亜洲モバイル人柱隊

ここでは香港在住・日本人3人がもてる技術と知識と資金をフルに投入し少しでも快適なモバイル環境構築を目指して日々奮闘する様を紹介する。

iPhone1.1.1 を TurboSIMでSIMロック解除する方法(実技編)

Posted by TJ on 10月 17th, 2007

報告者:TJ
ということでTurboSIMをiPhone FW1.1.1 で使う方法。
参考にしたのははいつものHackintoshサイトから

#以下は自己責任で行って下さい。失敗したらiPhoneがレンガになる可能性もあります。
また記述が100%でない可能性もあります。間違い、誤記がある場合、是非ご指摘下さい。

iPhone工場出荷状態FW1.1.1をTurboSIMでSIMロック解除する手順

TurboSIMを用意。
こういった一連のSIMロック解除が出来るようになったのは Dev team その他、これらに貢献した全ての人のお陰である。感謝を忘れないようにしよう!!

いまのところMac環境でやる方が簡単である。
わたしの環境は Intel Mac OSX10.4.10 / iTunes 7.4.2(4) である。Intel版ではなくPPC版でもOKのはず。

1.準備するファイル(まずはデスクトップにダウンロード)
iPhone 1.0.2 Firmware
http://appldnld.apple.com.edgesuite….8_Restore.ipsw

iNdependence 1.2.3.dmg
http://code.google.com/p/independence/

Turbo Cable Utilities (turbo-cable-utils-iPhone-0.7.0-rev1.tar.gz)
http://www.gofilego.com/?fileid=71ae…3da7541ee37ae8

Applesaft 0.92
http://www.bladox.com/pub/applesaft-0.92.tar.gz
AppTapp Installer
http://www.nullriver.com/~zigzag/AppTappInstaller.zip

FTPクライアント
自分が使っているモノでOKのハズ(わたしはTransmitを使った)

2.ファイルの展開
自分のMacのユーザーの下に free111 というディレクトリーを作成。更にその下に tools を作成。

AppleからダウンロードしたFirmware1.0.2は拡張子が ipsw だが、これをzipに変更する。
変更すればダブルクリックすることで解凍できる。解凍したファイル群をfree111に移動。元々のzipファイルは残しておく。

iNdependence1.2.3 のディスクイメージをマウントし内部のプログラム本体をfree111/toolsにコピーする。

turbo-cable-utils-iPhone-0.7.0-rev1.tar.gz をダブルクリックして生成された[ turbo-cable-utils-iPhone-0.7.0-rev1] ホルダーをfree111/toolsにコピーする。

applesaft-0.92.tar.gzをダブルクリックして生成された [ applesaft-0.92 ] ホルダーをfree111/toolsにコピーする。

AppTapp Installer.zip をダブルクリックするとディスクイメージが出来るのでそれをfree111/toolsにコピーする。

3.iNdependence1.2.3の作業手順

3.1 Firmware1.1.1を1.0.2にダウングレード

これは前回説明したiPSFの手順のまま
http://blog.hkisl.net/am/archives/000727.php
このページの1.1〜1.9までをフォローする。

これでOSは1.0.2、Modemは1.1.1に変則ながらダウングレード出来た。

3.2 1.0.2で activation/jailbreak を行う。

iNdependenceを使って activation/jailbreakを行う。
Screenshot 02-9

iPhoneを接続状態でiNdependenceを起動するとエラーが表示されるが、その場合、一端iTunesを起動・終了。その後iNdependenceを再度起動すると正常に起動する。
*ここでiTunesとiTunes Helper がちゃんと停止しているかをActivitiy Monitor(アプリケーションのユーティリティにある)で確認すること。まだ起動している場合は強制終了すること。

iNdependenceが正常に起動したら、Activationタブにある“Activate Phone”をクリック。するとダイアログが表示され、(unzipped) firmwareはどこにあるのか?と聞いてくるので、準備しておいた“free111″フォルダーを開きOKボタンをクリック。
これまたエラーが出ることがあるが、2回ほどやれば牢獄の写真が表示されActivationが開始される。うまくいけば最後に“success”.と表示される。

次にJailbreakタブにあるPerform Jailbreakをクリック。先ほど同様にダイアログが表示され、(unzipped) firmwareはどこにあるのか?と聞いてくるので、準備しておいた“free111″フォルダーを開きOKボタンをクリック。
エラーが出れば、プログラムを再起動して全く同じことを繰り返す数回やれば必ずうまくいく。最後に“success”が現れればOK

