報告者:TJ
お気に入りのEverunだが、私が気に入ってるポイントを簡単に説明。

◎マウス或いはポインター?
上の図でキーボードの右横に付いてるシルバーの小さなボタンがそれ。正式にはOpt Touch Mouse(下の写真 真ん中)というらしい。

このポインターのお陰でEverunは恐ろしく使いやすくなっている。
珍しそうにこのEverunを見ている人に「ほれっ」と差し出すと、まず100%このポインターに感激する。
これまでのソニーバイオ Type U関連、富士通U1010などの小型PCに付属するポインターはThinkPadの赤いぽっちと同様に親指でグリグリやって動かすタイプだ。
これに対してEverunのポインターは光学式というかなんというか兎に角、小さなポインタの上を指が滑ることで動きを認識する。
富士通U1010の指紋認証部分ってブラウザーなんかを見ているときにその上で指を滑らすと縦スクロールにも使えるのだが、感覚としてはアレが縦だけではなく全方向OKという感じ。
力が全く不要というのが気持ちいい。
これからのノートブックにはきっとこれが多く採用されるようになると思う。ってかそうして欲しいと切に願う。そのくらい秀逸。
◎電池の持ち
標準装備のバッテリーで約4時間ほど動作する。
これまでのこういった小型ノートの場合、よく持って2時間くらい。その倍程度、使えるのだから立派である。
更にデカバを付ければ一体どのくらい持つのだろう??早く入手して試してみたい。
◎HSDPA内蔵
やはりこのマシンの最大の特徴はHSDPAモデムを内蔵していることである。
富士通U1010では、USBドングルタイプのモデムを接続して通信していたが、やはり面倒というかかっこよくない。
それがこのEverunでは内蔵しているのだ!!
この小ささでWinXPが普通に動作し、HSDPA通信まで出来る。更に携帯電話としても使えるのだ。やる人いないだろうけど。
◎画面描画の速さ
Everunは使用時に向きを変えると画面が90°ずつ切り替わる。
例えばキーボードを使うために縦長に持つと画面は瞬時に切り替わる。本当にスッと切り替わる。
富士通のU1010は相当もたつく。もたつくのがイヤで、私はクラムシェル風にしか使わないことにしたほどである。
ただ最近は付属のユーティティーを使って横固定で設定している。
キーボード使うときには縦に持って本体を両手で横から掴んで、画面は90°横向いてる状態で使用している。
というのもこのキーボードで入力するのはURLとか検索キーワードとかの短いモノなので、いちいち画面切り替える必要もないかなと。
因みに長文はThinkOutsideのBTキーボードで入力する。
◎電源オフ状態では外付けHDDとして使用可能
これまたマニア受けする機能だと思うのだが、Everunを電源オフにすると外付けHDDとして使えるのだ。
その昔、シャープの薄型PCでMuramasaというのがあった。Windows PCにもかかわらずクレードルが付属していて、デスクトップにこのMuramasaクレードルを接続し、そこにMuramasaを放り込むと外付けHDDとして認識される機能があったことを覚えている。まったく「目の付け所がシャープ」だなぁと思ったわけだ。
あの機能が欲しくてMuramasaを検討したことがあったが、CPUがクルーソーで、その前に使ったバイオUでクルーソーに良い印象がなかったので断念したのだった。全くの余談。
使用方法としては、別のWindowsPCのUSBポートと、Everun上部についているminiUSBポートをUSBケーブルで接続するだけである。
普通の外付けHDDを接続したのと同様に、別のWindowsマシンからファイルにアクセスできる。
ということで、取り貯めた動画ファイルなどをオフィスのPCからEverunに流し込んでおけば、長距離移動時の暇つぶしにはもってこいである。
更に蛇足。MacOSXにEverunを接続してもHDDとして認識できるのだが、読み込みのみでEverun内蔵HDDへの書き込みは出来ない。
Parallels Desktopで起動しているWindowsからならば読み書き可能である。
要するにこのコンピュータは、PCをすでに何台も持っていて、24時間、PCを触っていなければ気が済まない人にオススメ。
ボタンがやたらと多いのだが、そのファンクションが本体に表記されていないとか、説明用のアイコンがわかりにくいなど、マニュアルを読んで初めて判るということになりがち。
このあたりもマニアには許せても普通のユーザーには許容できない部分があるのではと思う。
しかしこのEverunを設計した人は相当なマニアで、まさにPCと一緒に生活してる人だと思う。
使っていてその意図が伝わってくるのだ。
例えば画面を横にして持ったとき(PSPを持っているように見える持ち方・ホームポジションと呼ぼう)、マウスの左右のクリックボタンが、画面の左下に来る。
これ最初はすごく使いにくいと感じる。左手の親指付け根がつりそうになるのだ。
上の写真にある四角い矢印キー(Arrow key)とマウスのクリックボタンを入れ替えるべきでは?と思うのだ。
ところが、Opt Touch Mouseはクリックすれば左クリックに相当し、左手人差し指で側面のFn(ファンクションキー)を押しながらOpt Touch Mouseをクリックすると右クリックになるということを知れば、ホームポジションの時に左手親指部分にくるべきなのは矢印キーだね、と納得できる。
このOpt Touch Mouseはその一例だが、Everunは設計者が自分自身で使い込んでいるのが想像できる。
設計者の意図がわかったときに「おお、そう来たのね」と納得できる点がいくつもあるのだ。
これ云いにくいことだがSonyのType Uと正反対な気がする。Type Uを使っていると、「なんでそうするわけ??」が兎に角、多くてストレスがたまることが多かったから。
ということで誰にも勧めるわけではないけれど、マシンに優しくなれて愛せる人にはオススメのマシンです。