報告者：TJ

エンツォ・フェラーリというクルマをご存じだろうか？
フェラーリの創業者の名前を冠したこのクルマのデザインを指揮したのがなんと日本人デザイナーであることを知ったのはNHKの「プロフェッショナル・仕事の流儀」という番組だった。

中高年は涙無くして観ることが出来なかった名物番組「プロジェクトX」の後を受けて作られている番組である。
プロジェクトXは、日本を工業立国へと育て上げてきた製品にスポットライトを当てながらそれを作った人たちを紹介していく番組だったが、この「プロフェッショナル・仕事の流儀」はその道のプロといえる人を取り上げ、副題になっている「仕事の流儀」やその人の持つ魅力に迫るという番組。
取り上げられている人はみんな凄い人なのだが、これまでで最高に痺れたのがこの奥山清行さん。とにかくカッコイイ。

７月６日に放送されているから再放送でなければ観るチャンスは無いが、もし再放送があったら必見。

奥山清行氏のオフィシャルページ
http://www.kenokuyama.jp/

WikiPediaで奥山清行氏

この番組は最近テレビでよく見る脳科学者の茂木健一郎さんがホストを務めているのだが、彼曰く「美しいモノを観たときに反応する脳の部分は、水や食べ物のような人間に必要なモノを見たときと全く同じ部分なんです」とのこと。なるほど・・そうか。美しいモノを見たときには確かに気持ちよくなり、それを手に入れたときには心を満たす感じがするなぁと納得した。

我々モバイラーがPDAやスマートフォンに対して、機能と同等かそれ以上に、質感やデザインを求めるのは、きっと本能がそうさせるのだなぁ。
ということで、そんな充足感を満たされた一品をご紹介。先日手に入れた惚れ惚れするほどに美しいペン。

Porsche DesignのP’3140　ボールペンである。
デザインを美しくするためであろうか、このペンには可動部が一切ない。
ではどうやってペン先を出すのか？？答えはペンを持ちスナップを効かせて振る。振ればペン先が出て、もう一度振ると格納される。
美しい！！グリップ部分はゴム巻になっていてしっくり持ちやすい。ペンのお尻にさりげなく「Porsche Design」の刻印がされているのもまたカックイイ。

これを持つと機能をラッピングするのがデザインではなく、デザインこそが機能であることを実感する。

おっと全然モバイルと関係ないことを延々と書いたが、最後にYKK師匠へお願いがある。

師匠は現在せっせとフェラーリ収集をしている。収集・・？そう収集できる フェラーリである。１／４３サイズの・・・モデルカー。昔から所蔵しているモノに加えて最近はeBay、ヤフオクにオークション参戦してゲットし続けてい るようだ。先日コレクションの一部を見せていただいたが、これはもう壮観である。全てのモデルがフェラーリレッド！！マニア垂涎のコレクションである。

是非一度、人柱に紹介していただきたく・・・よろしくお願いします。