亜洲モバイル人柱隊

ここでは香港在住・日本人3人がもてる技術と知識と資金をフルに投入し少しでも快適なモバイル環境構築を目指して日々奮闘する様を紹介する。

Archive for 6月, 2004

飛行機の中でメールを送受信するという事

Posted by buster on 5th 6月 2004

とにかく、TJと共に東京行きのキャセイに乗り込んだ。目的は皆さんご存知のように新宿の隠れ家に届いているSony VAIOUを受けとるのがその理由だ。これ以外の理由なんて色々あと付けで作っているが、本当は無い!

もちろん、昨夜は行き着けのすし屋で、息を吸いすぎたカエルのお腹のような状態になるまで食べた、もう苦しいのである。しかも、ホテルの近くのコンビニでやっぱり、シュークリームを買ってしまった。

R50pを持ってきたのは、この飛行機の中からのメールを送受信してみたいからだ。ファーストかビジネスではどこに着席してもこのサービスを受けられるのだがエコノミーは前から4番目までの席までがこのサービスを受けられると説明を受けた。

今回の旅行は、仕事ではないからあまりお金をかけたくないし、東京までなら、ビジネスなんて乗りたくない。だから、エコノミーの前をお願いした。キャセイのスッチーにUSBケーブルを渡され、これで、PCと座席の下についているUSBハブに接続した。

TenjinというUSBモデムなるソフトをインストールし、とにかく、接続を試みる。

PCCWTenzing.jpg

こんな調子で、接続が行われている事が確認できる。

Tenjin2.jpg

専用のウェブメーラーが立ち上がり、メールの送受信が行われるのだ。

tenjin4.jpg

飛行機の中からの通信という事で、20分に一度メールの送受信が行われる。(多分、そのくらいのタイミングと思う。)

料金は、二通りのプランがあり、一通毎に料金がかかる。基本は一通2KBまでで、これがUS9ドルちょっと。あるいは、2KBまでのメールならば、無制限というプランで、19ドルちょっと。(細かい数字を覚えていなくってごめんナ!)。

メールは、2KB以上は切り捨てられて、それ以上を受信するのであれば追加料金が必要となる。実は、ISLの会計マギーから、添付ファイルが送られてきたが、受信すると、US$1000ドル近くかかるらしい。計算方法は1KB当たりUS$0.60との事である。いくら人柱隊でも二通のメール受信に10万円をかけるのはできない。しかし、この数字を見た瞬間ちょっとびびったのである。そりゃ、プラン通りで、2KBのメールなら、いくら受信しても19ドル程度以上かからないと書いてあるが、それにしても、「もし、チャージされたら」という気持ちが頭をよぎったのである。何度も、PricePlansを読みなおして、胸をなでおろした。

Unlimited Messages
For one low flat fee per flight, you automatically receive all your messages up to a standard amount of kBs per individual message. Since some messages may be longer than the standard, we provide an easy way for you to manage these longer emails. At the point where the standard amount ends, we ask you if you would like to receive and pay for the remainder of the message. We tell you just how much the remainder will cost, and then you decide to upload/order it or not.
Attachments also incur a per kB charge. We indicate in advance the cost of the whole attachment, and then you decide to purchase and view it, or not.
The process for sending messages is similar to receiving them. After you compose a message, we again tell you in advance how much that message will cost to send. Anything up to the standard amount of kBs is included in the flat fee. Note that 1kB equals 1,024 bytes.
Promotions Your ISP may occasionally hold special promotions. To take advantage of the promotion during your flight, you enter the special promotional code your ISP provides, but you will not see the reduction in price until after the flight, when you are billed and the promotional rate is applied. Normal (non-promotional) pricing is displayed during the flight.
Maximum Limits The following maximum limits apply to inflight email:
Spending limit of US$600

このメーラーはUTF8(ユニコード)で行われるので、日本語で送信したメールは化けて読めない可能性もある。まだまだ、このようなサービスには改善の余地があると感じた。自分のメーラーで送受信が出来るようになれば、存在意義はあると思う。所で、このフライトでこのサービスを使っているのはバスターだけだったのだ。

