して日々奮闘する様を紹介する。

Archive for 4月, 2005

ロケーションTV(2)

Posted by ykk on 28th 4月 2005

報告者: YKK

さてバスターとTJ隊員が高電社のJ北京V5で中国人との会話にはげんでる頃(誰が相手なのやら)こちらはせっせとロケーションフリーTVで日本のTV番組をこれでもかと見まくっている。

先日面白いソフトウェアがあると教えてもらった。なんとロケーションフリーTVがPCで見る事が出来るというソフトウェアだ。

USA Sonyのサイトではないか!早速ダウンロードして試してみた。30日間のトライアル版だが正式版はこれも USAの SonyStyleから購入出来る(27日に発売予定となっている)。ちなみに日本のサイトには全く情報が無い。

要はロケーションフリーTVのベースステーションから配信されるストリーミングデータを専用のモニターを使用せずPCで見る事が出来るというソフトウェアだ。

これはすごい!っと起動してみた。すると次のような専用モニターの画面のまんまが現れ、

LocationFree.jpg

まず専用モニターで直接ベースステーションに接続して追加のモニターを登録しアクセスするパスワードを設定しないと使えない。考えてみると著作権の関係であたりまえかも。

ガーン!日本にモニターを持って行かないと使えないのだ!!!次回の予定は、、、、、

どなたかテスト可能な方の人柱報告に期待したいのですが、、、、、人柱隊が人柱の募集です、、、、、、

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TabletPCの使い道!

Posted by toji on 26th 4月 2005

報告者:TJ

TabletPCは次回になんていいながら半月も音沙汰なしで申し訳けありませんでした。
なかなかblogに時間が割けず、明日こそ、明日こそといいながら、先延ばししてしまった。
さてそんな中でもかなり気に入って使っているHP社製のTabletPC。
スペックはこんな感じ。ただ私が購入したのは英語版なので日本語版とは多少異なる部分があるようだ。

外観はこんな感じである。

そもそも購入した理由は、周りで誰もTabletPCなるものを使っていなかったということ。
これにLinuxを入れてちょっと大きなLinux OS PDAとして遊べないか?などと妄想していた。
ということで純正のTabletPCそのものに何かを期待していたわけではない。ところが触ってみるとTabletPCの機能に驚いた。Linuxを入れることも忘れて純正OSを楽しんでいる。

まずもっとも驚いたのは、その対応言語である。
香港で購入しているので、当然付属OSは英語版であると信じていたのだが、実際には多言語版のWindows XP Tabletバージョンが導入されていた。
これはいわゆる企業向けにマイクロソフトが販売しているMUI(Multi User Interface)版と同様、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、日本語など多くのアジア系2バイト言語に対応したものである。コントロールパネルから、インターフェイス言語を選択することで、OSで使用する言語を変更できる。日本語を選択すれば、画面左下にはいつも見慣れた「Start」ではなく「スタート」となるし、中国語・繁体字を選択すれば「開始」となる。もちろんエラーメッセージなども各言語で表示されるわけだ。

更に、選択した言語でのペン入力もサポートされているわけで、日本語入力が簡単に出来るのだ!
ザウルスやポケットPCなどで手書きには慣れているが、それらと遜色ない入力が可能である。

いくつかスクリーンショットをとってみたので見て頂きたい。

日本語入力
Japanese.jpg

言語選択
Lang_Sel_2.jpg

英語入力(手書きした文字の下に認識された英文字が見える)
pen_2.jpg

中国語(簡体字)入力
シンセンの「セン・つちへんに川」という文字や、業の簡体字を書いてみた。
SZ_2.jpg

これを何に使うか?
そうもちろん我々のような海外居住者は現地人との会話のための翻訳ソフトにこれを活用するのだ!
バスターも愛用している高電社のJ北京V5にこの中国語入力を使用すれば中国人との会話が驚くほど弾むのである。
先方がキーボードアレルギーの場合は効果覿面である。おもしろがってペン入力してくれるはずだ。

