日本での iPhone 顛末(番外編1)

いつの間にか年金をもらえる年になってしまった。厚生年金の頃は1社だけ、その後も国民年金を払い続けたので記録は簡単明瞭、これで間違えたらそれこそ社会保険庁も終わりだと思っていた。そこに年金確認書なる物が送られてきて一度も未払い、未継続はなかった。当たり前とは言え社会保険庁に行く手間がはぶけたと喜んでいた。ところがだ、その後分厚い書類が送られてきて記入して提出すれば年金がもらえるとの事。読んてみたらこの場合はこう、その場合はあっちと複雑極まりない。分からないので初めて社会保険事務所なる所へ行ってみる事にした。

地元の社会保険事務所を iPhoneのMapで探しだし朝10時に着いた。整理券をもらって約3時間待ちとの事!3時間後に戻って整理番号が過ぎてたらどうなるのですかと聞いたら「後回しになります!」3時間もそこでじっと待っているわけにいかず、とりあえず用事を済ませる事にしてまずは近所のドコモショップへ行った。

隊員は自分のと母親のと2回線ドコモと契約している。ほとんど使用しないので毎月の支払いは4千円台。今回は新しい契約にすると安くならないかとの相談が目的。何時も思うけどドコモショップはどこのショップでも何時行っても常に整理券で待たされる。おかあさん連中が子供を連れて来ており子供のお遊びコーナーまで設置してある。ところがSoftBankショップと言えば(表参道のフラッグシップショップは行った事が無く知らないが)何時行ってもほとんど無人!この差は何なんだ?さすが5割のシェアを持つドコモという事だろうか。

いつもの通りお姉さんが対応してくれて趣旨を言ったら60歳以上割引というのがあり安くなるようだ。そこで色々と説明を受け私の使用記録を見て「お客様、あまりご利用がありませんね」「はあ、日頃いないもんですから」「パケットもほとんどご利用がないのでパケホーダイも関係無いですね」「えー」「日頃いらっしゃらないって、海外かどちらかですか」

そこで実はと前日買ったばかりのSoftBankの iPhone と香港の iPhone と2台だして「こちらを使ってるのですよ」すると目を白黒させて「それって使いやすいですか?」それから延々と2時間 iPhoneの取り扱い説明をドコモショップでしてしまった。そのお姉さんも興味津々で次から次へ質問するもんだからそうなった訳だが最後には背後に黒山の人となってしまった。でもさすがガリバードコモ、「お客さん、こまります」等とは一切言われなかった。

結局最後はどうなったかと言うと持っている P902i という携帯を機種変更してしまった。海外だとすごく古い携帯も平気で使っている人を多く見かけるが、日本はまず見ない、既に3年以上経過している P902iなんぞほとんど使うのが恥ずかしい状態。そこで「薄いの大好き」人間の隊員は厚さ12ミリのワンセグ、お財布ケータイ、GPSと何でも入りのN9046iuという機種に変更してしまった。最初に5千円払い後の毎月の支払いは現在より安くなってしまった。このあたりは日本はサイコー。

n906imu.jpg

モバイルSuicaもEddyも全部P902iからの移し替えをお姉さんがやってくれた。日本はすばらしい。ドコモショップのお姉さん達とお客さんに見送られ急いで社会保険事務所に戻ったら私の整理番号まで後2という際どさだった。

応対してくれた人が私と同年配の人で、さすがあれだけたたかれてると応対が卑屈と思えるほど丁寧で親切。分厚い書類も一緒に記入しましょうとほとんど全部記入してくれた。後住民票だけ必要ですと返信封筒に自分の名前まで書いて渡してくれ、これに住民票を入れて送ってくれれば全部手続き完了ですと言ってくれました。私の年代まで65の満額受給までなにがしの年金をくれるようだ。来年からの受給者は65までもらえない。何となく得した気分で住民票を取りに市役所へ向かった。

つづく、、、