亜洲モバイル人柱隊

ここでは香港在住・日本人3人がもてる技術と知識と資金をフルに投入し少しでも快適なモバイル環境構築を目指して日々奮闘する様を紹介する。

もう一度クリエの海外撤退報道を考える

Posted by toji on 6月 3rd, 2004

昨日はメモリースティックについて考えたが、PalmOSLove庵さんのサイトで知った、「クリエは国内のみの展開に、海外での販売終了へ - 事業戦略を見直し」というタイトルを見てた上で、もっと根本的な問題として、クリエが北米において存在意義を失っているのではないかということについて考えてみたい。

以前にもコモディティ化するPDAについて書いたことがあるが、現在のPDAメーカは、以前にも増して自社製品の特色を強調しなければ商売を存続できなくなっている。つまりスケジュール管理や住所録といったPIM機能+α のα部分である。
GPS(Global Positioning System) やHandspring(現在のPalmone)のTreoシリーズのように電話機能を取り込んだモデル。かなり特化するがシンボル社のようにバーコード搭載モデルなどである。

そんな中でソニーは当初から音楽や映像といったエンターテイメントを自社製品のα部と標榜して戦っていた。
数あるPDAの中で、クリエのエンターテイメント機能はそれなりによく出来ていると思う。しかしそこに大きな敵がやってきた。iPodである。そもそもiPodとクリエは正面衝突するプロダクトではないはずだが、クリエがα部を強調すればするほど、iPodと衝突することになる。

携帯電話が通話料で継続的な料金徴収モデルを持つように、アップルはITunes Music Sore(iTMS) で継続的な料金徴収モデルを確立した。
この料金モデルを持つアップルと持たないソニーでは戦いが長引くほどにソニーの傷は深くなると思われる。
幸いなことに日本にはまだiTMSがない。このアップルのモデルに対抗できるようになるまではエンターテイメントを標榜したクリエでは戦えないとソニーは考えたのかもしれない。

TJ

One Response to “もう一度クリエの海外撤退報道を考える”

  1. PalmOSLove庵 Says:

    クリエは国内のみの展開に、海外での販売終了へ - 事業戦略を見直し

    MYCOM PC WEBによると、先日の報道では「北米」「欧州」のみでの撤退と記載されていたのですが、日本国内以外での「すべての国外での販売」を終了すると報道されています。
    「クリエの名称を含めてビジネスを検討する。Palm OSは(クリエビジネスにおける)重要な候補」という

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