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ロケーションフリーTV

Posted by ykk on 13th 4月 2005

報告者:YKK

さてと最近の隊員はいかに快適に香港において日本のTV番組を見るかという事に命をかけている。一昨年あたりから日本の実家にTV番組を録画するサーバー及びネットワークに接続出来るハードディスクレコーダーを設置しTV番組を録画しまっくっている。録画終了したらインターネット経由でファイルをダウンロードするのだ。

これだと番組終了後1時間半もあれば香港で見る事が出来るのだ。なにしろ連続ドラマと呼ばれる番組は毎クール全て録画している。一日はどうころんでも24時間しかないのでとてもではないが見きれるものではない。そこで得意の「ながら」で消化することとなる。仕事をしながら、出張の行き帰りの飛行機、電車、バス、タクシーに乗りながら、MTRの中で立ちながら座りながら、食事をしながら、寝ながら、などなど。それでもファイルは溜まる一方。

あげくの果てはスタバとかロイヤルパシフィックコーヒー等でZaurusで無線LANに繋ぎ日本のサーバーでお昼のニュースを10分ほど録画してその場でダウンロードして見たりしている。

ところがやはりどうしてもニュースとかスポーツ番組はリアルタイムで見たいという願望が沸いてくる。技術的にはインターネット上でTVの番組をエンコードしてストリーミング配信してこちらでデコーディングして画面に表示してやればよい。正にホリエモンがやろうとしている事ではないのか!

仕組みは日本に設置するベースステーションにTVのアンテナを接続し、更にインターネットにも接続するだけだが。これだけではだめである。外からインターネットを経由してこのベースステーションを探して接続出来ないとダメなのだ。それにはベースステーションが固定IPアドレスがあれば一番簡単だ。電話番号をまわせば相手の電話に繋がるのと同じで固有のIPアドレスがれば一発で接続出来る。ところが一般には固定IPアドレスというのは取得出来ない。常時接続でもISPに接続する度にISPから自動的に違うIPアドレスがベースステーションに割り振られてしまい外部からの接続が出来なくなってしまう。

LF-X5_008.jpg

これを公衆でやろうとすると当然著作権の問題が発生して違法行為となる。あくまで個人が家庭内で楽しむという範囲に限られる。これを可能にする商品が表れたのである!SONYのロケーションフリーTVというのがそれである。以前SONYでモニターに無線LAN機能を付けたエアーボードという商品がその元祖である。ベースステーションとモニター部分を無線LANで結び家庭内どこでも、トイレの中からでもTVが見れて、インターネットメール、ブラウジングが出来るという商品だった。それをインターネット経由で家庭外からもベースステーションとの接続を可能にしたのが、その名もロケーションフリーTVと名前を変えて登場した製品だ。

最初のLF-X1というモデルが発売され、つい先月LF-X5が発売された。ベースステーションは両モデルとも共通だが、前者は12インチのディスプレーで2400グラム、後者が7インチで580グラム。LF-X1は持ち運ぶには大きくて重すぎるが、LF-X5はカバンに入れて持ち運んでも全然苦にならない。

prod_lf-x5.jpg

外部からこのベースステーションに接続する解決策とし一般的なのはダイナミックDNSというサービスを利用する。ISPが毎月数百円で提供しているし無料のサービスもある。ここに何らかのユニークなドメイン名を登録する、例として myname@mydomain.com を登録したとするとISPからIPアドレスが割り振られる度にDNSに登録してくれるわけだ。そうすると世界中どこからでも myname@mydomain.com でベースステーションに接続が可能となる。

それだけではなく通常はISPに接続するにはADSLモデルとかPPPoE対応のルーターとかが必要となりISPが割り当てるIPアドレスがそのままベースステーションのIPアドレスとはならない。あくまでISPの割り振るIPアドレスはISPに接続するルーターに割り振られ、ルーターに接続しているPCとかロケーションフリーTVのベースステーション等にはプライベートIPと呼ばれる他のIPアドレスを設定する。