バスター

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Muvo24GBMicrodriveゲット大作戦

Posted by buster on 3rd 6月 2004

ウェブ上の情報で改造物ほど、「お値打ち感」があって刺激的なものは無い。自己責任でやるんだから、改造とかして、失敗した場合はメーカーには責任を取ってもらえないのである。

明日から日本へ出かけるのだ。手に入れるVAIO Uには外付けのCDドライブがないので、CFサイズのMicrodriveを取り出せるMuvo2を先週から色々な場所で物色していたのだ。

MuVo2品薄状態で香港では手に入りにくかったのだが、昨日手に入った。早速、みんながやっている、4GBと手持ちの1GBを交換作業するのだ。プラモデルで鍛えた手、老いたりとは言え、老眼鏡をかければ細かい所までまだ見えるのだ。しかも、ドライバーを回す手つきは、まるで、ピアニストのような手で繊細な動きをしているのだ。
(あくまで自己陶酔状態なんですね。MS子談)

ところがである。この4GB取り出し、1GB置換作業は本当に大変だったのだ。
今回は思い込みとは裏腹に人柱度が凄い高い作業になってしまった。

これが外観である。小さくまとまりかわいい。この中に4GBが中に入っているのだ。
MuVo2.jpg

あけると、こんな感じである。
Muvo2open.jpg

このメタルっぽい基盤の裏に目指す4GBのMicrodriveが入っているのだ。ところが、この基盤をとめているネジを3本外しただけでは、すんなり外れないのだ。バスターは、少し、この基盤を曲げてマイクロドライブを外した。この時、どちら側が上だったかを覚えておらず、1GBをさかさまに取り付けてしまったのだ。これを直す為に再度、ケースを開ける羽目になったのだ。

やっとの思いで1GBの取り付けを終えたのだが、十字架のマークで、異常が発生しているとMuvo2はバスターに訴えている。USBで接続するとちゃんとHDDと認識するのにもかかわらず、MP3プレーヤーとしての機能がきちんと果たせないのだ。

ファームウェアを壊してしまったようだ。
これをダウンロードして同じバージョンのファームウエアを上書きして、やっと、Muvo2の1GBが完成した。

ふー疲れたぜぃ!

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もう一度クリエの海外撤退報道を考える

Posted by toji on 3rd 6月 2004

昨日はメモリースティックについて考えたが、PalmOSLove庵さんのサイトで知った、「クリエは国内のみの展開に、海外での販売終了へ - 事業戦略を見直し」というタイトルを見てた上で、もっと根本的な問題として、クリエが北米において存在意義を失っているのではないかということについて考えてみたい。

以前にもコモディティ化するPDAについて書いたことがあるが、現在のPDAメーカは、以前にも増して自社製品の特色を強調しなければ商売を存続できなくなっている。つまりスケジュール管理や住所録といったPIM機能+α のα部分である。
GPS(Global Positioning System) やHandspring(現在のPalmone)のTreoシリーズのように電話機能を取り込んだモデル。かなり特化するがシンボル社のようにバーコード搭載モデルなどである。

そんな中でソニーは当初から音楽や映像といったエンターテイメントを自社製品のα部と標榜して戦っていた。
数あるPDAの中で、クリエのエンターテイメント機能はそれなりによく出来ていると思う。しかしそこに大きな敵がやってきた。iPodである。そもそもiPodとクリエは正面衝突するプロダクトではないはずだが、クリエがα部を強調すればするほど、iPodと衝突することになる。

携帯電話が通話料で継続的な料金徴収モデルを持つように、アップルはITunes Music Sore(iTMS) で継続的な料金徴収モデルを確立した。
この料金モデルを持つアップルと持たないソニーでは戦いが長引くほどにソニーの傷は深くなると思われる。
幸いなことに日本にはまだiTMSがない。このアップルのモデルに対抗できるようになるまではエンターテイメントを標榜したクリエでは戦えないとソニーは考えたのかもしれない。

