Everun NoteにHSDPAモデム装着完了!

報告者:アクセスバスター

Everun Noteを購入して早速HSDPAモデムを追加した。HSDPAモデムはメーカーからの購入では無く、AT&TのUSB HSDPAモデムをばらしてその中からMC8775を取り出して、そのままスロットに放り込んだ。WIFIのアンテナを外して、MC8775のWANと表示のあるアンテナ端子に接続した。WIFIの感度はダメになったが、香港で使う限りHSDPAの感度は許せる程度に良かった。ところが、この状態で、WANのスイッチを入れ、BTでマウス等を接続すると、画面が上下に激しく揺れて使い物にならない状態になる。原因は分からないが、多分、設計されたエンジニアの方の思っているような使い方を私がしないのがいけないのである。この件でEverunは悪くない。中国に入り、中国移動の2GでGPRS接続する時も画面が乱れる。やっぱり、WANを使っているからダメなんだろうなぁ。「お客様の使い方は、設計段階で想定されておりません。」なんて聞こえてきそうだ。

でもね、やっぱり、WANも使いたいし、WIFIも使いたいし、BTも同時に使いたいのだ。と言う事で、Everunを購入した店に行く。「何とかならないかなぁ。」お店の人が昼ご飯を電話で注文しているにも関わらず、バスターはずんずん、お店の中に入って行く。お店の人は、「今日はトンカツにしようか?」と自問している。私は「それなら、高菜漬けを添えて貰え!」(上海料理では中国風トンカツには高菜漬けが添えられている。)とか余計な事ほざく。店員のもう一人が、「Everun1のHSDPAモデム付きがまだ残っていたから、それを外して、EverunNoteに自分で組み込むっていうのはどうか?」と建設的な意見を言う。でも、「保証が出来ないからなぁ〜」。「あのなぁ、兎に角やりたくって、うずうずしているのだ。つべこべ言わずに売ってくれ!」とお願いする。で、結局はモデムとアンテナをゲットしたのだ。

まずは、EverunNoteの分解だ。昔は手先が器用だったバスターは近頃年の為か、手が思ったように動かない。KIDの応援を要請し、裏蓋を開けてもらった。HDDには、シールが貼ってあって、このシールを破くと保証しないと書いてある。破れないようにそっと剥がす。でも、保証は受けられないが綺麗に剥がすのは気分の問題である。皆さんは、絶対に真似してはいけません。安くなったとはいえ12万円もするのだ。こういう事はうまくいくと楽しい。最高に気分が良い。しかし、うまく行かずに、そのまま放置されたPCが沢山あるのも事実だ。

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下カバーにちょうど、アンテナの入るスペースがあった。恐らくここに純正のモデムアンテナがつくのだろう。なんと、斜めにするときちんと入るのだ。「純正モデムの発売を待てない奴」には、うってつけの場所だ。アンテナのリード線もちょうど良い長さだ。

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MC8775Vに緑のアンテナをしっかり差し込む。下に見えるもう一本の緑のアンテナがWANのアンテナだ。このお尻にVが付いているモデムがEverun1の純正品である。この手の改造のこの瞬間が、リスクを冒してまで、さらなる快適を追求する物の至福の時でもあるのだ。

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HSDPA接続は雲泥の差で、やっぱりアンテナの違いをはっきり体感できた。感度も非常に良く、安定感が違う。こわごわと無線LANのスイッチを入れる。BTマウス、BTキーボードと色々と接続して行くが、画面は乱れない。嬉しい!むふ!むふ!むふ!なんだよね。しあわせな瞬間だ。

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次の瞬間、横にいるTJが、悪魔のような声で、バスターの耳元でささやく「なんでもeeePCの次のバージョンっていうのは、MacBook Air並みに格好良いらしいですぜ。それから、10月15日の夜中にアップルから新しいMacが出るそうです。Dellも格好良いの出してますよ。次、なににします?それから、バスターの分のTreoそろそろ配達されますよ。」人柱のお祭りはまだまだ続くのだった。

絶対に

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