ロケーションフリーTVのプログラム等インターネット経由で使用するプログラムはTCP/IPの固有のポートを使用する。そのポート番号が重要でそのポート番号をルーターに設定(ポートフォーワーディング)してやらないと最終的にベースステーションに外部からアクセス出来ない。インターネットとかコンピュータの知識があれば難しい事はないのだが、やはり普通はここまでやるにはかなりハードルが高い。そこでSONYは「訪問設置・おまかせパック」というサービスを提供しており2,100円で全てやってくれるらしい。

さてと能書きはこれくらいにしてこれをどうやって香港で使うのかと言うと、例えば家には無線LANがある。モニターをこの無線LANに接続してやれば良い。このモニターは大変良く出来ており接続可能な無線LANを全て表示してくれるのだ。

CAPT0002.JPG

リストの中から選択して接続してやればよい。当然WEP(暗号)が設定してあれば入れてやる必要がある。接続完了後設定してある日本のベースステーションに接続するだけ。ベースステーションとモニターは特殊な認証で一対一の接続となるので、これで個人ベースでのTV番組の視聴という事になる。認証後しばらくすると配信が始まる。

CAPT0004.JPG

画面をタップすると受信可能なチャンネルが表示されるのでチャンネルをタップして番組の変更が行える。

CAPT0003.JPG

エンコードをしてインターネットで配信し更にデコードして表示する訳だから考えてみるとすごい事をやっている。インターネットの回線の状況にもよるが数秒のディレイが生じるが正にリアルタイムで日本のTVが見える。

最低でも380K程度の帯域は必要なようで帯域が十分取れないと画像が乱れたりするが、画面のサイズもビットレートも変更出来るのでほぼ問題無く見る事が出来る。

CAPT0001.JPG

銅羅湾にある世界貿易中心で公衆無線LANに接続してみたが801.11bという事もあり時折画像が止まったりするがニュース等を見るには問題無い。

更にこのモニターはインターネットに接続しているので当然と言えば当然だが、メール、ブラウジングも出来る。

CAPT0005.JPG

CAPT0006.JPG

ともかくすごい製品が出たものだ、外部(海外も含む)からTV番組を見るにはそれなりの知識と環境が必要だが、それさえ整えれば海外にいながらインターネットに接続しさえすれば日本のTV番組が見えるという事。海外におけるライフスタイルが変わること請負である。

F1000034.JPG

次回の出張には必ずこれを持参する。ホテルの部屋にはほとんどブロードバンドがあるのでそれに直接有線で接続してもよし、無線LANのアクセスポイントも何時も持って行くのでそれを接続すればホテルの部屋内で日本のTV番組がリアルタイムで見れることになる。

実はこれとほぼ同じ機能を提供するソフトウェアが登場した。PCで見る必要があるが可能性としてはZaurusを使って見る事も可能となるかもしれない。TJが現在やっているのでそのうち報告があるかもしれない。

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pdaXromとTabletPC

Posted by toji on 7th 4月 2005

報告者:TJ
最近Blogの更新が出来ずにいるTJだが、人柱的作業を何もやっていないわけではなく、むしろいろいろと手を広げすぎて収拾がつかないというのが現状である。

まず、ほとんど使い道がなかった、Zaurus(SL-C750) にLinuxのパッケージであるPdaXromを導入。
これは文句なしに面白い。ザウルスを眠らせている人はやるべし!
pdaXrom.tiff