TJ

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メモリースティックに固執するべきではない。

Posted by toji on 2nd 6月 2004

ソニーから発表されたクリエの海外市場撤退に関して考えてみた。

ここ数年ソニーの戦略は「メモリースティック(MS)というツールを使ってPC、PDA、デジカメといったデジタルデバイスを串刺しにする」ことだったと思う。つまりソニーのデジカメを買ったらそこにはMSやMSスロットがついており、PDAを買うなら、MSが使えるソニーにしようと購買者に思わせる、という囲い込みの戦略である。

以前はわたしも、デジカメ撮影後には、コンパクトフラッシュ(CF)などシリコンメモリを本体から抜き出し、PCにつないで撮影した画像を取り込むという方法をとっていたが、ある時、付属するケーブルをつないぐことで、外付けディスク(マスストレージ・デバイス)としてPC側に認識させることが出来ると知ったときから、メモリを抜き出さなくなった。
つまりシリコンメモリはデバイスに装着しっぱなしにするようになった。これはデジカメだけでなくPalmでも同様である。こうなるとメモリを使い回ししないのだから、デジカメ選択の際に、MSかSDかと考える必然性は明らかに低下した。(もちろんゼロではない)
ソニーの思惑が世の中の進化(OSがウインドウズXPになり、デジカメにクレードルが付属するようになった。)とともにずれてきたといえる。

このように囲い込み戦略の効果が低下してくると、逆にMSであることが悪く作用する。
つまりメモリがデバイスにつっこみっぱなしになった場合には、メモリの評価のポイントはメモリサイズと値段の2点だけになってしまう。
そもそもMSはMB(メガバイト)あたりの単価が、SDやCFに比べて割高である。殆どソニー1社でがんばっているのと、たくさんのサードパーティが競い合って製造しているモノのコストはおのずと違ってくる。蛇足だが、わたしはMSを購入するのは日本と決めている。消費税を含めても香港は日本に比べても2割ほど高いのだ。米国でも状況は似たり寄ったりではないか?

更に追い打ちをかけたのが、256MBを最後にMSは大容量を出せなくなったことだ。かなり遅れてProを出したが、はっきり言ってタイミングが遅すぎたし、青色、白色、Duoとラインナップが複雑になりすぎた。
またMSをインターフェイスとした通信デバイスなど日本以外には存在しないように周辺機器の多彩さにも限界がある。

これは大昔にあったベータマックスの悪夢再来である。
今後もMSスロットしかないデバイスを作り続ける限り、海外マーケットでは苦戦するのではないか?
世の中にはアップルにコミットし続けるわたしのような人間もいる。日本にも、ここ香港をはじめとして海外にも同様に、割高なソニープレミアムを払い続けてくれるソニーファンがいる。しかしその数は日本国内ほどではない。
そうだとすると今回のVaio Type UのようにCFスロットとMSスロットのデュアルにするなどしてMS色を薄めることで、正々堂々とではないが、ひっそりとMSの敗北を認めることが被害を大きくしない方策ではないか?

TJ

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いよいよ今週末にVaio Type U をいじくれる

Posted by toji on 1st 6月 2004

今週6月4日の金曜日は、香港や中国に住んでいる人にとっては今も忘れられない天安門事件が起こった日である。
しかし今年のその日、わたしは日本にいる。Vaio Type U を手にするために!!すでに5月29日には、ソニースタイルから新宿某所への配達完了のメールをもらっている。

いろいろなユーザサイトで新型Uが、評価されるのを見るたびに、こんなことならば安全をみて一週間帰国を遅らせるべきではなかったと後悔しっぱなし。でも万が一にでも発売が遅れたときには、手ぶらで帰国しなければならないということを考えると、こうせざるおえなかったのだ。

久しぶりの日本。何を食べようか?とまずは考えているのだが、実はこの日のために用意していたスペシャルグッズがあるのだ。それはNokia7600という携帯電話。なんと日本でも使えるというアレである。最近日本語版が出たとも聞く。
7600.jpg

実はこれを入手したのには訳がある。ある日ぶらりと立ち寄ったCSLショップでふと目にとまった折りたたみ式Panasonic X70。液晶がすばらしくきれいだ。「オレンジデイズ」の妻夫木くんも柴咲コウちゃんもみんな折りたたみ式の携帯を使っている。なのに、わたしは折りたたみ式を持っていない。これしかないと思ったわたしはソッコーで購入した。
panasonic_x70_b.gif

