報告者:TJ
私は文房具好きである。特にペンとメモに関心がある。
多分 電脳ガジェットマニアの多くは 文具マニアじゃないかと思う。
さてそんな私がこよなく愛する ロディア(Rhodia)というフランス製のメモ帳がある。
日本にも多くのユーザーがいるのでご存じの方も多いと思う。
また先日 購入したiPhone情報整理術と いう本にも iPhoneとロディアを一緒に使う方法を紹介していた。
私はNo.11という7.4 X 10.5cm のサイズをメインに使っている。
胸のポケットに入る手頃なサイズと、書いたメモをピッと切り取れるミシン目が付いているのも大きな魅力。
しかもたったままメモ取りすることを想定しているので、裏は厚めの台紙になっている。
こういったちょっとした工夫とオレンジ基調のデザインが人気なんだと思う。
さて気に入ったモノはもっと使いこなせる工夫をしたいと思うのが人情である。
というのも、これまで数種類のロディア用のカバーを購入したのだが、どうもしっくり来ないのだ。
理由は最も定番の下のようなカバーは、ロディア本体を保護することが主目的になっているからだと思う。
カバーなんだからロディア本体を保護するのは当たり前なんだけど、これを付けることによって、ロディアを手に持ったときにフィットする感覚が若干落ちる気がする。
要するに裸で持った方が気持ちが良いのだ。
これはメーカー側であるロディア自身も、裸で持つことを想定しているからだと思う。
だからこそ厚めの台紙が下敷きに使ってあるはずだ。
こういったカバーにはペン差しや書き終わって切り取ったメモを保存しておけるような仕組みがあって便利であることは間違いない。
要は 「本体保護+ペン差し+使用済メモ保管」という機能と「使用感」とのトレードオフのように感じてしまうのだ。
もちろんこれは主観の問題で、綺麗な革に包まれたロディアを使うのが気持ちが良いという人がいるのも当然のことである。
(#事実非常に人気があり売れている)
そこで自分用のロディアカバーを作って見たいと思い立ってデザインしてみたのが下のポンチ絵である。
作成に使おうとしているのはブッテーロというイタリア製の革を想定している。
既に調達可能の返事は頂いている。
これを基本形としてペンをさせる構造を加えたり、栞を取り付けられるようにしたいと考えている。
ということでまずは第一回の試作が出来上がったのでご紹介!
今回は試作と云うことで使用した革はブッテーロではない。残念ですが。
実はこのロディアカバーを計画したときにTwitterでつぶやいたら上海の indigoblueさんが反応して下さって、メモの使用済みと未使用部分が判るような栞機能、ポストイット収納部分が欲しいといった具体的なリクエストも頂きました。栞に関しては既に面白いアイデアがあるので、試作中です。ポストイットに関しては、このケース全体がポケット構造なのでとりあえず入れて頂けるかなと考えています。
余談だが、ロディア No.11 にはポルシェデザインのペンが丁度良いサイズである。
これまでこのポルシェデザインは気に入ってはいるモノの収納性に難があり持ち歩きにくいと感じていたのだが、出来ればこのロディアケースにベストフィットにしたいという思惑もある。
では第2回試作に取りかかりたいと思います。興味のある方は是非 ご意見、リクエストなどお寄せ頂ければ大変嬉しいです。
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おぉ!さっそく試作品が!
僕は結構ハイペース(No11を2-3冊/月)で使用するので、革カバーをつけたり外したりとその時々の気分で使い分けています。確かにカバーをつけるとRHODIA本体が一回り大きくなってしまうので残念だと感じています。
Indigoblueさん
ロディアは使い勝手が良いだけでなく、持ってて愛着が湧きますよね。
その愛情表現としてカバーやら周辺を飾るという行為を行ってしまう・・・まったく悲しい性です。
有る意味 ワンちゃんに服を着せるようなモノでしょうか???
さてRhodia No11ってサイズ的には裸がベスト。これは間違い有りません。
そこにポイントを置きながらも服を着せるには、今回のアイデアになるかなぁと。
もうちょっとアイデアを練ってみますね。