まず普通のFireFoxがバリバリ動くのは感動ものである。FireFoxなのだから香港銀行(HSBC)のオンラインバンキングも動くのである。VGAのLCDには小さな文字がびっしりと詰まっている。目には全く優しくない。むしろ目が悪い人を拒否しているようである。PdaXromを導入したザウルスはもうPDAとは呼べない。それは完全なPCである。ただ小さい故のメリットとデメリットがあるので万人には向かない。だがしかし、この端末の秘めたる可能性を知るのはとても楽しい。
ザウルスはハードディスク内蔵の新型SL-C3000が出たことで、旧モデルがねらい目ではないだろうか。SL-C760あたりの中古品でもその楽しさは堪能できると思う。

もう多くのサイトで導入の報告があるし、すでに日本語化されたパッケージまで用意されている。至れり尽くせりである。
特に参考にさせて頂いたのが以下のサイトである。ありがとうございました。

日本のPdaXromの総本山ともいえる
pdaXrom.jpさんにあるインストール手順などは必読であろう。

またいつもとてもクールかつ有益な情報を頂く tk109さんのサイト
pdaXromの導入覚え書き
pdaXromにアプリをガシガシ追加する

それとインストールに関しては Garbage design Works BLOG さんの手順シリーズだ。

まずはFireFox(ブラウザー)とSylpheed(メーラー)を使ってみるだけでもいいと思う。
残念なのは、SylpheedにはIMAP4の設定があるのだが、設定しても動作しない。当面POP3で我慢しよう。

それからわたしがpdaXrom用に使っているのはバスターから拝借したSony製PEGA-WL100である。これは全く問題なく動作しているが、なんとか802.11Gが使えないものかと購入してみたLinksys のWCF54Gは動作しなかった。
wcf54g.jpg

悔しいが仕方ない。このカードはAgere社製のチップセットを使用しているようで、Agere社のホームページにはLinux用のドライバーが上がっているのだが、X86しか動かないようである。

もう一つ はまっているのが、HPのタブレットPC(WindowsXP Tabletバージョン)である。先月中古で入手。
わたしのメインマシンはマックであるが、社内システムや各PDAとの連携を考えるとやはりウインドウズが欲しくなる。以前報告したとおり、バーチャルPC Ver.7でほぼウインドウズマシンは不要になったはずなのだが、それでも何故か購入してしまった。このタブレットマシンにLinuxを入れて遊ぼうと思っていたのだ。ところが、ウインドウズのまんまでも十分遊べるので、使い倒している。いや最近ではむしろメインマシン化しているかもしれない。すべてのノートPCはタブレットになるべきだと素裸思っているのである。しかも!なんとTablet版のXPは、マルチランゲージにデフォルトで対応しているのである。

ここであまり一般には知られていないようなので、MUI版のウインドウズについて豆知識をお伝えしたい。知っている方は無視してください。

マックOS X(オーエス・テンですね。エックスではありません。蛇足)では当たり前の機能であるが、フツーにOSをインストールした状態から「システム環境設定」(ウインドウズのコントロールパネルに相当)の「言語環境」メニューから英語、日本語、中国語などを選択すると、OS全部がその言語に変更できる。当然ヘルプやエラーもその言語になるわけであるから、香港で買ったマックでも全然問題なく日本語が使えるわけである。

同様なものがウインドウズにはないのか?実はウインドウズでもある。しかし一般には発売されておらず、5個以上のライセンスをまとめて購入するオープンライセンスという購入方法をとればMUI(=Multi Language Interface)版のウインドウズを購入できるのだ。日本におられる方はあまりメリットを感じないと思うが、わたしのように海外で仕事をし、PCを使っているものにとっては、知っていて損はない。よく日本の量販店などで日本語版ウインドウズを購入してきて、海外調達のパソコンに再インストールしている企業を見るが、その必要はないのである。中国のMSディーラから5ライセンス以上まとめ買いすればいいだけ。これをインストールすることで、1台のマシンでログインするユーザ毎に言語を中国語(簡体字)、日本語、韓国語という風に変更できるわけである。海外でPCをお使いになる方は覚えておいて損はない。

ということでかなり横道にそれたので、本題のタブレットPCについては次回ということで。

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