ドイツに行けば、良い写真が撮れると思っていた。

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僕のような、カメラ親父が、100枚撮影しても、良い写真が撮れるとは限らない。Myanmar旅行で200枚で2枚しか良い写真(自己満足的だけど・・・)が無かったと嘆いた。そんな時、ある友人が、「ヨーロッパに行けば、カメラを何処に向けても、絵になる。」と言うのである。「そうか、俺の腕が悪かったんじゃ無いんだよ。被写体の問題だったんだ。」と完全に責任を被写体に転嫁したのだ。人間は大抵自分に甘いものだ。

D810とOtus55㎜を担いでドイツとチェコを旅行した。

Norton Command 850

フォトキナ会場に展示されていた英国製のノートンコマンド。D810 +24㎜ f/1.4G ED ISO800 f/4 1/60

「カールツアイスがD800E用に設計したレンズOtus55㎜」が発売された。我がYKK師匠に背中をガンガン押されて、このレンズを購入した。大体、Nikonのカメラに他のメーカーのレンズを装着する事に違和感がある。ネコに小判である。NikonからはD810という後継機種も発売されており、これも購入。D800Eもまだまだ使い切っていないのにだ。信じられない程の金をNikonとカールツアイスのOtus 55㎜に払った。師匠に言わせると、「ライカと比べると半分以下だからやすいんだよ。」Otus55㎜は、値段が高いのにマニュアルフォーカスレンズで、自動的にピントを合わせてくれない。フォーカスが合わせられないのでは無いかと不安に思った。しかし、これが、手動でありながら、フォーカスがピタと来た時に、「おおっ」と感動的な絵が目に飛び込んできて、喜んだのも事実だ。

CologneCathedral

ケルン大聖堂 Nikon D810 + Otus55㎜ ISO 200  f/16 15.0s

この写真撮影時点で、Otus55㎜というレンズが大好きになってしまった。単焦点レンズでも離れれば撮れるという事が解った。橋を渡って、対岸から大聖堂を撮影した。

CologneCathedralBridgeHDR

ケルン大聖堂は、余りに巨大。結構離れないと全体が入らない。D810 55㎜ f/11 30.0S