持ち帰ってまずはJabraのBluetoothヘッドセットを設定してみた。あっ・・アレ????うまくいかない。
bt_200.jpg
Jabraのヘッドセット

何度やってもかかってきた電話をフックできないのである。気を取り直しTungtenTとペアリングしてGPRSを設定しようとしたがこれまた失敗。困り果てたわたしはパナソニックのサポートに電話した。そのやりとりは

サポート「ヘッドセットはPanasonicブランドの純正品のみ使えます。」
わたし「どこで買えますか?」
サポート「まだ販売していません。」
わたし「いつ頃発売ですか?」
サポート「予定はありません。」
わたし「絶句・・・」

この恐ろしい会話が三回繰り返されたのである。

更に
わたし「PC以外とBluetoothでダイアルアップモデムとして使えますか?」
サポート「出来ません(きっぱり)」

困ったわたしは購入したCSLショップに泣きついた。でもCSLの人たちはやっぱり優しい。「そーなんですよね。パナソニックのBluetoothはすごく相性があるんですよね。でもこのJabraは大丈夫だと思う?」といいながらわたしの持っていたJabraを試してみた。結果は惨敗。引きつった顔でいろいろと言い訳していた。そこでわたしは一か八か、「Bluetoothが使えないと困るので別のに交換してもらえますか?」といってみたら、あっさりと了承してくれた。さすがは天下のCSLである。そこで別の電話機を物色したのだが欲しいモデルが見つからないのだ。悩みに悩んだあげくNokia7600を選んだ。

もってかえって嫁さんに見せたら、「何でこんな変なの買ったの?」と笑われ、「そろそろお前のを新しいのに交換したらと思ったんだけど・・」「いらないよ」とあっさり拒否された。
事務所ではみんなから「誰がこんなの買うのかと思ってたら身近にいたねェ~」と嘲笑された。

そんな周囲に対しては「なにいってんのこれは日本でもローミングで使えるんだよ!!」と強気で抗弁するのみなのである。苦しくつらいのである。

とドーでもいい話を長々と書いたが、これがことの顛末である。
日本ではなにが何でも使わなければならないのである。もうソニーのBluetooth携帯をプリペイドで使うのとはおさらばなのである。
とってもすっきりする予定なのである。
しかしやはり来月40歳になるオヤジは、妻夫木クンと張り合うことなど許されないのだ。折りたたみとは似ても似つかぬ”木の葉型”を使う運命(さだめ)なのだろう。

TJ

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MP3を着信音とする場合

Posted by buster on 1st 6月 2004

TJが情熱大陸のテーマを着メロにしているのに反応して、やっぱり着メロは「クラプトン」だよね!と「Reptile」を着メロに設定した。ところが、美しいメロディラインなのだが、着信音としてはイントロのあたりは、音量が低く、聞こえにくいという問題がある。それなら、いきなり、ボリュームのある音が出るものは何だろうと考えた。

そうだよ!と思い出したCDは、「ルパン三世カリオストロ城完全サントラ版」である。このCDには効果音が、カット毎に収録されているのだ。軽快で、楽しい、「カーチエイス」あの、クラリス姫が、シトロエンの2CVで逃走するのを、悪漢が追う。それを見た、ルパンがクラリスを助けようと、Fiat(サンクのエンジンを乗っけたと思うけど)らしき車でこれを追っかけるのだ。このカーチェイスのシーンの時に流れるのだ。大野雄二の音楽の世界はバスターが特に気に入っている大人の音なのである。

夕食の時、着メロを披露したいバスターの思いとは裏腹に、こういう時に限って誰も電話をくれないのだ!あまりがっかりしているオヤジに四男が気を使って、電話をかけてくれたのだ、やった、サントラ版の威勢の良いリズムがtreo600から流れる!

その時、三男が言った、「お父さん、会議の時は音切っておいた方がいいと思うよ。」

バスター

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