亜洲モバイル人柱隊

ここでは香港在住・日本人3人がもてる技術と知識と資金をフルに投入し少しでも快適なモバイル環境構築を目指して日々奮闘する様を紹介する。

Archive for the 'Zaurus' Category

目の付け所がシャープなZaurusもまだ現役!!

Posted by TJ on 2nd 11月 2006

報告者:TJ
前回夜も寝ないで昼寝しながら必死で作成したUSBホストケーブル!
これは誰もがきっとW-Zero-3esのためだと思っているだろう。が、しかし実は違う。
Usb Host

これこそはW-Zero-3esと同じシャープ製でありながら忘れ去られようとしているZaurusの周辺機器として作成していたのである。
かなり以前、Zaurus USBホストケーブル探して彷徨うとして探しまくったUSBホストケーブルだが、結局、外付けHDDのパーツとしてしか調達できなかった。
しかし堂々ここに完成した!これさえあればSL-C3000などのUSBホスト対応Zaurusでキーボードや、USBドングルタイプBluetooth、メモリーカードリーダなどが使えてしまう。
シャープはどうもWindowsMobileに気持ちがいってるようだが、なんとかZaurusにもう一花咲かせてやろうじゃあないか!

さあZaurusファンの皆さん、電脳中心買物隊へ急げ〜

 Am Archives Slowdance

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ザウルスSL-C3000 と hw6515 をSocket製Bluetoothで接続しダイアルアップ

Posted by toji on 22nd 9月 2005

報告者:TJ

実は前に報告した最強環境というのは今回のことが報告したくて書いた前振りである。

ノートブックからPocket PC  iPAQ hw6515 を外付けモデムとして使用し、GPRS・
EDGEでダイアルアップするというのは、hw6515 が本来持っている機能であり必ずできるものである。しかし
ZaurusからBluetooth 経由でhw6515 にアクセスしダイアルアップするというのは、これはもう想定範囲外であり、
超えなければならない壁があるのである。なんといってもZaurus はBluetooth
をサポートしていないわけだからBluetooth のドライバーから苦労するわけである。

しかも日本では電話として使用できないhw6515 と海外では販売されていない Zaurus
というありえない組み合わせでダイアルアップさせるというのも人柱度が高いといえる。つまり今回は自分への覚書かなぁ orz ・・・

 

さて Zaurus で Bluetooth を動作させるというのも時間の経過とともにかなり成熟し安定してきているようだ。
参考にさせていただいたのが TAKETYONさんのページ。TAKETYONさん ありがとうございます。

TAKETYONの作業記録 at
りなざうテクノウ

この中の「完全初期化」ー「
ターミナル
環境の導入」ー「
インストール
」 までこの通りに実行する。

#もちろん完全初期化に関してはZaurusがまったく初期出荷状態になるわけであるから注意すべき。
何度やってもどうしてもうまくいかないときなどに仕方なくやるというのが正しい考えかもしれない。

次に 「設定 その1 Bluetooth 機器設定」 であるが hw6515
に合わせて若干異なる設定する必要がある。

以下 /etc/bluetooth/rfcomm.conf 
を修正する。

#
# RFCOMM configuration file.
#
# $Id: rfcomm.conf,v 1.1 2002/10/07 05:58:18 maxk Exp $
#
rfcomm0 {
      # Automatically bind the device at startup
      bind yes;
      # Bluetooth address of the device
      device 00:11:22:33:44:55;            <—— 注1
      # RFCOMM channel for the connection
      channel 6;                           <—— 注2
      # Description of the connection
      comment “hw6515″;
}

注1 )PocketPC(iPAQ hw6515)の場合には、Setting ー Systemタブ ー HP Asset
Viewer ー BluetoothタブのMAC Address を記述する。

注2 )これが一番頭の痛いところである。hw6515 は Dial Up Network
(以下DUN)を標準でサポートしている。

ここでこのDUN が一体Channel何番であるかということである。hw6515 のBluetooth をONにした状態で
Zaurus のターミナルから

sdptool browse

とコマンドを打ち込む。するとhw6515 が持っているプロファイルがざっと表示されるのであるが、これが Channel 6
の時と Channnel 4 のとき2通りあるということである。

コレは何かの間違いなのであろうか?ご存知の方がおられれば是非教えて頂きたい。設定は当然であるが、Channel
6と表示されれば、この注2部分には”6″と入力する。またどういうきっかけでChannel が変わるのかもよくわからない。


この後、PINの設定はここでの記述どおりに行う。

次に「設定 その2 Bluetooth
ネットワーク
設定」であるが、hw6515 とZaurus
SL-C3000 の場合はこのAnton
Maslovsky さんの
パッケージではうまく作動しなかった。

