Windows Vista

報告者: YKK

すっかり失念していたが、Windows Visa と Office 2007 がボリュームライセンス者向けに11月30日公開されていた。早速昨日ダウンロードした。DVD と CD 版とがあり CD版だと4枚組となる。トータルのサイズは約2.3GB。Vistaには多数のバージョンがあり下記の6種類が存在する。それぞれの違いは現在では隊員は確かな情報は持ち合わせてない。

Windows Vista Business
Windows Vista Home Basic
Windows Vista Home Premium
Windows Vista Starter
Windows Vista Ultimate
Windows Vista Enterprise

店頭にならぶ箱バージョンがどうかは不明なれどダウンロードしたISOイメージから作成したインストールDVDには上記Enterpriseを除きの全てのバージョンが収録されている。入力するプロダクトキーによりどのバージョンがインストールされるか決まるようだ。

インストール自体はPCにもよると思うが隊員が使用した ThinkPad T42p では約35分程度で完了した。Windows XP に比べ入力する情報が少なくLinuxのインストレーションとほぼ同じように完全自動だ。

Vista31.jpg

Office 2007 も何も問題無くインストール完了。Office 2003 に比較すると完全にメニュー周りが変わっており隊員を含めユーザーはかなり面食らうと思う。

Vista21.jpg

インストールが終了したが例の Windows Security でアンチウィルスがインストールされてないとの警告がでる。隊員は以前からSymantecの物をそれこそ10年以上前から継続して使用してきたが、最近のバージョンのライセンスの取扱の複雑さには閉口している。あれではユーザーをウィルスから保護するのではなく彼らのライセンスをユーザーから保護しているのではと考えてしまう。そこで最近はAsukl同志に紹介したフリーのアンチウィルスを使用している。このアンチウィルスだがSymantec等メジャーな物に比較してはるかに頻繁にウィルスファイルの更新がされて何となく安心感がある。

ところがだ、Vistaにインストールしようとしたら出来ないのだ。未だVistaに対応していないのだろう。そこでSymantec、McAfee、Trendmicro等を調べたらVista対応とはどこにも書いてない。あれこまったとWebで探したところこれも無料の avast home というのがVista対応をうたっている。早速ダウンロードしてインストールした。

更に問題はJavaの環境だ、当然Sunとのライセンスの問題でVisaにもインストールされていない。従来のJava Runtime をインストールしようとしたら出来ない。SunのWebサイトをしらべたらRel6のRC版が提供されている。これをダウンロードしてインストールしてみたら今度はちゃんと完了した。一応これでJavaプログラムは動作するようになった。

これだと他にもVista上で動作しないソフトウェアがざくざく出てきそうで隊員が日ごろ使用するのを全部検証しないとVistaへの全面移行は無理かもしれない。

ここまで書いたら用事で出かけなくてはならなくなった。続きは後日とする。

PS:
その後隊員の環境作りにかかせないいくつかのアプリを試してみた。結果サービスとして起動するアプリ、画面情報をキャプチャーするアプリ等はほとんど全てVinsa上では動作しなかった(と言うよりインストール自体不可)。かなりAPI周りが違うのだろう。次はコンパイラー関係、当然MSからの物は問題無いとして、他社のコンパイラーがどうかだ。WindowsのAPIを使用してコンパイルしている物は動作しないかもしれない。