報告者:TJ
数ヶ月前に購入したHP mini1000。
当初はSIMスロットがあるということから購入してSierra WirelessのHSDPAモデムなどを挿入してみたのだが、BIOSではじかれて起動すら出来ないということで、WWAN装着は 断念し、その代わりにOS Xを実験的に入れてみたりもしたが、イマイチ安定しないこともあり結局のところWindows 7マシンとして生き延びている。
なぜだかWindows 7マシンとしては素性が良いらしくインストールもスムーズだった。
さてそんな当初目的とはかけ離れた使われ方をしていたmini1000だが、最近になって
「ごくつぶしの日々」というサイトでHSDPA化に成功しておられるのを知り、また再びチャレンジしたくなってきた。
HP Mini 1000のHSDPA化への道<BIOS書き換え編>
こちらのサイトで知ったのだが、HP mini1000とその亜種モデルのハックサイトが出来ているようである。
◎ My HP Mini.com
◎ 上記サイト内のHSDPAモデムを装着するためのフォーラム
http://myhpmini.com/forum/viewtopic.php?f=7&t=240
要するに以前失敗したのはmini1000のBIOSがHSDPAモデムに関するホワイトリストを持っていて、そのリスト以外のモデムが装着された場合には起動させないという仕様によるものだった。
このハックサイトではこのホワイトリストをパスするように改修されたカスタムBIOSが有志によりアップされている。
改修BIOS その1
これはHPからリリースされているSierra WirelessのHSDPAモデムであるhs2300(中身はMC8775)が動作するように改修されているBIOS
ごくつぶしの日々さんのところにHP HS2300のパッケージ写真があるので参考に。
改修BIOS その2
このBIOSはチェックする部分を飛ばしてしまうことで どんな モデムでもOKにしてしまうBIOS
AMIの BIOSをアップデートするプログラム
私は以前Everunで使用していたSierra WirelessのHSDPAモデムを引っぱがしてきているので当然BIOSその2を使ってBIOSをアップデート。
BIOSアップデートのプログラム AFUWIN.EXEはWindows 7からは動作しないのでXPにダウングレードしてから行った。結構危険な作業なので壊れたら嫌な人はやめておきましょうね。
#「ごくつぶしの日々」のpadebije さんのように壊れたらもう一台買う!という覚悟が必要ですね。(笑)
さてBIOSアップデートはあっけないほどカンタンに終わる。お陰様で当初の目的通り BIOSではじかれて本体が起動しないという問題は無くなった。
ところが結局ダメだったのだ。
モデムのドライバーも全て問題なく入り、デバイスマネージャーを見てもエラーなどひとつもない状態になったのだが、Sierra Wirelessの3G Watcherというアプリを起動すると Radio is Offとなってしまう。
メニューからRadio ON を選択しても「初期化中」 → 一瞬キャリア名表示 → またRadio is Off となってしまう。
HSDPAモデム関連では泣く子も黙るLeoさんのところを読んでもOQOなど幾つかのデバイスで全く同じような症状になっているケースがあるようだ。
Leoさん曰く、「デバイスは認識しているのだが、3G Watcher が電源をオフしてしまうのが問題のようだ」とのことなので、これ以上の追求はいったんやめて、実績のあるHS2300を調達することにした。
それが届いたらまた報告します。
トラバ、ありがとうございます。わがHP Mini 1000は、この間毎日のようにOSが変わっていましたが、ようやくUbuntu8.10のみで稼働しはじめました。Ubuntu8.10だと3G Watcherは関係なくなるので、MC8775vでも大丈夫かもしれません。ぜひお試しを~。
Padebijeさま
なるほど!!Ubuntu8.10という手がありますね。早速試してみます!!
あ。思い出したぁ!
Asukalさん
よろしくお願いします~
TJさん
最近Dell Mini9を購入しOSXをインストールしたり、ubuntuを入れたりして遊んでいます。昨日Mini9のバッテリーを
外したところ、何とMini9にもSIMカードスロットがありました。もちろんモデムカードは入ってないと思います。
OSXで動くHSDPAモデムカードがあれば入れてみたいです。