Tunewear サイボウズセミナー & 新喜皮革 訪問!

報告者:TJ

先日の日本への出張&帰省は非常に楽しかった。
東京では
Tunewearさんの新しい事務所(東京ミッドタウンに隣接する緑の中のオフィス)を訪問し、更にご近所にあるTwitter活用で有名な豚組で豚しゃぶを食べることも出来た。

別の日には弊社が代理店をしているサイボウズさんのアキバでやった新製品発表会にタイミング良く参加させて頂くことが出来たのも大きな収穫だった。

さて地元・姫路に戻って一番の収穫は 念願の新喜皮革さんを訪問することが出来たことだ。

「100個レザー」などと云って素人なりに革のことを勉強していくなかで自分の出身地・姫路が革の世界では有名であることを再認識するようになったのだが、そんな中、Real Designなどの革製品を扱う雑誌に頻繁に取り上げられている新喜皮革には非常に興味を持つようになった。今年2月に帰省したときには 恐る恐る看板と入口を確認しただけだった。恐れ多くて訪問なんて出来なかったのだ。

新喜皮革は馬革のスペシャリストなのだが、いまや世界でも2社しか作ることが出来ないと云われるコードバン(馬の臀部)を生産している貴重な会社である。
さらに、馬革専業でなめし、コードバン製造、製品生産販売まで一貫して行っている世界唯一の会社が この新喜皮革なのだ。

このコードバンが貴重なのは、いまでは「キングオブレザー」、「革のダイアモンド」と云われることからも想像が付くと思う。

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【参考資料:新喜皮革について】

新喜皮革が掲載された雑誌一覧

Real DesignとGoetheを日本から定期購読で取り寄せている私としては頻繁に取り上げられるのをみて本当に嬉しい。

コードバンの製造工程

コードバン製造が如何に大変かが判る資料

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さて今回 この新喜皮革さんを訪問できたのも、ほんの偶然なのだが、地元の友人にiPad活用法や雑誌をスキャンする方法などを自慢するなかで見せた ↓このiPadに入ったスキャン済み Real Designをみたときにちょうど新喜皮革さん の見開き紹介ページがあり、そこで紹介されている新田専務の顔写真をみて、「おお!新田専務 じゃないか」といったことが発端。仕事のつながりがありよく知っているとのことで、すぐに訪問をアレンジしてくれた。

持つべきものは友とはよく云ったモノだ。

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新喜皮革の工房 風景(左から私の友人、新田専務、モデリストの米田さん)
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工房の中はマニアにとっては もう宝の山という感じ。

あっという間に時間は過ぎたのだが、オンライン販売しているモノを数点購入させて頂いた。
もう連日 使いまくっております。

左はiPadがピッタリはいるので通勤に使ってる。右は休日でかける時に愛用中。
どちらも馬革。傷つきやすいが磨いて使ってます!

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それと記念品として頂いたコードバンのキーホルダー
色が10色近く あったのだが恐れ多くて2個しか頂けなかった。いまだに心残り(涙)。

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今考えているのは恐れ多いが、この新喜皮革さんのコードバンで100個レザーの製品を作ってみたいということ。
夢は膨らんでいる。

ということで実りの多い夏の出張&帰省でした。