コレが動けば本当にZaurusとBluetoothの設定が楽になると思うのであるが、私の環境では接続はするのであるが、
メールにしてもNetFrontにしても、パケットが流れ出して数秒するとZaurusがハングアップしてしまうという症状が出てしまい、
イロイロとやってみたが克服できなかった。そこで仕方なく、コレまでどおりの”PPPダイアルアップ接続[赤外線]”を使った。

まずはネットワーク設定からダイアルアップ接続を追加する。ここではもちろん PPPダイアルアップ接続[赤外線] を選択する。

各タブ設定は下記の通り


 
接続先
 名前: Peoples
 ユーザー名:Peoples —–空白以外なんでもよい
 パスワード:Peoples —–空白以外なんでもよい
 機器認証を使用する はチェックしない
 電話番号:*99#

ネットワーク
 ネームサーバーの自動検出 はチェック
 IPアドレスを自動的に取得 はチェック

モデム
 初期化コマンド:AT+CGDCONT=1,/”IP/”,/”peoples.net/”  ・・・ここには peoples.net などAPNを入れる。
 ダイアル方式:トーン

プロキシ
 プロキシを使用しない

上記の設定により /etc/ppp/peers に IRDAXXXXXX が生成される。これを
ZEditorなどを使って編集する。このファイルをZeditorで開くと次のようになっている。

noipdefault
115200
connect '/usr/ ・・・・・・初期化コマンドが続く

二行目の 115200の前に/dev/rfcomm0 を追記し下のように変更し保存する。

noipdefault
/dev/rfcomm0 115200
connect ‘/usr/ ・・・・・・初期化コマンドが続く

変更はこの部分のみである。

上で作成した設定を使って接続すれば、EDGEまたはGPRSの高速通信が可能になる。hw6515はEDGE
に対応していることもあり、ワイアレスモデムとしてこれを使う場合には最高のデバイスといえるのではないだろうか!?


				

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hw6515 を使ってビジネス・モバイラー最強環境構築のススメ!

Posted by toji on 12th 9月 2005

報告者:
TJ                                                                                                                                                                                                                                                                           

Universalが発売され、華南
(中国南部)、香港はこの話題で持ちきりである
。そんな今 Pocket PC
hw6515
の話をするのは気が引ける。しかしそれでもなお語らせていただこう。何故なら、今のわたしの環境こそが、香港・
中国を飛び回るビジネス・モバイラーにとって最高の環境であると自信を持ってオススメできるからである。(あくまで本日現時点での話であり、
数日後にまったく異なる環境を提案することも往々にしてあるが、それはそれ 笑って許してほしい。)

以前紹介したとおり、hw6515 は小粒でもピリリと辛い山椒のようなマシンなのである。小ぶりでありながらフルキーボードを備え、
WiFiはないが、Bluetooth を装備することで、拡張性も確保している。更に通信手段としてEDGE対応していることから、
高速通信も可能である。

このあたりは既に紹介済みである。今回はhw6515 をモデムとして、いくつかの
シチュエーションに合わせて端末を組み合わせる方法をご紹介したい。

まず大前提として、hw6515
で使用するSIMカードはEDGE対応のパケット無制限をオススメしたい
。香港であればPeople、
というキャリアで月額2000円程度で契約できる。別のキャリア Sunday はEDGEにこそ対応していないが、無制限プランがある。
中国には無制限はないが、中国移動通信(China Mobile)から一ヶ月 500MBまで使用できるパッケージが150元
(2000円程度)で販売されており、これがオススメである。ただしこの hw6515 は通信専用端末と割り切る。
会話は別の携帯を持つことをオススメする。ちなみにわたしは 通話専用マシンとしてTreo650 を使用している。

そろえるものは、ノートブック、Zaurus、そして hw6515 である。
ちょっとしたケースを想定してこれらの使い分けを紹介しよう。

ケース 1. 短時間、立ったまま使う 【hw6515】

国境のイミグレーションで通関に時間がかかりそうなとき、ポケットからhw6515 を抜き出し、メールチェックをする。
EDGE対応しているので実効値で30kbps以上の速度が出る。たまっていたメールに ざっと目を通すことが可能。
更に時間がある場合にはウェブを見ながらヒマつぶしも出来てしまう。長い列にイライラすることなく、
自分の時間が持てるのは生産性だけでなく精神衛生上も良いのである。