これでiNdependenceはひとまず終わり。

4,Installer App,BSD subsystem、Open SSH、TurboSIMソフトのインストール

Homeボタンを押してiPhoneを起動すると「phone is activated and actibation may take…」などメッセージが出るがOKDismissボタンを押す。
iPhoneが作業中にスリープしないようにSettings->General->Auto-Lock デフォルト“1 Minute”“Never”に変更する。これは全ての作業が終了した時点で1分に戻す。

自分の持っているWiFiルーターに接続する。Settings->Wi-Fi から行う。DHCPでもOKだが、出来ればStaticにしてIPアドレスが途中で変わらない方が安心。
iPhoneにアサインされたIPアドレスを確認しておくこと。Setting->WiFIで自分が使っているルーター名の右にある青色矢印をタップするとアサインされているIPアドレスが確認できる。(わたしの場合、IPアドレスが192.168.100.131だった)
DNSは自分のプロバイダーのもっているものでもいいし、判らなければOpenDNSを使うのもいい。 DNS server IP 208.67.222.222 とする。

AppTapp Installer を“free111/tools”から起動。起動後に出てくる最初の画面でFirmwareが1.0.2を選択。
プログラムが無事終了するとiPhone内に「Installer」というアイコンが出てくる。

このInstallerをタップしてアプリを起動。(WiFiに接続している状態必須)
リスト表示されるので、 “Community Sources”をインストール。その後“BSD Subsystem”、最後に“OpenSSH”をインストールする。

次にマックのアプリケーションーユーティリティにあるターミナルを起動して次のコマンドをタイプする。

ssh -l root 192.168.100.131

↑ここで使ったIPはあくまでわたしのIPアドレスであり、それぞれ先ほど上の手順でメモった自分のIPアドレスをココに入れること。

はじめてSSHを使った場合には、“Warning” “Remote Host identification has changed”とかいう警告が出てくる。もしでたら次のコマンドをタイプする。
sudo rm ~/.ssh/known_hosts
次に
ssh -l root 192.168.100.131
最後に出てくるプロンプトに yes とタイプする。

するとiPhonerootパスワードを聞いてくるので、
dottie
とパスワードを入力する。これがiPhoneのデフォルトのルートパスワード。

次にFTPクライアントを使う。FTPクライアントは好きなモノを選べばよい。Fuguというのが無料であるのだが、日本語環境と相性が良くないので、わたしはTransmitというアプリを使った。トライアルで試用できるのでまずは使ってみよう。気に入ればお金を払おう。
FTPクライアントにはいくつか種類があるが設定自体はどれも似たようなモノである。
設定内容としては iPhone のIPアドレス(わたしの場合は192.168.100.131)、user type は root、パスワードはdottie、プロトコルはSFTP、ポートは22、Pathは/である。わたしの設定画面は↓こんな感じ。(クリックで拡大。)
Transmit設定

まずはiPhoneに接続してみる。トップディレクトリに入ろう。
接続すると出てくるスクリーンで、右側がiPhoneの内部、左側がMacである。
Sftp -Transmit画面
右側の画面で “bin” をダブルクリック。ファイルがわんさか出てくる。ほとんどがBSD Subsystem関連。左のマック側をオープンし、“free111/tools” をダブルクリック、次に“turbo-cable-utils…” をダブルクリックすると“bin-iPhone”が出現。これをまたダブルクリックすると turbo・・で始まるファイルが沢山出てくる。
Turboコピー

これらturboで始まるファイルを全てiPhoneのbinにコピーする。まとめてドラッグすればOK。
次に右側のスクリーンを下にスクロールしていくとturboファイルが見える。これらを全て選択してキーボードから [Command]キーと[I・アイ」キーを同時に押して情報を見る。ここで権限を↓図のように755に変更する。これらはまとめて選択して一気に変更する。
権限変更

次に右側iPhoneスクリーンで“private”“var”とダブルクリックして“root”を開く。左側マックは“applesaft-0.92″ 、次に“bin”を開いて現れる“applesaft.trb” を右側の“root” にコピーする。権限の変更は不要。

5.TurboSIM設定
ターミナルはまだ起動しているはず。もし切れているならば再度↓これをタイプ。
ssh -l root 192.168.100.131

もちろん自分のIPアドレスで。

ここでiPhoneのSIMスロットから、出荷時に入っていたAT&TのSIMを取り出す。iPhoneは “No SIM” といってくるのでOKとタップする。
AT&TのSIMと手持ちのiPhoneで使用するSIMの両方をTurboSIMのチップに合わせてカットする。
Img 1095-2
準備できたらターミナルから↓をタイプする。
launchctl unload /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.CommCenter.plist

