その場所に行けば良い写真が撮影出来ると思っていた。

Myanmarで撮影する。こう言う場面では、思いっきり広角レンズで景色全部を入れようとしている。
兎にも角にも、電線も無ければ、そこに止まっている筈の「雀」もいないのである。有るのは「遺跡」だけ。この「遺跡」がそこいら中にあるのだから、どこを狙ったら良いのか訳がわからない。遺跡のバーゲンセール状態である。丁度良い「撮影ポイント」は、現地で頻繁に撮影している人に聞く以外、自分で探す訳には行かない。我々は、Mao Mao氏の後をついて行くだけで最高のポイントに行く事が出来たのだ。問題もある。それは、遺跡に入るときは、裸足になって、靴下も脱がないとダメという事である。ガラスの破片あり、蛇が出て来そうな草むらあり、動物のウンチョスとかがある。重いカメラを持って、裸足で一日歩く。ホテルに帰って風呂の時、おそるおそる匂いを嗅いでみると、恐ろしい香りが鼻をつんざくのである。

写真集見て、「俺もこういう写真撮る!」って思う。そこまでは、良いのだ。実際は結構、臭かったり、暑かったり、噎せ返ったり、蛇踏んだりがあるのだ。

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