ケース 2. 待ち合わせの喫茶店で 【hw6515 + ザウルスSL-C3000】

イミグレを超えたところで、迎えの車が20分ほど遅れるという連絡をもらった。羅湖(ローウー)
イミグレの隣にある駐車場ビルの八階にある茶餐店(ちゃーちゃんてん・香港中国では一般的な軽食のある喫茶店である)
がわたしのお気に入りである。ここなら待ち合わせぎりぎりまで涼める。車は同じビルの6階で待ってくれる。
さて恐ろしいほど大量の輪切りレモンが入ったアイスレモンティーを注文する。12元。おっとここで Tips を一つ。
注文の品がきたらすぐに埋単(マイタン)(*1)と叫ぼう。中国では往々にして埋単に時間がかかる。
いよいよ店を出ようというときに埋単を始めると平気で5分ほどかかってしまう。埋単は先に済ませゆっくり通信。これぞビジネスモバイラー
「明日のために その1」である。

ここで残り15分。おもむろにザウルスを取り出す。ザウルスにはSocket 社製 Bluetooth カードが入っており、
Bluetooth 経由で hw6515 を外付けモデムとしてインターネット接続に使用出来る。
さっきイミグレで気になったメールをじっくりと読み直す。いくつかのメールには返信もしておこう。やはり VGA
の広い画面はメールの読み書きも快適である。

ケース 3. 中国内を車で移動中 【hw6515 + ThinkPad X41】

さて無事に迎えの車とも合流できた。中国は兎に角でかい。香港では40分ほど走れば香港の端から端までいけるのだが、
中国では工場訪問に2時間移動はざらである。迷ったりすると3時間なんて事もある。そんなとき時間を無駄にしないためにも、
ノートブックは必須である。たまっていたDVDを鑑賞するもよし。しかしビジネスモバイラーは ここでもインターネットにつながるのである。
ここでビジネスモバイラー「明日のために その2」 可能であれば Bluetooth 搭載モデルである。電話にしても、
ノートPCにしてもとにかくオプションでBluetooth が選べるならば、Bluetooth 搭載モデルにしよう。
すでにノートを持っているが、Bluetooth が搭載されていない場合には外付けのUSBドングルのタイプか、CFタイプでもいい。

車のシートに座りノートブックを開く。インターネット接続はやはりhw6515 を使う。
高速道路を時速100キロで走っても通信が途絶えることはまずない。Skypeにつながり続け、同時に3人とチャットしながら、
メールの読み書きもこなす。余談であるがキーボードの入力速度は必死で磨かなければならない。
例え同時に3人とチャットしても相手にそれを悟らせない。これぞビジネスモバイラーである。いまのところ Skypeはザウルスで出来ない。
やはり最後はノートPCなのである。

 

ということで、hw6515 が如何にマルチに活躍できるかを紹介した。実は中国移動通信(China Mobile)で、上述した
EDGE契約 (月額150元で500MB のパケット含む)をしたときにソニーエリクソンのPCMCIA通信カードをもらったのだが、
わたしは使っていない。(*2) それはSIMカードの抜き差しが面倒だからだ。このSIMカード を常にhw6515
に入れておくことで、上記の1,2,3が場面に応じてシームレスに使い分けられるのである。
場所によってSIMカードを抜き出してPCMCIAカードに入れなおすなんてやっていては、時間ももったいないし、トラブルの元である。
そしてこれこそが hw6515 の真骨頂なのである。

EDGE PCMCIA.JPG

中国移動通信からもらったEDGEカード

 

次回はザウルスに入れたSocket社Bluetoothカードを使って hw6515 経由でインターネットに接続するという、
上記ケース2.の設定方法を紹介する。

 

注記

(*1)埋単(マイターン) 日本では「オアイソ」とか「お勘定」といっているアレである。香港では埋単(マイターン)
と大声で叫べば従業員が金額を書いた紙を持ってやってくる。そのままテーブルで会計を済ませることが出来る。
最近では中国大陸でも埋単が一般的になってきていると訊く。香港の習慣がかっこいいから伝播したのか?注意しなければならないのは、
この習慣が身についてしまうと日本に行っても思わず「マイターン」と大声で叫び、顔から火を噴くほど恥ずかしい思いをしてしまうことである。

(*2)このカードは バスターが使っている。何故か?それは ソニエリ製 PCMCIAタイプで使ったほうが、
通信速度がアップするからある。バスターは常に最高のスピードを求める過激な男。愛車はV8 、5リッターの黒い2ドア ベンツ。
時速170キロで走行中にデジカメムービーでスピードメータを録画しそれを見せびらかす。そう!自他共に認めるスピード狂なのである。

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