メモリースティックに固執するべきではない。
Posted by toji on 6月 2nd, 2004
ソニーから発表されたクリエの海外市場撤退に関して考えてみた。
ここ数年ソニーの戦略は「メモリースティック(MS)というツールを使ってPC、PDA、デジカメといったデジタルデバイスを串刺しにする」ことだったと思う。つまりソニーのデジカメを買ったらそこにはMSやMSスロットがついており、PDAを買うなら、MSが使えるソニーにしようと購買者に思わせる、という囲い込みの戦略である。
以前はわたしも、デジカメ撮影後には、コンパクトフラッシュ(CF)などシリコンメモリを本体から抜き出し、PCにつないで撮影した画像を取り込むという方法をとっていたが、ある時、付属するケーブルをつないぐことで、外付けディスク(マスストレージ・デバイス)としてPC側に認識させることが出来ると知ったときから、メモリを抜き出さなくなった。
つまりシリコンメモリはデバイスに装着しっぱなしにするようになった。これはデジカメだけでなくPalmでも同様である。こうなるとメモリを使い回ししないのだから、デジカメ選択の際に、MSかSDかと考える必然性は明らかに低下した。(もちろんゼロではない)
ソニーの思惑が世の中の進化(OSがウインドウズXPになり、デジカメにクレードルが付属するようになった。)とともにずれてきたといえる。
このように囲い込み戦略の効果が低下してくると、逆にMSであることが悪く作用する。
つまりメモリがデバイスにつっこみっぱなしになった場合には、メモリの評価のポイントはメモリサイズと値段の2点だけになってしまう。
そもそもMSはMB(メガバイト)あたりの単価が、SDやCFに比べて割高である。殆どソニー1社でがんばっているのと、たくさんのサードパーティが競い合って製造しているモノのコストはおのずと違ってくる。蛇足だが、わたしはMSを購入するのは日本と決めている。消費税を含めても香港は日本に比べても2割ほど高いのだ。米国でも状況は似たり寄ったりではないか?
更に追い打ちをかけたのが、256MBを最後にMSは大容量を出せなくなったことだ。かなり遅れてProを出したが、はっきり言ってタイミングが遅すぎたし、青色、白色、Duoとラインナップが複雑になりすぎた。
またMSをインターフェイスとした通信デバイスなど日本以外には存在しないように周辺機器の多彩さにも限界がある。
これは大昔にあったベータマックスの悪夢再来である。
今後もMSスロットしかないデバイスを作り続ける限り、海外マーケットでは苦戦するのではないか?
世の中にはアップルにコミットし続けるわたしのような人間もいる。日本にも、ここ香港をはじめとして海外にも同様に、割高なソニープレミアムを払い続けてくれるソニーファンがいる。しかしその数は日本国内ほどではない。
そうだとすると今回のVaio Type UのようにCFスロットとMSスロットのデュアルにするなどしてMS色を薄めることで、正々堂々とではないが、ひっそりとMSの敗北を認めることが被害を大きくしない方策ではないか?
TJ


6月 2nd, 2004 at 21:43:07
まったくもってそのとおりだと思う。
ま、通信はCFカードが事実上標準となったからCFは搭載せざるを得ないとは思いますね。
あとはSDカードスロットを搭載する勇気を持ってるかどうかですね。
ちなみに、最近発表になったソニーにカーナビはご存知ですか?
私的にはTypeUよりこちらが魅力です。
http://www.sony.jp/products/me/xyz/index.html
CF型AirH”でWEBもメールもOK、MSスロット搭載でMP3も聞けると聞きました。
もうクリエもいりませんね。絶対買います。
6月 2nd, 2004 at 23:55:31
ひ様
コメントありがとうございます。
このカーナビ初めて知りました。素晴らしい!!
私が日本に住んでいたら間違いなく購入していますね。
だって今回TypeUを購入するのは、少しでもカーナビの代用になればいいと思ってのことですから。このカーナビを使うために日本に住みたいと思うくらいです。
7月 18th, 2006 at 12:55:51
compare xenical prices
7月 18th, 2006 at 17:13:41
cigarette lighter
7月 25th, 2006 at 4:52:36
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