iPad用キーボード

報告者:YKK

iPadが発売されて半年が経過累計では優に500万台以上の台数が世界中で販売された。どのような人がどのような目的で購入したのだろう。私の周りにも今までPCとは無縁だった数多くのお年寄りが購入している。何人かに理由を聞くとキーボードなんて操作せずに指で入力したりタッチして画面を操作出来るのが良いと異口同音に言う。バリバリのPC使いの方々(私を含め)はキーボードがあった方がより便利じゃないかと一度は必ず言う。興味ある反応かと思う。

私もApple純正のBluetoothキーボードを含め何個か試してはその都度お蔵入りさせて来た。7月頃キーボードが付属したiPad用のケースをアメリカのSena Caseというケース販売会社のWEBサイトで見つけ性懲りも無く「これだ!」とポチってしまった。待つこと三か月近く、先週やっとアメリカから届いた。当然生産地は中国なんだけどアメリカまで送られ又香港に戻るという良くあるケースとは言え何となく釈然としない。同等の製品も香港でこの数日見かけるようにもなって来た。

革張りで見た目にはけっこう高級感はある。

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開くとこういう感じになる。

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iPadを収納する側にはボタンで止める事が出来るストッパーがありiPadを支える。

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キーボードの表面はiPadの画面に直接接触するためにシリコンのゴム状の材質が使われており当初はグニャグニャして使い物にならないのではないかとの危惧があった。実際にタイプしてみるとクリック感こそ無いが適度なストロークもありキーピッチも確保されており思ったよりちゃんと両手でブラインドタッチのタイプが出来る事が分かり安心した。

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iPadとの接続はBluetooth。右側にある電源ボタンを入れれば簡単にiPadとPair出来て以後電源を入れればiPad側でBluetoothがONになってさえいれば即接続される。

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その後入力が必要な画面になればソフトウェアキーボードは画面に現れずこのBluetoothキーボードから自由に入力出来るようになる。実際に使用してみると入力は問題無いが画面にタッチしなくてはならない操作も出てくるのでその都度手をキーボードから離さなくてはならず現実にはマウスがキーボードの側にないとかなり不自然で不自由となる。これが結局外付けキーボードがあまり使われない大きな理由の一つだろう。

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Bluetoothのキーボード自体も勿論脱着可能でこのキーボードはこのSenaというブランド以外のケースメーカーにも共通で使われている汎用品のようだ。

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電池は内蔵されており充電はiPad iPhoneと共通のケーブルが使用出来るのは非常に良いと思う。

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翌日に配達されてきた11インチのNew Macbook Airと比較するとこんな感じです。

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ちなみにこのケースにiPadを収納すると重量は1250gになりMacbook Airより200gも重くなるし厚みも倍以上。私的には恐らくこのケースに入れてiPadを使うシーンは今後一度も無いと思う。私なりの結論を言うとiPadに外付けキーボードは必要ないのだ。結果明日からはiPadはオフィスの机の上に置かれランチ時に持ち出され従来通りコミックリーダーとして使われる事になるのだ。コミックリーダー及び自炊書籍、雑誌のリーダーとしてはiPadは最適のデバイスであるのは間違いのない事実。

iPadはPCの代わりにはならず、PCもiPadの代わりにはならずで両者まったく違ったデバイスで私にはiPadを少しでもPCに近づけようというこの外付けキーボードの様なアクセサリーは無駄と思える。

コメント

  1. AccessBusters より:

    師匠、僕はほとんど、iPadを使わなくなってしまいました。私の場合、iPadで使うような場面は、iPhone4で出来てしまうのが原因です。結局ナイトスタンドになってしまっています。

  2. YKK より:

    コミックリーダーです。それと雑誌リーダーです。この分野ではiPadに勝るデバイスは存在しません。

  3. AccessBusters より:

    夜、寝転んで、iPadで本を読んでいて、急に寝てしまったのです。持っていた、iPadを顔に落としてしまいました。
    歯が折れてしまいました。それから、電子ブックを読むのが怖くなりました。目に落としたらと思うと、やっぱり、
    電子書籍は危険です。(笑)

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