AT&TのSIMとTurboSIMを組み合わせてiPhoneのSIMスロットに入れる。TurboSIMは激薄なので壊れやすい。十分注意すること。
入れたらターミナルから↓をタイプする。
turbo-info

ほぼ間違いなくエラーが表示されるのでもう一回同じコマンドを入れる。次はエラーが出ずに↓のような表示がでる。

Kernel Version 1.2.7.0
Serial Number XXXXXXXXX
OK. No Error

コレがでればOK。上のXXXXXXXXはTurboSIMのパッケージにある番号。
もし二回目でも↑のようにならない場合はTurboSIMとSIMカードがうまく組み合わせていない可能性があるのでもう一度見直そう。

次にターミナルから↓をタイプ。
turbo-app /private/var/root/applesaft.trb

うまくいっていればスクリーンに↓が表示される。
SIZE 2021
initializing modem
modem initiated
OK. No Error

これでTurboSIMのプログラミングは完了。次にcommmcenterを再度有効化するために↓これをタイプする。
launchctl load -w /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.CommCenter.plist

iPhoneを再起動する。iPhone上部にあるSTARTボタンを長押しすると液晶画面に赤色のスライダーが出てくるので、コレを使ってオフする。
しばらくしてもう一度STARTボタンを押して再起動する。

iPhoneから “Settings->Phone” のメニューをたどると、SIM Applicationという新しいオプションが出来ている。
コレをタップするとAppleSaft、さらにタップすると見える”Set”をタップする。すると画面全体にICCIDとIMEIが表示される。この下部にあるAcceptをタップする。すると元の画面に戻りSetにチェックが入っているのが判る。これでOK。

SIMトレーを開きAT&TとTurboSIMを抜き出す。次に自分のSIMとTurboSIMを組み合わせて挿入する。
しばらくすると認識され動作する!!最初に液晶画面左上に小さくAT&Tと表示されすぐに自分のSIMのキャリア表示に変わる。

OK!!やったぁ〜 おめでとう!!

これであなたのiPhoneはFW1.0.2(ただしModem部は1.1.1)でTurboSIMで動作している。


6.FW1.1.1へのUpgrade

iNdependenceを起動、Firmwareタブから”Pre 1.1.1 Upgrade”を選択する。iTunesを開いてiPhoneと一端接続しておくことを指示するので、その通りに一端接続する。その後、OKしてiNdependenceを進める。

”Pre 1.1.1 Upgrade”が終了したら、iNdependenceを終了し、iTunesに戻って”アップグレード”を選択する。決して復元ではない。復元するとコレまでの設定の全てがクリアされるので注意。Firmwareを更新するのでコレにはかなり時間がかかる。

アップグレードが終了したらiTunesを終了。再びiNdependenceを起動、”Activate Phone”を選択。するとiPhoneを二回再起動させられるのでフォローする。

これでOK!!アクティベーションしたら以前にやっていたTurboSIMの設定はそのまま生きている。
自分のSIMが認識されているはずである。

更に↓で紹介したいくつかのTipsをやればもう完全な日本語版iPhoneの出来上がりだ!
「iPhone1.1.1 日本語キーボードを使うには」
より良い iPhone へ

4 Responses to “iPhone1.1.1 を TurboSIMでSIMロック解除する方法(実技編)”

  1. Jacky2.0 Says:

    TJ様

    詳細なレポート、お疲れ様です。
    ありがとうございます!!

    明日、脳が活性化している時、熟読させていただきます。

  2. TJ Says:

    Jacky2.0さん
    説明が足りていないところなどあると思います。
    何かあればまたコメントして下さいね。

  3. Jacky2.0 Says:

    TJ様

    私のiPhoneは現在1.0.2ですが、、
    その場合は、「6.FW1.1.1へのUpgrade」のみの作業にてOKとの認識でよろしいのでしょうか?

    Mac環境なく、単語もあまり理解できない私は、手を出さないほうがいいでしょか??

  4. TJ Says:

    Jacky2.0さん
    どういう経過をたどっているかによるんですね。
    後で「どのバージョンのiPhone」は「どの手順によって1.1.1化」出来るかを説明するエントリーを書きたいと思います。

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